
NFT売買には、さまざまなプラットフォームがあります。
一番ユーザーが多いのがOpenSeaですが、使いにくい点が多くエラーが発生することも・・・。
また、基本的に英語表記がベースとなっていて、日本人には使いにくいかもしれません。
特に、これまで日本のサービスやプラットフォームしか使っていなかった人は、海外製のプラットフォームを使うと不便に感じるでしょう。
それでは日本のNFTプラットフォームの使い勝手は、どんな感じなのでしょうか。
今回は「HEXA」という日本のNFTマーケットについて詳しく調べてみましょう。
ツイートもNFT化できる!有名人が多数出品
「HEXA(ヘキサ)」は、アート作品のほかTwitterの投稿もNFTとして出品できます。
例えばサッカー選手の森重真人さんの「明けましておめでとうございます」ツイートもHEXAで販売されました。
こちらはオークション形式で売られ、なんと約22万円の値で落札されています。
でも、なぜツイートをNFT化するのでしょうか。
HEXAは「有名人とファンとの間で思い出を共有できる」と銘打っています。
有名人のタイムリーな投稿をNFTとしてブロックチェーンに刻むことで、それを購入した人だけが得られる価値があるのかもしれません。
SNSに上げただけの投稿であれば、タイムラインの流れとともに過去のものになってしまいます。
NFTにすることで、サイン色紙や記念写真のような価値を持つ唯一無二の存在になります。
これを購入すれば、「世界中でこの思い出を持っているのは私だけ」ということが叶うでしょう。
例えばアイドルグループとしてデビューしたAちゃんの投稿をNFTとして保有していれば、Aちゃんが世界的アーティストに成長した後も「デビュー当時から応援していたのは私」という証明にもなりそうです。
すでに有名な人だけでなく、これからファンを増やしたい人にも便利なマーケットではないでしょうか。
一般人はクリエイターとして参入しよう
HEXAは有名人じゃなくてもNFTを出品できますが、出品してすぐツイートが売れるのは人気者に限るのかな?と思います。
アイドルを目指すなら、SNSフォロワーを伸ばしつつHEXAでも写真やサインを販売しても良いかもしれませんね。
一般人として生きていくなら、OpenSeaと同じく、アート作品やトレーディングカードのように集められるキャラクター・アイテムの作品を販売することになりそうです。
Twitterで調べてみると、結構たくさんの人がHEXAで出品していました。
私が見つけたのは日本人クリエイターだけでしたが、OpenSeaと併せてHEXAでも出品を始める人が増えている印象です。
OpenSeaの仕様に慣れないという人は、HEXAを利用してみても良いでしょう。
仮想通貨も不要!ウォレットも不要!日本円で取引できる
HEXAの最大のメリットは、日本円で売買できるところです。
OpenSeaを使うにはイーサリアムやPorygonイーサリアムが必要です。
さらにメタマスクというウォレットも接続しなければなりません。
仮想通貨取引所で口座開設したり、仮想通貨を購入したりするのってハードルが高いですよね・・・。
さらにメタマスクを作るのに色々な設定をしなければならず、しかも英語表記になっているなんて(´;ω;`)
パソコンが苦手とか言っている場合ではないけど、難しそうだなと思うとなかなか手が出せないものです。
HEXAは売るのも買うのも日本円でできるので、仮想通貨取引を始める必要はありません。
また、登録自体も簡単で、ガス代もなし!
売れた時に販売手数料が取られるだけなので、初期費用はかかりません。
「試しにNFT出品だけでもしてみたい」という人にはぴったりですね。

どうやって始めるの?Twitterアカウントが必要
HEXAに登録するには、Twitterのアカウントが必要です。
もしTwitterをやっていないという人がいたら、まずはアカウント登録からしてくださいね。
Twitterアカウントがある人は、HEXAの公式サイトへ・・・。
①Twitterアカウントの認証
HEXAの公式サイト(https://nft.hexanft.com/)へ行き、画面上部かメイン画像にある「NFTを販売」をクリックします。
開いた画面に「Twitterアカウント認証する」と出てくるので、これをクリックしましょう。
次にTwitterアカウントのユーザー名か、ログイン用のメールアドレスを入力します。
パスワードも入力し、「ログイン」をクリックしてください。
②HEXAとの連携を認証
ログインができると、HEXAがTwitterアカウントへアクセスしても良いかと出てきます。
「連携アプリを認証」をクリックし、アクセスを許可してください。
次にNFTを登録する画面が出てきたら、認証完了です。
NFTを発行してみよう!画像もツイートも可能
Twitterアカウントの認証が終わると、早速NFTを発行する画面になります。
OpenSeaではアカウントの設定やらコレクションの設置をしなければならなかったので、もうここまで来たか!という感じですね。
HEXAの場合は日本語で書いてあるので、どこに何を入力したら良いか分かりやすいのもメリットです。
画像をNFTにしたい場合は正方形の枠内にある「+」をクリックしてデータのアップロードをすればOK。
ツイートをNFTにしたい場合はテキストボックスにURLを貼り付けて「直接URLから指定」をクリックしてください。
ツイートをNFTにするには?TwitterからURLを入手
今回はツイートでNFT発行する手順について詳しく見てみましょう。
HEXAでツイートをNFT化するには、個別のURLが必要です。
自分が作成した投稿に限ってNFT発行できるので、他人のツイートを使ってはダメですよ♪
①NFT化するツイートを表示
まず、自分のTwitterアカウントから投稿したツイートを表示させます。
Twitterの投稿をクリックし、その投稿だけが表示されるようにしてください。
タイムラインが表示されている場合は、該当の投稿をクリックして一番上に「←ツイート」と出ている状態にしてくださいね。
②URLをコピーして貼り付け
NFT化するツイートが表示されている状態で、このページのURLをコピーしてください。
コピーしたらHEXAのNFT発行画面に移り、「ツイートをNFT化する」のテキストボックスに貼り付けます。
貼り付けたら「直接URLから指定」をクリックしてください。
③ツイートを確認してNFT発行にチェック
指定されたツイートが表示されるので、内容を確認しましょう。
違うツイートが出ている場合は、ツイートの表示からやり直してくださいね。
OKなら、ツイート上部にある「NFTを発行」にチェックを入れて「条件設定に進む」をクリックします。
④発行条件の設定
開いた画面でNFT販売のための条件を設定します。
「発行チェーン」でMATIC(Polygon)かETHを選べますよ。
あとは固定価格かオークション、先着順で売るか抽選で売るか、販売期間なども決めます。
さらに価格などの詳細を設定するのですが、ここで落札者にしか見ることができない特典も付けられます。
「保有者限定袋とじメッセージ」に入力すれば、買ってくれた人だけにメッセージを送ることができますね。
「保有者限定袋とじコンテンツ」には、データのアップロードができます。
買った人にだけ見られる動画や画像は、ここで設定しましょう。
⑤メールアドレスを入力して発行
発行条件が入力できたら、最後にメールアドレスを入力して「NFTを発行する」をクリックしてください。
これでHEXAにNFTを登録することができました!
ただし、これで出品されたわけではありません。
NFTを登録したあと、HEXAから審査を経て出品できるかどうか決まります。
といっても、通常であればすぐに結果が分かるのでご安心を♪
この後の手順については、次回解説していきますね。
コメント