web3.0はどうやって生きれば良い?準備しておくべきものとお金の稼ぎ方

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暗号資産やNFTで「稼ぎたい」と思っている人が多くなっています。
しかし、実際どのようにして稼ぐのかは分からない人もいるでしょう。
今回は暗号資産やNFTを含め、web3.0では他にもどんな経済活動ができそうか考えてみることにしました。

web3.0時代は何が変わったの?

「web3.0」とは何かというところからおさらいしてみましょう。
まずはその前の時代、web2.0について確認です。

・web2.0の世界

これまでのネット世界では、「GAFA」と呼ばれる大企業がユーザーを管理していました。
Google・Apple・Facebook・Amazonの4つですね。
ネットサービスを使うには、ユーザーが個人情報を登録する必要があります。
つまり、一企業に私たちの個人情報を提供しなければなりません。
検索窓を使えばどんなものに興味があるのか知られてしまい、ネット通販を利用すればどんなものを買ったのか把握されていまいます。
次にそのサービスを使おうとしたら「おすすめ商品はこちら♪」と表示されるでしょう。
それが便利なことだと思う人もいますが、個人の趣味・趣向まで知られてしまうって何だか怖いですよね。
プラットフォームの利用料や手数料も、サービスを提供する企業側が自由に決めてしまいます。
例えばブログで稼ごうと思っても、ドメイン料として月に1万円も支払うとなれば・・・。
費用対利益を考えれば、「やっぱりやめよう・・・」と諦めてしまう人がいても仕方がありませんね。
個人が稼ぐには難しい時代が長く続いていました。

・web2.0の問題点は?

web2.0で問題提起されるようになった、「GAFA>個人ユーザー」の関係図。
「もっとこんなサービスが欲しい」という声は、大企業には届きにくいものでした。
さらにGAFAに都合が悪い使い方をすれば、アカウントの停止という重い措置も取られるようになったのです。
例えばTwitterで宣伝行為とみなされるような投稿が多かったユーザーは、いつの間にかアカウントが凍結されてしまいました。
自分では気づかないうちに、投稿内容が誰の目にも見えない状態にされていたといいます。
SNSで集客をしている起業家はたくさんいますが、GAFAによっていくらでも妨害できるとするなら大問題ですよね。
web2.0ではGAFAが個人の経済活動までも制限し、サービスの使い道を決めてしまっていたと言えるでしょう。

・web3.0の世界

web2.0の問題を解決すべく、web3.0の新世界が誕生しました。
一番大きな革命は、やはりブロックチェーンの技術開発でしょう。
これまでGAFAのような運営団体が管理していたサービスを、ユーザー自らが運営・管理できるようになったのはブロックチェーンのおかげです。
取引内容のチェックから記録まで、全てブロックチェーン上で行われます。
ユーザーは取引履歴をいつでも閲覧でき、不正や改ざんがないか調べることが可能です。
全ての取引は自由であり、自己責任のもと行われるようになりました。

・web2.0の問題点は解決された?

web3.0では、個人情報の管理もユーザー本人が行います。
例えばメタマスクのシードフレーズは、ネット上やサービス提供者のもとに保存されません。
パスワードを忘れて資金が取り出せなくなるリスクはあれど、第三者にハッキングされるリスクはないというのがメリットですね。
(自分で詐欺サイトに接続してしまった場合を除いては)
GAFAを利用している場合は、もしかしたら大企業があなたのパスワードを使って悪さをするかもしれません。
また、プラットフォームの利用料においても、web3.0のサービスではかなり安くなっていると言えるでしょう。
例えばOpenSeaはブロックチェーンにより開発されたNFTプラットフォームですが、販売手数料が2.5%と極めて安価になっています。
いっぽうweb2.0のECサイト作成プラットフォームを見てみると、運営会社に対して販売額の20%も手数料として取られると書かれていました。
1つ500円のハンドメイドアクセサリーを売ったら、400円しか残らないということに・・・(´;ω;`)
ネットで個人が稼ぐには、とにかく費用を抑えて利益を積み上げるしかありません。
web3.0は自由さと、ユーザーの負担が少なくなっているところに大きなメリットがあると思います。

web3.0時代には何が必要?

