ビットコインが大暴落!原因と対策を調べてみよう

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「ビットコインが値下がりしているよ!」
スマホのアラームより早く、彼氏からの電話で起こされた私。
とりあえずチャートを見てみると、確かに大暴落しています(^_^;)
2021年には700万円もの高値をつけたビットコインでしたが、最近では250万円くらいまで下がってしまったことも・・・。
仮想通貨はこれからどんどん広まり、価値が高まっていくと予想されていたはずでした。
特にビットコインは、法定通貨に取って代わる存在になるとまで言われていましたよね。
一体何が起こっているのでしょうか。
今回は、ビットコインが急落している原因について調べてみました。

今に始まったことではない?毎年繰り返される大暴落

私は仮想通貨を勉強し始めて日が浅いので、今回のような大暴落を目にするのは初めてです。
しかし、長年ビットコインを追っている人にとってはよくあることだとか。
毎年、高値からの急落は起こっており、またしばらくすれば価格が上昇していく・・・というのが通例みたいです。
しかし、専門家によっては「今回の大暴落はビットコインの将来性をも揺るがす事態だ」と言う人もいます。
いつものことなのか、それともビットコインの終焉を予兆するものなのか、分析する必要があるでしょう。

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なぜ暴落するの?ビットコインの価格を決める要因とは

ビットコインの価格が下がった時は、世界で何が起こっていたのでしょうか。
これまでの例を見てみると、アメリカや中国などが仮想通貨の規制を強化したタイミングと暴落の時期が一致していることが分かります。
ユーザー数の多い国や、世界の経済にも影響を与える大きな国の決定は、仮想通貨の価格を左右するでしょう。
売買に対する規制が強まれば、手を出しにくくなりますよね。
需要が減少することで、仮想通貨の価格は下がってしまいます。
これはビットコインだけに限った話ではなく、イーサリアムなど他の仮想通貨においても同じことが言えるでしょう。
現在ビットコインだけが安くなっているのではありません。
多くの仮想通貨が軒並み下落しており、仮想通貨業界の存続自体を不安視する人もいるようです。

仮想通貨だけではない!?株やFXもピンチ!

私の知り合いに、FXをしている人がいます。
そういえば「FXも大暴落してるよ」って話していたような・・・。
調べてみると、確かに株やFXでも大暴落していることが分かりました。
世界的な不況により、2021年の年末には株・FXの市場で価格の急落が起こっています。
これと時を同じくして、ビットコインも1日で80万円下落している・・・!
なぜ株やFXと仮想通貨が同じ動きをしたのでしょうか。
特に年末ということもあり、株・FXの下落によってアメリカが金融の引き締めをしたことが原因だと言われています。
これによりさらに株式市場が急落、その影響が仮想通貨業界にも飛び火し、ビットコインの暴落につながったのでしょう。
もはやどの投資方法を選んでも、稼げない世の中になっているのかもしれませんね。

利確が原因!?バブルが弾けただけだという意見も

この数年間はビットコインにだけでなく、仮想通貨全体で価格上昇が続いていました。
定期的に大暴落するものの、長期で見れば価格が上がり続けていたと考えることもできます。
また、大暴落の後はまた上昇していくのが常でした。
ある程度高値をつけると、「ここらへんで頭打ちかな」と考える人がいてもおかしくはありません。
利確する人が増え、売りに出されるようになると価格は下落していきます。
ビットコインが大暴落したと見るか、価格上昇が一旦ストップしたと見るか・・・。
バブルが弾けただけなら、当然といえば当然の流れなのかもしれません。

イーロン・マスクのせい!?テスラに関するツイートで大混乱

ここまでお話しした内容は、ビットコインの価格を暴落させる原因としてごく当たり前の現象と言えるでしょう。
それだけであれば、「いつものこと」だと楽観視する人が大多数だったかもしれません。
しかし、ある有名人の発言が世界を大混乱に陥れます。
ビットコインが暴落する要因が揃ったところで、世界的大富豪イーロン・マスクが余計なことを言ったからさあ大変!
ビットコインの価格をさらに下げてしまう原因を、1人の男が作ってしまったのです。
アメリカの大手電気自動車メーカーのCEOでもある彼は、Twitterで「テスラはビットコインでの購入を認めない方針である」と発信してしまいました。
テスラは会社の資産から7%を使い、1600億円ものビットコインを購入しています。
イーロン・マスクの発言により、投資家は「これからテスラが保有する多額のビットコインが売却されるのではないか」と考えました。
一度に1600億円もビットコインが売却されたら・・・!
価格が大暴落するのは必須です。
慌てた投資家たちは、自分の保有するビットコインを売りに出し、これによってビットコインは売りが売りを呼ぶ状態になってしまいました。
その後イーロン・マスクはビットコインの売却を否定し、騒動は落ち着きます。
しかし、ビットコインも他の仮想通貨も下落トレンドから復活することはありませんでした。
イーロン・マスクは、多額のビットコインを売るなんて一言も発していないのに・・・。
常に先を読みながら行動する投資家にとっては、大物財界人のつぶやきすら判断材料になってしまうようです。

著名人は発言に注意して!自分だけ疑っても意味がない

重要な会社の決定なら仕方がないですが、「方針」とか「そういうつもりでいるかも?」というくらいの考えなら軽々しく口にしないでもらいたいですね(^_^;)
投資において、国のトップや著名人の発言は注目すべきと言いますが、その人達も自分の発言に気を付けてほしいです(笑)
「そんなまさか~」と1人の投資家が思っていても、他の大多数の投資家が著名人の発言を真に受けてしまったらもう止められません。
発言に騙されないように、というよりも「他の投資家がどう動くか」を予想するしかないようです。

未来は誰にも分からない・・・ピンチととらえるかチャンスととらえるか

現在、「ビットコインは大暴落を繰り返しているから信用できない」という人と、「どうせ大暴落を繰り返すなら安いうちに買うべし」という人で意見が分かれています。
これまでの経緯を見てみると、ビットコインが大暴落するのはほぼ毎年のことです。
そして、その後比較的早い段階で価格が持ち直していることも繰り返されています。
大暴落したとしても、すぐにまた上昇していくと考えれば、むしろ安くなった今が買い増しのチャンスかも!
しかし、仮想通貨に限らず株やFXでも「必ずこうなる」ということはありません。
どんな投資でも未来を確実に当てることはできないのです。
今大暴落しているビットコインが、数年経ってもまだ下落し続ける可能性もあるでしょう。
他の仮想通貨でも同じく下落するか、どれか1つだけが勝ち残っていくかさえ分かりません。

最も賢い方法は?分散投資しか勝たん

リスクを回避しながら、価格上昇の波も逃したくない!
そんなワガママを叶えるのが「分散投資」です。
ビットコインに全身全霊を懸けるのではなく、他の仮想通貨にも投資すると良いでしょう。
仮想通貨全体が瀕死の状態になるかもしれないと思うなら、株やFXなどの他の投資に分散する方法も。
また、時期による分散投資もおすすめです。
一度に大きな額を購入するよりも、毎月1回など、タイミングをずらして少しずつ購入してみましょう。
そうすればビットコインの価格推移によるリスクを軽減できます。

 

ビットコインの大暴落は今に始まったことではないと知って、少し安心しました。
しかし、今回の大暴落がいつものことなのか、歴史的な大事件なのかは後になってみないと分かりません。

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