OpenSeaで出品してみよう②「Mint」と「List」

NFT NFT

前回はOpenSeaの登録をする方法を解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
ちょっと手順が多くて複雑でしたよね(^_^;)
自分で書いていながら「まだあるの~!?」って思いました(笑)
でもここまできたらあとはデジタルデータを登録、出品するだけです。
また新しい用語が出てくるので1つずつ解説していきましょう♪

コレクションにNFTを追加しよう!「Mint」とは?

OpenSeaのアカウント登録、メタマスクの接続、コレクションの設定が終わったら、次はコレクションに並べるNFTを作っていきます。
トップページの右上にある「Create」をクリックしてアイテムの登録をしましょう。
一番上の四角で囲まれた場所をクリックし、NFT作品にしたいデータをアップロードしてください。
ただし、OpenSeaにアップロードできるのは画像、動画、音楽、3Dモデルで、ファイル形式はJPG、PNG、GIF、SVG、MP4、WEBM、MP3、WAV、OGG、GLB、GLTFに限ります。
サイズも40MBが上限となるので、自分のデータが該当するかチェックしましょう。
アップロードができたらデータの名称、説明文、リンクなどを入力していきますが、まずは名称と説明文だけで十分です。
「データ」や「レベル」は、ゲームキャラクターの場合に使う項目なので、関係ない場合は未入力でも構いません。
入力が終わったら「Create」をクリックし、データの登録を完了します。
これで先ほどアップロードした画像や動画が、ただのデータから「NFT」になりました!
ここまでの手順を「Mint(ミント)」といい、コレクションに商品が追加されたことを意味しています。

いよいよNFT作品の販売へ!「List」とは?

コレクションにMintされただけでは、まだ誰も購入することができません。
商品棚に並べたら、値段を付けて販売を開始する手順が必要です。
コレクション画面で先ほどMintしたNFTを選択し、「Sell」のボタンをクリックしましょう。
するとMintされているNFTの情報が表示され、出品の要件を細かく設定する欄が出てきます。
まずは出品方法について設定します。
「Type」では販売者が設定した固定価格で売る「Fixed Price」とオークション形式で売る「Timed Auction」のどちらかを選択します。
(オークションの場合はさらに細かい要件を設定するのですが、また後日詳しく調べてみますね)
固定価格の場合は、何ETHで売るか入力しましょう。
数字を入力すると、枠の下に現在のレートだとどのくらいになるのかドルで表示されます。
これを目安に、同じようなNFTがどれくらいの相場なのか調べて設定してみましょう。
入力が終わったら「Complete listing」をクリックし、これでNFTの出品準備が整いました。
ここまでの手順はNFTの「List(リスト)」と呼ばれ、先ほどのNFTをコレクションに並べたMintと区別されています。

アカウント初期化って?ガス代の支払い

前回解説した「ガス代」覚えていますか?
初めて出品する時に支払う手数料のことですが、一体どこで必要になってくるんだろうと思っていたら、OpenSeaアカウントの初期化に使われることが分かりました。
先ほどのNFT出品設定を保存すると、メタマスクが立ち上がり請求されるガス代が表示されます。
一番上にメタマスクの残高も出てくるので、ガス代と照らし合わせて足りているかチェックしたら「確認」をクリックします。
そのあと表示される「トークンを追加」ボタンをクリックしたら支払い完了です。
決済には1時間くらいかかることもあるようですが、あとは処理が終わるのを待つだけなので安心して良いでしょう。

祝!NFTデビュー♪コレクションページを見てみよう

ガス代の支払い処理が終わったら、コレクションページに飛んでみましょう。
そこに先ほど作ったNFTが値段を付けて表示されていますよね?
これで世界中のユーザーから買ってもらえるようになりました。
データの画像とともに、名称、現在誰が所有しているか、このページを閲覧した人数、販売期間、現在の価格が表示され、さらにタブを選択するとNFTの説明や価格の変動があった場合の履歴、取引の履歴を見ることができます。
ここに登録されている作品は、ETHのブロックチェーンによって証明された唯一無二の存在「NFT」になるのです!

 

今回はデジタルデータをNFTとして登録、出品するまでをまとめてみました。
NFTが売れてからの処理や、NFTを購入したり転売したりする方法についても追って調べていきたいと思います。

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