NFTクリエイターのツイートをチェックしていたら、デジタルデータの販売と併せてフィジカルなグッズも作ってみたという人を見つけました。
オリジナルキャラクターのグラスやTシャツ、アクリルキーホルダーなど、お店で売られている雑貨みたいなクオリティです。
印刷会社に知り合いでもいるのかな?と思っていたら、同じようなグッズを作成している人がたくさん出てきました。
NFTクリエイターを相手に商売している印刷会社、またはグッズ制作会社があるのか・・・!?
今回は、現実世界でも人気が出そうなNFTキャラクターのグッズについて調べてみました。
みんなどうやって作ってるの!?私も欲しい!
「僕のNFTがグッズになりました♪」と投稿していた人の写真を見ると、NFTになっているキャラクターをプリントしたTシャツがありました。
自身のNFTを購入してくれた人1名に、Tシャツをプレゼントするとのこと。
へ~そういう宣伝方法もあるのか!
ファッションショップでもらうノベルティみたいなものかな?
そのほか、NFTが印刷されているステッカーやグラス、タンブラーなんかもありました。
自分が作ったキャラクターがグッズになるなんて、面白いですね。
みんなどうやって印刷会社やグッズ制作会社を見つけてくるんだろう・・・と疑問に思っていました。
すると、あるクリエイターの投稿が目に留まります。
「SUZURIで作ったよ♪」
なに?SUZURIとな?
早速検索してみることに!
NFTと組み合わせて利用したい!「SUZURI」とは
オリジナルグッズを制作することのできるサービス会社は色々ありますが、「SUZURI」はいち早くNFTとのタッグを狙っていたようです。
スマホの画像データなどからオリジナルグッズが作れるサイト「SUZURI(スズリ)」では、NFTクリエイターへの支援も計画されています。
もともとSUZURIは、NFTに限らず、デジタルデータをアップロードすることで簡単にオリジナルグッズが作れるサービスとして人気でした。
趣味で描いたイラストをグッズ化して販売している人も多く、副業としても話題になっています。
最近ではNFTに特化した機能もスタートし、メタマスクと連動させてグッズ作成ができるようになりました。
販売されているグッズのモチーフがただのイラストなのか、それともNFTとして発行されたキャラクターなのか、今後は購入を希望する側にも一目瞭然になるかもしれません。
また、現在はまだ始まっていませんが、NFTクリエイターへの売り上げ還元も計画されています。
クリエイターの手を離れたあと、NFT保有者によって作成されたグッズが売れた場合、売り上げの一部をキャラクターの生みの親であるクリエイターに返還しようという試みですね。
NFTマーケットでの転売ではなく、グッズ販売によってロイヤリティを獲得することも可能になるのではないでしょうか。
ただし、現在はグッズとして作成できるのは自分に著作権のあるオリジナル作品に限ります。
NFTに関連するサービスが増えるかも♪アニメ化も
SUZURIだけでなく、NFTの広がりに乗っかって新事業を立ち上げようとする企業は多いと思います。
以前私が調べた、現実世界の本やCDアルバムに購入特典としてNFTをつけるプロジェクトもその一つですね。
また、いつか自分のNFTをアニメーションにしたいという人のために、アニメ制作会社の参入も計画されています。
今はクリエイターとコレクターの2種類がほとんどです。
今後はNFTクリエイターをサポートするサービスや、クリエイターとコレクターの橋渡しをするコンテンツが誕生するのではないでしょうか。
まだ始まったばかりのNFTは、ほとんどの人が自分で調べ、試行錯誤しながら進めていると思います。
詐欺に遭ったり、失敗してNFTがどこへ送られたか分からなくなったり(^_^;)
OpenSeaのエラーでいつまでもMintできないなんてことも、よくあります。
NFTクリエイターの相談窓口のようなものがあれば、きっと便利になるんだろうな・・・。
もしかしたら、これからはNFTクリエイター・コレクターよりも、第3機関みたいなところが稼ぐようになるかもしれませんね。
SUZURIでグッズ販売すれば、もっとNFTを広められるかも
NFTクリエイターの中には、ノベルティとしてだけでなくグッズ単体として販売している人もいました。
SUZURIではサイト上で自分のショップが持て、作成したオリジナルグッズを販売することができます。
グッズ作成もスマホで簡単、早ければ3分ほどで出品できるでしょう。
OpenSeaでNFTを発行したら、そのままSUZURIでグッズを作成して、デジタルとフィジカル両方で販売することができますね。
NFTが売れるのが先か、グッズが売れるのが先か分かりませんが、両面から同時にアプローチすればより早く認知されるでしょう。
NFTを買ってくれた人に「実はグッズもあるんです♪」と言ったり、グッズを購入してくれた人に「実はNFTになっています♪」と宣伝したり・・・。
方法は様々です。
フィジカルなグッズ販売で気になること
NFTとグッズ販売を組み合わせれば最強♪と思ったけれど・・・。
よくよく考えてみたらそれって権利的にどうなんでしょうね。
例えば、NFTと同じキャラクターをプリントしたTシャツ、タンブラーが販売されているとしましょう。
クリエイターのAさん、NFTを購入したBさん、Tシャツを購入したCさん、タンブラーを購入したDさんの4人の関係は?
私だったら、自分が持っているNFTのグッズを別の人が持っていたら嫌だなと思います。
投機目的としてNFTを保有している人は、「自分の持っているNFTが流行るかも♪」と喜ぶかもしれませんが・・・。
NFTは「唯一無二」という証明があるだけに、グッズ展開については賛否両論ありそうです。
販売するより宣伝材料として作成する方が良いかも
これは私の価値観でしかありませんが、NFTをもとにしたグッズは、それによって稼ぐというよりあくまで宣伝の材料として作成するのが良いと思います。
例えば、ステッカーを作成して、NFTコミュニティのフィジカルな集まりがあれば名刺代わりに持って行くとか。
オリジナルキャラクターをプリントしたTシャツを着て、街中に着ていくのもアリですね。
誰かが「それって何のキャラクター?」と気になってくれれば儲けものです。
コレクション名を記載しておけば検索してもらえるかも!
Twitterでも話題になりやすいのでおすすめです。
オリジナルキャラクターのグッズなんて、私には全然思いつきませんでした。
NFTを扱っている人ってやっぱりすごいな!
私もいつかみんながびっくりするようなNFTコレクションを作成してみたいです♪
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