NFTにコミュニティ運営は必須!?プロジェクトを広めるために

コミュニティ NFT

NFTを売りたい人は、とにかく有名になるしかありません。
どんなに魅力的な作品を作っていても、誰も知らないアーティストではなかなか買ってもらえないでしょう。
普通のアート作品とは違い、NFTは投資の面も持ち合わせています。
現時点で芸術作品としてのクオリティが高くても、「これから人気になるだろうな」という期待が持てないと売れません。
では、どうしたら投資したくなるクリエイターになれるのでしょうか。
今回は、コミュニティ運営で成功している人を参考にしてみましょう。

NFTにコミュニティが必要?個人ではかなり難しい

個人がSNSで「こんなコレクションを作っています♪ぜひご覧ください」と言っても、なかなか見てもらえません。
フォロワー数がたくさんいても、NFTについて知っている人がそのうちの何人いるかを想像すれば、この投稿によって作品を買ってもらうのはかなり難しいと分かりますよね。
NFT宣伝用の投稿にリツイートしても、それがきっかけで売れる作品はわずかです。
路上で絵を売っているのと変わらず、時間的コストや労力を考えると効率的な方法とは言えません。
では、NFTが爆売れしているクリエイターは何をしているのでしょうか。
もともと現実世界のアーティストとして名を馳せていた人を除けば、ほとんどがNFTコミュニティを持っています。
作品をアピールし、まだ知らない人へ広める役割を、クリエイターだけでなくコミュニティに属する多くのメンバーが担っているでしょう。
そのため、個人で宣伝するより早く、より広くコレクションを周知していくことができるのです。

国内最大級コミュニティは?「DAO」って?

日本で最も大きなNFTコミュニティは、「CryptoNinja」コレクションによる「Ninja DAO」でしょう。
「DAO」とは、自律分散型組織のことです。
これまでは仮想通貨の投資をしている人のコミュニティが一般的でしたが、NFTの分野でもDAOが生まれています。
NFTコレクションには目標が設定されているものもあり、作品を所有することでその目標を達成する手助けができるでしょう。
目標が達成すれば、作品の保有者や宣伝を手伝ってくれた人に配当があるかもしれません。
そうでなくても、コレクションの価値が上がれば、自分が保有しているNFTの価値も上がります。
つまり、NFTの購入はDAOに対する投資と同じなのです。
また、作品の保有者は「ホルダー」と呼ばれ、DAOなどのコミュニティに所属すれば発言する権利が与えられる場合があります。
(コミュニティの条件による)
ただ作品を購入するだけでなく、コレクションの今後にも大きく関われるので、継続して応援したくなるでしょう。

コミュニティ

コミュニティのあり・なしで盛り上がりが変わる?

もちろん、全てのNFTコレクションにコミュニティがあるわけではありません。
また、コミュニティがないと絶対売れないということでもありません。
しかし、コレクションにコミュニティがあるかないかで、将来性を判断している人も多いでしょう。
特に投資目的でNFTを購入している人は、ただ作品を作って売っているようなクリエイターからは買いません。
どんなコンセプトがあり、どんな目標達成のために動いているコレクションなのかを見ています。
コンセプトや目標、今後の展望が納得できるコレクションで、なおかつコミュニティ運営を積極的に展開しているクリエイターの作品を狙っているでしょう。
NFTを始めたばかりの人が、このような本気コレクターに認められるにはかなり努力が必要です。
しかし「このコレクションはしっかり考えられているな!」と感じれば、継続して購入してくれるかもしれません。
そうなれば出品する作品は必ず買ってもらえて、定期的に完売しているコレクションという箔が付きます。
それを見た人は「このコレクションは伸びるぞ!」と感じるので、さらに話題になるでしょう。
将来的には無名だったクリエイターが、発売するたびにオファーが殺到する人気アーティストになるかもしれません。

コミュニティってどうやって作ればいいの?

NFTをするなら、コミュニティだ!
でも、何をすればいいんだろう・・・?
現在のトレンドとしては、Discordなどのアプリでコミュニティ運営をしている人が多いみたいです。
Twitterでもコミュニティ機能ができたとか。
だから「コミュニティの活動場所を作る」のなら、これらのツールを使って作成することは可能です。
しかし、問題なのはどうやって人を集めるか・・・。
「あの、私、コミュニティ作ったんでぜひ・・・。良かったら・・・。」といきなりDMを送っても、恐らくスルーされるでしょうね(^_^;)
すでにNFTがいくつか売れている人だったら、購入者に声を掛ければ何人かは入ってくれるかもしれません。
まだ1つも作品が売れていない人や、コレクションのコンセプト・目標が定まっていない人は、まだコミュニティ運営には早いでしょう。
ある程度「出した作品は売れる」クリエイターになってから、コミュニティ運営について考えるのが良いと思います。

新規クリエイターは先輩コミュニティに入ってみよう

いつかコミュニティを作りたいと思っている人は、今どんなコミュニティがあるのかを見ておくのもおすすめです。
NFTに関連するDiscordには何があるか調べてみると、Ninja DAOの他にも様々なコミュニティがあることが分かりました。
OpenSeaにListされている作品の情報が共有できるもの、NFTやメタバースについての質問を受け付けているものもありますね。
また、クリエイターとコレクターが交流できる橋渡し的なコミュニティもありました。
ここに入れば、NFTの購入を考えている人に直接宣伝することができるでしょう。
そのほか、1つのコレクションに対して1つのコミュニティではなく、クリエイターとクリエイターをつなぐようなコミュニティも存在しています。
これからNFT活動を始める人は、このような横のつながりを持てるコミュニティに参加しても良いでしょう。
CryptoNinjaのような大きなコレクションだけが正解ではありません。
もっと気さくに入れて、一緒に成長していけるコミュニティにこそチャンスがあると思います。

Twitterのコミュニティ機能ってどうなの?

NFTのコミュニティといえば、今までDiscordが一般的でした。
しかしTwitterでコミュニティ機能が登場すると、Discordよりも手軽だと言う人もいます。
テーマごとにコミュニティを分けられるので、Twitterのアカウントを複数持たなくてもいいというのがメリットだとか。
詳しい使い方はまた後日調べることにしますが、Twitterで初めてコミュニティに参加するには誰かから招待してもらうか、キーワード検索によって自分でコミュニティを見つける必要があるようです。
また、コミュニティを作れるのはアカウント作成から一定期間経たないとダメだとか、一度作ってしまったらコミュニティは削除できないとか、ちょっと不便な点も・・・。
試しに使ってみたい人は、デモアカウントを作った方が良いかもしれませんね。

Twitterのスペースでもコミュニティ運営ができる?

最近は文章を読んで情報収集するよりも、音声を聞いて勉強する人が増えているそうです。
知識系Youtubeの動画を観ていた人も、今は音声メディアでインフルエンサーの話を聞くようになったとか・・・。
車での移動時間にも勉強できるので、効率が良いのでしょう。
Twitterの「スペース」機能でも、音声メディアのようなことができます。
文章を投稿するよりも、音声を配信する方が本当の気持ちが伝わるのかもしれませんね。
女性だと思っていた人が男性だったり、意外と可愛い声をしていたり、新たな発見があるようで面白そうです。

 

クリエイターは地道に制作活動を続けるだけでなく、自ら発信することが大切です。
結局はYoutuberやブロガーと同じように宣伝しないと芽が出ないのかも・・・。
ただの目立ちたがりにならないためにも、しっかりとした戦略が必要ですね。

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