「WorldCoin(ワールドコイン)」に注目!画期的すぎるプロジェクトの内容とは

スタート 仮想通貨

久しぶりに新しい暗号資産の名前を聞いたので、今回はそれについて調べてみようと思います。
その名も「WorldCoin(ワールドコイン)」!
なんだかすごそうでしょ?( *´艸`)
暗号資産プロジェクトの中で、最も野心があるといわれているとか。
これまでの暗号資産とどう違うのか、私たちの未来をどう変えてくれるのか、今回はWorldCoin(WLD)についてチェックしてみましょう。

できたてホヤホヤ!ローンチは2023年7月

WorldCoinのプロジェクトは、2020年に始まりました。
実際にトークン「WLD」がローンチされたのは2023年7月、つい先日のことです。
2023年7月25日時点の価格は276円ほどで、時価総額ランキングは133位でした。
今のところ、国内取引所には上場されていません。
入手するには、バイビットなどの海外取引所を使う必要があります。
まだスタートしたばかりの暗号資産ですが、すでに多方面から期待の声が挙がっているそうです。
興味がある人は、どこから入手するとお得か調べておくと良いでしょう。

WorldCoinの目的は?

暗号資産プロジェクトには、必ず目的や運営理念があります。
例えば、LOLLIPOP(ロリポップ)の場合は、誰もがweb3.0コンテンツを使えるプラットフォームを提供したいという理念のもと、DEX(分散型暗号資産取引所)やNFTマーケットをプロジェクトの柱にしています。
WorldCoinは、「誰もがグローバルな経済にアクセスできる世界」を目指しているそうです。
地球上に住むすべての人々が受け入れられる、すべての人が利益を手にすることができる未来の実現が大きな目標です。
これは、LOLLIPOP(ロリポップ)が掲げる理念とも似ていますが、WorldCoinは特に経済面での発展を目指していると言って良いでしょう。
LOLLIPOP(ロリポップ)はすべての人がweb3.0世界に行くためのシステムを構築し、WorldCoinはすべての人が利益を享受できるような新たな経済を作ろうとしているのです。

WorldCoinが考える新たな経済

WorldCoinは、国やその人が生まれ育った背景に関係なく、すべての人が国際的な経済活動ができることを目指しています。
現在は地球上の限られた地域、限られた身分の人でなければ稼げない・モノやサービスを受け取れない・資産形成できない世界です。
例えば、日本に生まれて大学に進学し、一流企業に勤めれば良い給料がもらえ、好きな車を買ったりマンションを購入したりすることができます。
しかし、少数民族の村に生まれ、子どもの時から水くみなどの仕事をして学校に通えなかった人は、パソコンやスマホを目にしたことすらない人生を送るかもしれません。
その日に食べる分を稼ぐのがやっとで、生活の質を向上するようなモノの購入、サービスの利用などを考えられない人も多く存在しています。
WorldCoinは、時代に取り残された人々、環境によって可能性を制限されている人々までもが恩恵を受けられるようになる世界を目指しているのです。
そのために、次のような新たな経済の仕組みを構築します。

すべての人をグローバル経済に参加させる3本のカギ

WorldCoinのプロジェクトでは、
・ID
・トークン
・アプリ
の3つをすべての人々に提供しようと考えています。

・World ID

WordCoinは、「人間であること」を証明するデジタルIDを発行します。
特別な装置を使って瞳の虹彩をスキャンし、個人を特定することができるそうです。
このスキャンにより、どんな人でもWord IDを取得できます。
そしてこのIDさえあれば個人情報を開示する必要はなく、WorldCoinが提供するアプリにアクセスが可能です。

・Worldトークン

World IDを持っている人は、無料で暗号資産「WLD」を取得することができます。
そのトークンがどの程度の価値になるかは未知数ですが、例えば銀行口座を持てないような地域の人々でも、経済活動ができるようになると考えられています。

