MATICを買ってみた!と思ったらネットワークを間違えた(´;ω;`)

NFTマーケット,OpenSea 仮想通貨

最近Polygonのアップデートが行われ、Polygonで発行されたNFTの取引でもガス代が発生するようになってしまいました。
慌ててPolygon独自の通貨「MATIC」を用意しようとする人も多いみたいですね。
私の彼氏もOpenSeaユーザーになったので、今まで持っていなかったMATICを購入していました。
私は仮想通貨取引所で購入すればそれでOKだと思っていたのですが・・・。
どうやらそれだけではOpenSeaで使うことはできないみたいです。
今回はこれからOpenSeaでPolygonNFTの取引を始めようと思っている人のために、MATICの入手方法からメタマスクで使用するまでを調べてみたいと思います。

国内取引所でも買える?MATICの入手方法

MATICを仮想通貨取引所で購入する場合、海外の取引所で購入しましょう。
国内でも取り扱いのある取引所がありますが、販売しているのはイーサリアムネットワークのMATICのみで、Polygonネットワークには対応していないところもあります。
国内取引所からビットコインなどを送金し、海外取引所でMATICを購入する流れが一般的です。
まだ国内取引所にも海外取引所にも口座開設していない人は、両方の取引所に登録してください。
口座開設後、国内取引所でETHなどを購入し、海外取引所に送金します。
送金が完了したら海外取引所内でMATICを購入しましょう。
OpenSeaで使用するなら、さらにメタマスクに送金する必要があります。
メタマスク内にPolygonネットワークの準備がない場合は、ネットワーク設定も必要です。
海外取引所からメタマスクのPolygonネットワークへMATICを送金して、ようやくOpenSeaでPolygonNFTの取引ができるようになります。

イーサリアムネットワークにもMATICがある?

MATICはPolygon独自の通貨です。
しかし、実はイーサリアムネットワーク上にもMATICを置くことができます。
国内取引所のビットフライヤーでは、イーサリアムネットワークのERC-20トークンにのみ対応するMATICが売られています。
ここでMATICを購入し、メタマスクに送金してもOpenSeaでは使えないので注意しましょう。
イーサリアムネットワークに準拠しているMATICは、Polygonネットワークを使った取引に使用することはできません。
ビットフライヤーの他にも、MATICの上場予定を発表している国内取引所がありますが、よく見ると「イーサリアムネットワークのERC-20規格のMATICです」と書いてありました。
OpenSeaユーザーの中には「急いでMATICを用意しなくちゃ!」と焦っている人もいると思いますが、慎重に判断する必要があります。
Polygonに関する取引で使おうと思っているなら、取引所で売られているMATICがPolygonネットワークに対応しているかどうかよく確認しましょう。

どう?できた?実際にMATICを買ってみたら・・・

私がMATICについての情報収集をしている間、せっかちな彼氏は早速MATIC購入をスタートしていました。
私が「MATICにもイーサリアムタイプがあるらしいよ」と言ったら、彼氏の顔色が急に変わり・・・。
どうやらそんなこと知らずに購入してしまったみたいですね(^^;) なんと先ほど私が「ここで買ってもOpenSeaでは使えないよ」とお話ししたビットフライヤーでMATICを購入した模様(笑) それをメタマスクに送金しても、イーサリアムネットワークのポケットに収納されます。 PolygonNFTの取引には使えませんね。 今後イーサリアムネットワーク上のMATICを使用するサービスが出てくれば良いけど・・・。 とりあえずウォレット内に貯金しておきますか(^^;)

ネットワークを間違えてもやれることはある!?

まあ、しょうがないさと笑う私と対照的に、彼氏はまだ諦めきれない様子です。
「なんとかできないか調べて!」と涙目で言うので、仕方なくリサーチしてみることにしました。
すると仮想通貨取引所でMATICを購入後、メタマスクへ送金する時にイーサリアムネットワークを選択してしまったという人のブログを発見!
この人も彼氏と同じく、メタマスクのイーサリアムネットワーク画面にしかMATICが表示されていません。
送金するネットワークを間違えたということですね。
イーサリアムネットワークからPolygonネットワークへ送金することはできないのか?と考えて、「ネットワーク間の送金」について調べてみると・・・。
救世主が「Polygon Wallet」にいました!
これは私がWETHをMATICに変換する時に使ったサイトです。
WETHとMATICのスワップは「ポリゴンウォレット」という場所から行ったのですが、その隣を見てみると「ポリゴンブリッジ」というボタンがあります。
ここに「ネットワーク間での入出金」の文字が!
ということは、ここでイーサリアムチェーンに乗っかってしまったMATICを移動できるのでは・・・?
試しに0.00001という極小MATICを変換してみることにしましょう。

みんなも一緒にやってみて!Polygon Walletでネットワーク変換

結果から言うと、手持ちのMATICをイーサリアムネットワークからPolygonネットワークへ変換することができました!
ネットワークの選択を間違えてしまった人は、ぜひ一緒にやってみてくださいね♪

①「Polygon Wallet」にメタマスクを接続

「https://wallet.polygon.technology/」にアクセスすると、Polygonの公式サイトが出てきます。
右上の「ウォレットに接続する」をクリックし、メタマスクと接続してください。
右上に自分のアカウントが表示されれば成功です。

②「ポリゴンブリッジ」を選択

トップ画面で、左から2番目の大きなボタン「ポリゴンブリッジ」をクリックします。
するとネットワークチェーンの選択画面が出てくると思います。
上の方は現在のネットワーク、下の方は新たに設定したい変換後のネットワークを選択してください。
今回の場合、イーサリアムネットワークをPolygonネットワークにしたいので、「から」の下に「イーサリアムチェーン」と表示されていることを確認しましょう。
「に」の下に表示されるのは「ポリゴンチェーン」です。

③変換する通貨の種類と数量を入力

ネットワークチェーンが正しいことを確認したら、変換する通貨を選択します。
通貨のマークが表示されているところをクリックすると、タブが開きます。
今回はPolygon(MATIC)を選択してください。
さらに隣のタブに数量を入力します。
内容をよく確認したら、「移行」をクリックしましょう。

④完了するまで待つ

「移行」をクリックした後、何度かメタマスクから「署名」や「確認」を求められます。
どこまで処理が完了しているか出てくるので、全てのステップが終わるまでクリックを繰り返しながらそのまま待ちましょう。
処理が全て完了し、ウォレットの残高に反映されるまで10分以上かかることもあります。
エラーが表示されなければ処理は進んでいるので、「署名」「確認」のクリック以外はしないでくださいね。

上手くいけば、メタマスクのPolygonネットワークポケットにMATICが入金されます。
処理が完了したと表示されてから、メタマスクをチェックしてください。

ミスしても取り戻せない場合もある

今回の彼氏の失敗は、PolygonネットワークのMATICを入手しようとしたのに、イーサリアムネットワークのものを購入してしまったことです。
この場合、「Polygon Wallet」のブリッジ機能でネットワーク間の移動をすれば変換することができました。
しかし、他のサイトではブリッジができなかったり、間違えたネットワークがブリッジ不可だったりすると、変換はできません。

 

ネットワークを間違えても変換する方法はありますが、基本的にはMATICを購入・送金する段階で正しいネットワークを選択することが大切です。
「MATICがないとNFTが買えない!」と焦ると失敗しやすいので、落ち着いて準備するようにしましょう。

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