「バイナンスコイン(BNB)」って?海外取引所「バイナンス」についても勉強しよう

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LOLLIPOP(ロリポップ)でも使われる仮想通貨「バイナンスコイン(BNB)」。
仮想通貨取引所である「バイナンス」の基軸通貨ということで、時価総額も上位にランクインしています。
しかし、仮想通貨初心者の私としては「ビットコインやイーサリアムと何が違うんだろう・・・」と思っているところです(^_^;)
みなさんのなかにも、「バイナンスコインって何がそんなに良いの?」と感じている人はいませんか?
ということで、今回は「バイナンスコイン」について調べてみることにしました。

「バイナンス」って?仮想通貨取引所について知ろう

バイナンスコインを勉強する前に、まず「バイナンス」という仮想通貨取引所についても知っておきましょう。
最近、日本でも「ビットフライヤー」や「コインチェック」などの仮想通貨取引所のCMが流れていますよね。
これらは国内取引所であり、金融庁の認可を受けた業者です。
「バイナンス」は海外の取引所で、日本の金融庁からは認可されていません。
そのため、何かトラブルがあっても日本の公的機関から解決してもらったり、被害額の保障などをしてもらえたりすることはできないでしょう。
バイナンスに限らず、海外取引所を使う時はメリット・デメリットの両方を理解しておく必要があります。
実際に、バイナンスは2019年にハッキング被害に遭っており、45億円もの損失額が出たそうです。
ユーザーが失った資金はバイナンスによって全額保証されましたが、事態を重く見た各国の政府から警告を受けることになりました。

バイナンスのメリット・デメリット

「バイナンスコインが欲しいから、バイナンスに登録しよう」と決める人もいるでしょう。
しかし先ほど言ったように、海外取引所であるバイナンスに登録するかどうかは、メリット・デメリットをしっかり調べてから判断しましょう。

・メリット

バイナンスは200を超える種類の仮想通貨を取り扱っています。
国内取引所だとせいぜい15種類くらいなので、マイナーな仮想通貨が欲しければバイナンスが便利です。
また、最大で20倍のレバレッジをかけた取引ができるのもバイナンスの利点です。
国内の取引所では、最大でも2倍のレバレッジしかかけられません。
大きなレバレッジをかけると失敗した時のリスクも大きくなりますよね。
しかし、バイナンスの場合はゼロカットシステムを導入しているため、借金を負うことはないでしょう。
そのほか、取引手数料が安いことや、サーバーが強いためシステム障害が起きにくいこともメリットとして挙げられています。

・デメリット

バイナンスは、日本に住む人には不向きな取引所だといわれています。
日本円での入金ができないため、まず国内取引所でバイナンスに対応する仮想通貨を購入しなければなりません。
つまり、バイナンスを使いたければ国内取引所の登録も必要だということですね。
さらにバイナンスのCEOは「日本での展開は期待していない」と発言していることから、今後も日本人向けのサービスができるとは思えません。
2022年6月現在はサイトやアプリも日本語対応していますが、これからどうなるかは分からないのが正直なところです。
日本の金融庁としても、バイナンスに対して「無許可で日本居住者にサービスを提供した」という警告を出しています。
ただし、ユーザーがバイナンスを使うことを禁止するものではありません。
これからバイナンスに登録したとしても、罪になるわけではないのでご安心を。
しかし、バイナンス側も日本でのサービス提供を停止することを発表した過去があり、お互いにあまり印象が良くないのかもしれませんね。

バイナンスが各国政府に歩み寄り?

バイナンスと日本の金融庁には色々あったみたいですが(笑)、現在バイナンスに登録し、利用することは可能です。
一時は日本語サービスが停止されたものの、2022年には復活しています。
また、各国からの警告に対して、バイナンスは本人確認の義務付けも行いました。
今後も、さらに世界の国々で信頼される取り組みがなされるのではないでしょうか。
これを機に日本との関係も良くなっていくといいな・・・と思います(^^)

「バイナンスコイン」って?「基軸通貨」って?

バイナンスコイン,BNB

バイナンスについての解説が長くなってしまいましたね(笑)
それではいよいよ「バイナンスコイン(BNB)」について勉強していきましょう。
バイナンスコインは仮想通貨取引所バイナンスの基軸通貨です。
この「基軸通貨」とは、他の仮想通貨と交換するために使われる基本の通貨のこと。
バイナンスの場合は、バイナンスコインで他の仮想通貨を購入し、仮想通貨を売ればバイナンスコインを受け取ります。
国内取引所なら日本円で仮想通貨を購入、仮想通貨を売れば日本円が手に入りますよね。
つまり、国内取引所の基軸通貨は「日本円」になります。
ちなみに、バイナンスコインのシンボルは「BNB」です。
2022年5月時点では時価総額が5位となり、人気の仮想通貨に数えられています。

バイナンスコインを持っていると良いことは?

バイナンスコインは、イーサリアムの規格「ERC20」に準拠して作られました。
つまり、イーサリアムのブロックチェーンを持っているということですね。
バイナンスの取引手数料をバイナンスコインで支払うと、手数料が半額になるというメリットがあります。
ただし、バイナンスを使って2年目以降になるとこの割引率が減ります。
2年目からは25%割引、3年目は12.5%割引、4年目は6.75%割引です。
5年目以降はバイナンスコインで支払っても取引手数料が割引になりませんが、
もともとバイナンスの手数料は0.1%とかなり低くなっているので、あまり気にする必要はないと思います。
「バイナンスの手数料を安くするためにバイナンスコインを買おう!」というよりは、「せっかくバイナンスコインを持っているなら手数料の支払いに使って」という感じですね。

バイナンスコインは両替機能がある!?

仮想通貨取引所では、ビットコインをイーサリアムに換えるなどの仮想通貨同士の交換をすると手数料が掛かるのが普通です。
しかし、バイナンスコインには無料で両替ができる「コンバート」機能があります。
コンバートできるのは40種類の仮想通貨に限られますが、無料で交換できるのはお得ですよね。
例えばごく少量の仮想通貨を持っている人は、他の仮想通貨に換えようと思っても最低取引額に満たないために売買ができない場合があります。
バイナンス上でバイナンスコインにコンバートすれば、少量の仮想通貨も無駄になりませんね。

バイナンスコインはどうやって買うの?

バイナンスコインを取り扱うバイナンスは、海外取引所です。
日本円を入れることも、日本円でバイナンスコインを購入することもできません。
国内取引所で購入したビットコインなどの仮想通貨を、バイナンスに送金する必要があります。
まずは国内取引所に登録し、口座を開設して日本円を入金しましょう。
その日本円でビットコインを購入してください。
次にバイナンスに登録し、口座開設します。
国内取引所からバイナンスへビットコインを送金したら、ようやくバイナンス上でバイナンスコインを購入できます。
「今すぐバイナンスコインが欲しい!」と思っても、その日のうちに手に入れられないこともあるでしょう。
また、急いでいるとウォレットアドレスの入力ミス(コピペが基本!)などが発生する場合もあるので、時間に余裕を持って行動するのがおすすめです。

 

バイナンスコインは、LOLLIPOPでも使えます。
LOLLIPOPのトークン「LPOP」を買ったり、オークションに参加したりする時にも出てくる仮想通貨なので、覚えておいてくださいね。

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