・Word App

World IDを取得した後に利用できるようになるアプリです。
ここでは決済や送金などができ、WLDの管理のほか、さまざまな暗号資産の取り扱いも可能になります。
イーサリアムのプロトコルを使用しているので、多くの暗号資産に対応できるでしょう。
このアプリは多くの人々から銀行口座の代わりとして利用してもらい、国の経済が破綻しているような地域の人々でも取引や貯蓄が可能になります。

WorldCoinはベーシックインカムを目指す

WordCoinは、「ベーシックインカム」を取り入れようとしています。
ベーシックインカムとは、性別や年齢、所得などによる制限なく、すべての人が国から定期的に一定金額を受け取れるという制度のことです。
現在日本では、高齢者や障がい者が年金を受け取っていますよね。
若くて健康、働ける人は自分で稼がなければなりません。
ベーシックインカムでは、どんな人でも毎月一定金額が受け取れるので、極端に言えば働かなくても食べていけるようになるかもしれません。
しかし実際は、国から受け取るお金だけで豊かな暮らしができるわけではないとされています。
それではどうしてそのような制度が考えられているかというと、すべての人々に一定水準の生活を送ってもらうためです。
ベーシックインカムが導入されれば、最低限の生活が送れるだけの資金が支給されます。
つまり、今貧困にあえいで食べることすらままならない人、子どもを育てるお金がないと妊娠・出産を諦めている人を救うことができるでしょう。
これにより、長時間労働の解消や少子化対策になると考えられています。
また、定期的な収入があるため、多様な働き方を選択できるようになります。
新しいことに挑戦してみたい人も、「生活ができなくなるかも・・・」と不安になることなく一歩を踏み出すことができるでしょう。
現在の年金・補助金・給付金などの制度は収入や心身の健康状態、年齢によって厳しい支給条件があり、無理をして働いている人も多くなっています。
ベーシックインカムによって最低限の生活が保障されることで、もっと人間らしい生き方ができるようになるのです。
WordCoinが目指しているベーシックインカムでは、国によって違う政策としてではなく、「人間である」という条件のもとトークンを配布しようとしています。
つまり、どこの国に住んでいるか、その国がベーシックインカムを導入しているかに関わらず、生きている人間であればWLDが受け取れるということです。
これからの未来は今よりさらにAI技術が進歩し、AIが人間を使役するようになるとも考えられています。
まるでSFのような話ですが、実際に人間の仕事が奪われてしまう事例も起きています。
例えば、ChatGPTが普及し、人間の代わりに文書作成ができるようになったため事務員をクビにしたとか、AIで作成した本人そっくりのCG映像を使ったから俳優の出演が不要になったという話も増えています。
World IDにより、人間が「人間であること」を証明し、これを条件に一定水準の生活を保障しようというのがWordCoinが考える「ユニバーサルベーシックインカム(UBI)」です。
WordCoinが提唱するUBIは、国が導入を検討しているベーシックインカムに加え、AIとの共存を見据えた新しい制度として注目されています。

WordCoinの懸念点

WordCoinは革新的なプロジェクトで、これからのAI時代にはなくてはならないものになると期待されています。
一方、World IDの取得には瞳の虹彩データに加えて、多くの個人情報を提供する必要があるため、セキュリティ面での懸念が指摘されています。
また、運営が発展途上国の貧困層に向けてマーケティングを行っており、知識がない人々に現金や物品で釣っているとの指摘もされているそうです。
WordCoinが本当に人間とAIを区別できるのか疑問を持つ人もおり、信用できるプロジェクトであるとはまだ断定できません。

 

話だけ聞くと素晴らしいプロジェクトのように思えますが、本当にこんなことが可能なのかは疑問視されているようですね。
でも、人間であればタダでWLDがもらえるというならもらいたい・・・(笑)
もう少し情報収集して、安全かどうか吟味してみたいと思います。

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