web3.0が何かということが分かったところで、本題です。
私たちがweb3.0で財を成すには、どうしたら良いのでしょうか。
まずは手に入れておくべき装備からお話ししましょう。

・暗号資産取引所の口座

web3.0で使われている通貨は、円やドルではありません。
私たちが慣れ親しんだ法定通貨ではなく、暗号資産という仮想世界のお金です。
目に見えず触れられない、平成以前から生きている私たちにとっては未知の存在かもしれませんが・・・。
恐れずに手を出してみましょう。
まずは暗号資産を取り扱う取引所に口座を開設するところから。
暗号資産(仮想通貨)取引所は、国内と海外の両方にあります。
取引したい暗号資産によっては、国内取引所では取り扱いがないことも・・・。
その場合は、国内と海外両方の取引所で口座開設し、国内から海外へ送金する必要があります。
ただし、最近はクレジットカードが使用でき、そこだけで暗号資産を購入できる海外取引所も登場し始めました。
先にどの暗号資産を入手するべきか決め、どこで手に入るか調べてから利用する取引所を選ぶのが一番良い流れだと思います。

・仮想ウォレット

次にweb3.0で必須となるのが、暗号資産を入れておくウォレットです。
現実世界のお財布には入らないので、仮想現実で使う仮想ウォレットを用意しなければなりません。
利用するサービスによっては専用のウォレットが指定されている場合もありますが、とりあえずメタマスクを一つ作成しておくのがおすすめです。
メタマスクは多くのプラットフォームに使用できる仮想ウォレットなので、迷ったらこちらを選んでおけば良いと思います。

・暗号資産

取引所とウォレットを作って、中身は空っぽ・・・では意味がありませんね(笑)
もちろん、そこに暗号資産を入れておく必要があります。
暗号資産の銘柄は無限に増えつつありますが、一番多く使われているのはビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)です。
この2つはあらゆるweb3.0サービスの取引通貨に使用され、他の暗号資産を入手するための支払い通貨にもなります。
サービスによって用意するべき暗号資産は違いますが、BTCとETHはあらかじめウォレットに入れておきましょう。

web3.0で稼ぐ方法は?

web3.0で生きる人類が持つべき物を持ったら、今度はどうやって稼ぐかを考えていきましょう。
すでに始まっているマネタイズはこちらです。

・暗号資産投資

株やFXをやっている人はイメージしやすいと思いますが、暗号資産の値動きによって稼ぐことができます。
安い価格の時に買って、高くなってから売れば売買益をゲットできる仕組みですね。
暗号資産を発行しているプロジェクトを見つけ、将来性や成長度合いによって値上がりしそうなコインを見つけましょう。

・DeFi運用

入手した暗号資産は、売らなければ利益にならない・・・というわけではありません。
銀行預金のように、暗号資産を預けて利息をもらう方法もあります。
DeFi(非中央集権金融)サービスの「ステーキング」や「イールドファーミング」という暗号資産預け入れ機能を使うことで、定期的な収入も得られるでしょう。

・NFT投資

暗号資産と同じく、NFTの売買でも稼ぐことができます。
NFTは無料で手に入るフリーミントも開催されているので、タダ同然で買って高額になってから売るという方法も可能です。

・○○to Earn

歩いて稼ぐ「Move to Earn」、ゲームで稼ぐ「Play to Earn」など、web3.0のサービスを利用しながら暗号資産を稼ぐ方法があります。
初期費用が一切かからないサービスもあり、ポイ活のようにコツコツ稼ぎたい人にぴったりです。

 

これからは、運営団体も管理者もいないサービスが当たり前になるかも。
web3.0になって誰でも自由にお金を生み出せるようになったとはいえ、やはり自分で勉強しなければ未来は開けません。
全てが自己責任、老いも若きも日々成長!の時代ですね。

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