個人でもチャンスがある!?「マイニングプール」で仮想通貨をゲット

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私はNFTを始めるため、ビットコインやイーサリアムの仮想通貨を用意しました。
しかし調べていくうちに、NFTよりも仮想通貨を使った投資の方が早くお金を増やすことができそうだと思うようになりました。
また、ステーキングやファーミングなどの仮想通貨投資の他にも、マイニングによって仮想通貨を得る方法があります。
今回は、個人では難しいマイニングで報酬を得るために、新たに生まれた方法「マイニングプール」について調べてみました。

「マイニング」って何?

「マイニングプール」について調べる前に、まず「マイニング」という言葉について整理しておきます。
以前も解説しましたが、覚えていますか?
私もちょっと自信がないので(笑)、もう一度おさらいしてみましょう。
「マイニング(採掘)」とは、仮想通貨の取引データをまとめた「ブロック」を形成し、不正がないかをチェックする作業のことです。
マイニングを行なう人を「マイナー」といいますが、最も早くマイニング作業を終わらせた人だけが報酬を得ることができます。
早くマイニングするためには、高性能なコンピューターが必要です。
最近は企業が大規模な高性能コンピューターを使って参加しているため、個人のマイナーが報酬を勝ち取るのは至難の業でしょう。
ビットコインの価格が上がっていけば、マイナーに名乗りを上げる企業・個人はどんどん増え、さらにコンピューターに求められる性能が高くなってしまいます。

「マイニングプール」で効率よく報酬ゲット!

現在、個人がマイニングするのは事実上不可能であると言われています。
個人が企業に勝つのは無理だけど、みんなと協力すれば勝てる!ということで、複数のマイナーが集まってマイニングする方法が生まれました。
これを「マイニングプール」といいます。
個人であれば、今はマイニングプールを利用している人がほとんどのようです。
これなら企業の大規模なコンピューターにも対抗できるので、個人でも報酬をゲットできるチャンスがあります。

マイニングプールが良い理由

個人のマイナーが1人でマイニングする場合、かなり高性能なパソコンを持っていなければなりません。
さらにパソコンは常にノードとして稼働させる必要があるので、マイニングをしながらメールをチェックしたり仕事に使ったりすることはできません。
マイニングをするためだけのパソコンを用意しないといけないなんて、それを聞いただけでも無理だと思いました(^_^;)
しかしマイニングプールを利用する場合は、一般家庭にもある普通のパソコンでもできます。
また、普段使っているパソコンの演算機能を一部利用するだけで良いので、同じパソコンでメールの送受信や仕事もできます。
これなら、気軽に始められそうですね。

マイニングプールは報酬が少ない?

個人でマイニングする場合、一番早く処理を終わらせたマイナーが報酬を総取りできます。
しかしマイニングプールの場合は、参加者同士で報酬を分配します。
受け取れる報酬は「貢献度」、つまり提供した演算機能の処理能力に応じて決まるので、高性能なパソコンを持っていない人は少ない額になるでしょう。
先ほど家で使っているパソコンでできると言いましたが、やはり高性能なパソコンでないと大きな報酬は期待できません。
参加するプールによっては、ハイスペックコンピューターを所有しているマイナーが多く参加していることもあります。
マイニングプールは、自分でも十分貢献できるかを考えて選ぶようにしましょう。

報酬はどうやって分配される?

マイニングプールに参加する人の集まりを「プール」といいます。
マイニングが成功すると、まずはプールの管理者に報酬が与えられ、次に参加者へ分配される仕組みです。
この分配方法には代表的な2つの種類があるので紹介しますね。

・PPS(Pay Per Share)

「ハッシュレート(処理能力)」×「シェア(稼働時間)」から比率を出し、これに基づいた額の報酬が参加者に分配されます。
この方法では、マイニングが成功するしないに関わらず報酬が支払われます。
マイニングが失敗すれば、プール参加者への報酬が管理者の負担となるでしょう。

・PPLNS(Pay Per Last N Shares)

報酬が発生した時点から、ある一定期間さかのぼった過去までのシェアによって報酬を分配する方法です。
マイニングが成功し、報酬が出ると決まってから分配額が計算されるため、運営者もリスクを抑えられます。

PPLNSのメリットは?

マイニングプールでは、別のプールへマイナーが移動してしまうということがあるのですが、PPNLSはそれを回避するために使われます。
例えば「まだマイニング成功まで時間がかかりそうだな、他のところへ行ってみよう」と思ったマイナーが離脱して、報酬確定の手前で戻ってくるということがあります。
参加すれば必ず報酬が分配されるPPSを採用していると、他のマイナーに便乗しようとする人もいるでしょう。
それほど貢献していないのに、報酬だけもらっていかれては困りますね。
PPLNSでは、マイニングが成功すると決まる前にどれだけ稼働していたかで報酬が決まるので、より長くプールに参加してもらうことができるのです。
報酬が決まる直前で戻ってきても、少ししか稼働してないから報酬額は少なくなります。
マイニングのために長い時間協力してくれたマイナーだけが多くの報酬を得られるので、公平な分配方法です。

マイニングプールには何が必要?

マイニングプールを利用するためには、パソコンやマイニングソフト、ウォレットが必要になります。
それぞれどういうものを準備したら良いのか調べてみました。

・パソコン

マイニングをするためには、演算・制御をする装置が必要です。
演算する装置「CPU」は、一般的なパソコンにも搭載されているので、これだけでも参加できるでしょう。
グラフィックボード(画像と映像の処理専門装置)「GPU」はさらに高い処理能力がある装置です。
マイニングに適したものが売られているので、これを購入してマイニングする人もいます。
CPUだけの場合よりも効率的なので、より多くの報酬を期待できるでしょう。
マイニングに特化したデバイスとしては、「ASIC」があります。
処理能力がCPUやGPUと比べ物にならないくらい高いので、本格的にマイニングするならこちらもおすすめです。

・マイニングソフト

プールを運営している事業者が提供しています。
これをインストールすれば参加できます。

・ウォレット

マイニングプールで配られた報酬はウォレットで管理します。
マイニング専用でなくても、仮想通貨を買った時の取引所内ウォレットでもOKです。

他にもプールがある!?

仮想通貨とプールの関係について調べていると、今回解説したマイニングプールの他にも、「リクイディティプール」とか「流動性プール」と呼ばれるものがあるみたいです。
マイニングプールとはちょっと意味が違うみたいなので、また調べてみようと思います。
それにしてもプールとかファーミングとか、もともと知っている言葉と違う意味のものが仮想通貨業界にはいっぱい出てきますね。
どうしても夏休みのプールと農場が頭に浮かんでしまって、新しい言葉として受け付けない自分がいます(笑)

 

今回は、マイニングプールの仕組みについてお話しました。
実際にどうやって参加するのかは、もう少し調査が必要なのでしばらくお待ちください(^_^;)
彼氏と一緒に勉強しておきますね♪

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