急に雪の季節が本格化しだして、職場に遅刻してしまう人もいるでしょう(^_^;)
雪国では、3時間も早く家を出たのにあっちもこっちも通行止め・・・なんてこともあるようです。
急に通れませんと言われても、そこしか道が無かったら大変ですよね(´;ω;`)
電車で通勤している人はもっと大変そうで、やっと駅まで着いたと思ったら終日運休ということも。
私たちが会社へ足を運ぶ必要って、本当にあるんだろうか・・・。
渋滞にはまっている最中、車の中でふとそんなことを考えていました。
メタバースを上手く利用すれば、現実の体は温かい部屋の中にいたままで仕事をすることができるかもしれません。
今回は、リモートワークとメタバースを掛け合わせた新たなツールをご紹介します。
「働く」をもっと楽しく!メタバースオフィス
リモートワークを推進する企業も増えてきました。
実際にオフィスへ足を運ぶより効率的で、自分のライフサイクルに合わせて働くことができます。
リモート会議を導入すれば、支店の社員たちがわざわざバスをチャーターして本店へ行く必要もなくなりますね。
子どもの看病などで会社を休む場合も、空いている時間にリモートで仕事ができる・・・そんなことが可能な企業もあります。
このリモートワークを、「さらに面白くできないか」と考えたのが冒険社プラコレという会社でした。
リモートで働くというだけでなく、働くこと自体をシミュレーションゲームのようにしたらどうかと考えたそうです。
プラコレが開発した「Viket Town(ビケットタウン)」では、メタバースオフィスが用意され、アバターも使えます。
これはビジネスツールとして、主にリモートワークで使うシステムです。
ただのリモートワークが、働くことでアバターが行動するゲームのように楽しめるでしょう。
仮想通貨も!好きなファッションで働ける
Viket Townの大きな特徴は、仮想通貨「vike」が発行されているところです。
これはViket Townで使える通貨で、アバター同士がコミュニケーションを取ったり、一定の行動を取ったりすることによりマイニングされる仕組みになっています。
vikeはアバターショップでファッションアイテムと交換でき、入手したアイテムは他のユーザーと交換することも可能です。
なぜリモートワークのビジネスツールにこのようなシステムが必要だったのか?
それは働き方の多様化や、私たち一人ひとりの「好き」を実現することが見直されてきたことによるものだと思います。
Viket Townではアバター化された社員が働いていますが、そこに制服はありません。
社員個人が好きな服装を選択し、髪や瞳の色も自由に選べます。
年齢や国籍、性別などによる偏見をなくそうというのが開発企業の狙いだそうです。
自分でアバターを自由に設定するということは、ゲームで遊んでいるだけのように見えるかもしれません。
しかし、働く人が自分らしさを大切にして、自己表現の一つとして利用しているなら意味のあることだと思います。
それが社員同士のコミュニケーションにもつながり、一人ひとりが自信を持って働けるようになるでしょう。
DAOの構築が楽しくて簡単!チャット機能も
Viket Townのもう一つの特徴は、チャットルームが開設できるというところです。
リモートワークでは、部署やチームごとに仕事内容を話し合うことがありますよね。
電話で1件1件確認するのは大変なので、チャットルームがあると便利です。
これまではビジネス的な会話を送り合うだけの、シンプルな画面がほとんどでした。
Discordを使うとしても、せいぜいスタンプを押すくらい・・・。
仕事関係の人となると、なかなかくだけた会話もしづらい雰囲気でした。
Viket Townのチャット機能は、見た目にも明るく楽しいイメージです。
また、チャットルームは社員全員が閲覧できる「オープンチャット」と、限られたメンバーだけが閲覧できる「グループチャット」の2種類が用意されています。
新しい人脈づくりも可能だし、部署やチームごとの打ち合わせもできますね。
特定の相手に話しかけたい場合は、アバターをタップするだけでOKです。
社内のリモートワークツールとして使うほか、DAOのコミュニケーションツールにも使えるでしょう。
Discordよりも開放的なデザインで、気楽にメッセージを送り合うことができそうです。

これ1つでリモートワークが快適に!
Viket Townにある「Room」と呼ばれる空間には、ビデオ通話や音声通話ができるシステムがあります。
一つの仕事を複数のメンバーでする場合、同時進行でいくつかのプロジェクトを進める場合などに便利ですね。
私は会議だけでなく、休憩時間のコミュニケーションにも使いたいと思いました。
情報交換したり、後輩の悩みをさり気なく聞き出したり・・・。
休憩時間って結構大切なんですよね。
完全にリモートワークになっちゃうと、
「わざわざ電話連絡して聞くほどでもないか・・・」
「出社した時に相談すればいいか・・・」
と考えることもあります。
でも、問題が発生したらすぐ解決しないと、もっと大きなトラブルに発展する可能性もありますよね。
ビデオ通話や音声通話でいつでも生の声が聞ければ、本人が気付かない悩みにも気づいてあげられるかも!
例えばアバターが急に闇落ちキャラになった時とかね(笑)
すぐ隣のデスクにいる先輩に話す感覚で、リモートワークすることが可能になると思います。
楽しいだけじゃない!労務管理にも◎
Viket Townの機能には、時間管理ができるRoomがあります。
チャットルームは、滞在中の時間が計測されます。
例えばあるプロジェクトについてアイディアを出し合うチャットルームを開設し、9:00~12:00までの間にメンバーが自由に出入りできるようにしてみましょう。
A社員は9:00~10:00までチャットルームに出席し、その後10分の休憩を取って再度入室しました。
B社員は9:00~12:00までずっとチャットルームに出席しつづけています。
C社員は11:30にチャットルームへ入室しました。
Viket Townの時間管理機能を使うと、それぞれがどれくらい仕事をしたのかが一目瞭然です。
タイムカードを導入するよりも簡単ですよね。
また、自分がどれくらい働いたかも分かるため、無駄な仕事をしていないか判断する材料にもなります。
現実世界ともリンクできる!メンバーの所在がまるわかり
ステータス機能を使うと、現実世界での居場所を伝えあうことができます。
例えば取引先へ出向する、カフェで仕事をする、オフィス内の別の部署へ派遣される時など、現実の居場所ごとに分けたダッシュボードを作成しておきましょう。
私の会社では、「お客様に出すお茶がなくなったから買ってきて~」と外回り社員にメールした次の瞬間に帰ってきてしまうことも(^_^;)
また、お客様のところへすぐに行かなければならないなんてこともありますよね。
そういう時、誰が一番近くにいるかを把握することが大切です。
リモートワークでは必要ないという意見もあるかもしれませんが、あった方が便利ですよね。
場所による分類だけでなく、正社員とパートなどの雇用形態によって分ける、全国の支店ごとに分ける方法もあります。
他の部署のメンバーが誰なのか、このプロジェクトは誰が担当しているのかを把握できるでしょう。
必要な機能は全て揃ってる!
Viket Townには、勤怠管理や日報、社員紹介などのリモートワークに必要な基本的機能も備わっています。
単に社員同士のコミュニケーションツールとして使うだけでなく、ちゃんとしたお仕事ツールとして有能です。
ユーザー1人ごとに月額300円程度かかるだけで、ほとんどの機能が使えます。
これからリモートワークを始める企業にも導入しやすいでしょう。
Viket Townは無料プランもあります。
また、必要になったら課金することも可能です。
詳しくはViket Townのサポートデスクに相談してみてくださいね。
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