LPOP上場!PancakeSwapの使い方

パンケーキ LOLLIPOP

2023年9月7日から、LOLLIPOP(ロリポップ)の独自トークンLPOPがPancakeSwapに上場されました。
現在LOLLIPOP(ロリポップ)のDEXはリニューアル準備中なので、代わりにPancakeSwapを使ってLPOPを購入できます。
今回は、PancakeSwapでLPOPを買うにはどうやったら良いのかを解説しましょう。

PancakeSwap(パンケーキスワップ)って?

まず、LPOPが上場されたPancakeSwapについて整理しておきましょう。
これはLOLLIPOP(ロリポップ)と同じ分散型取引所(DEX)です。
「CAKE」という独自トークンを発行し、ユーザーはDeFiサービスの利用に対する報酬として受け取れます。
LOLLIPOP(ロリポップ)と共通している点は、ブロックチェーンにも。
PancakeSwapもバイナンスのブロックチェーン「BSC(バイナンススマートチェーン)」で構築された取引所です。
ガス代が低く抑えられ、スマートコントラクトにより高速処理が可能になっています。

PancakeSwapのメリット・デメリットは?

一時は大人気になったDEXですが、現在はある程度落ち着いています。
CAKEの価格もピーク時の2021年の価格と比べて4,000円近く下落してしまいました。
今PancakeSwapを使うメリット・デメリットはなんでしょうか。

・メリット

PancakeSwapには魅力的なDeFiサービスがあります。
流動性プールに2種類のトークンを預けるファーミング、ファーミングで得たLPトークンを預け入れる流動性マイニング、暗号資産の定期預金ステーキング、暗号資産のスワップ(交換)が提供されています。
流動性マイニングとステーキングではCAKEが得られるので、保有している暗号資産を使ってコツコツ稼ぎたい人におすすめです。
また、スワップではマイナーな通貨も取り扱っています。
LOLLIPOP(ロリポップ)の独自トークンLPOPもそうですが、他では買えないような暗号資産も入手できるのが選ばれる理由の一つです。
そのほか、ガス代の安さ、処理速度の速さもメリットでしょう。

・デメリット

PancakeSwapは、金融庁の登録を受けていない取引所です。
そもそも国内CEX(中央集権型取引所)しか認可されないので、日本の法律で守られることはありません。
トラブルが起こったとしても、自分で対処するしかないため初心者には難しいでしょう。
PancakeSwapを使うなら、すでに国内取引所で何回か暗号資産取引をしており、送金やウォレットの接続が難なくできるようになった中級者~上級者がおすすめです。
また、PancakeSwapの流動性プールに預け入れたトークンの価格が下がり過ぎてしまうと、「インパーマネントロス(変動損失)」が起こる可能性があります。
詳しくは後日、分かりやすくまとめて解説しますね!
インパーマネントロスを回避するには、ファーミングする通貨のうち一方をステーブルコインにすることが有効だといわれています。
例えば、BNB・USDTのペアを預ければ、リスクを抑えられますよ♪

PancakeSwapを始めるには?

PancakeSwapはDEXなので、利用するにはウォレットの接続が必要です。
ウォレットの種類はメタマスクで、ガス代としてBNBを入れておく必要があります。
PancakeSwapでBNBを他の暗号資産に交換することもできるので、とりあえずBNBだけでもOKです。
BNBを用意するには、国内取引所・海外取引所の両方を利用しなければなりません。
具体的には、次のような手順になります。

①まず国内CEXに口座を開設し、日本円を入金します。
そのお金でビットコインやイーサリアムなどを購入し、BNBを手に入れるための資金として用意します。

②BNBを取り扱っている海外CEXに口座を開設し、国内口座から海外口座へBNBの購入資金を送金してください。
BNBはビットコインやイーサリアムを使って購入できます。

③海外CEXでBNBを購入します。
国内口座から送金されたビットコインやイーサリアムを使って、BNBを入手しましょう。

④海外口座に用意したBNBをメタマスクに送金します。
送金アドレスはコピペが鉄則!
誤送金に注意してくださいね。

⑤PancakeSwapにメタマスクを接続します。
トップ画面の右上に「Connect Wallet」というボタンがあるので、これをクリックしてメタマスクに接続してください。

これでようやくPancakeSwapの利用ができます。
・・・ちょっと長いですよね(^_^;)
DEXを使うには、あちこち渡り歩かないとダメなんです。
なかにはクレジットカードで暗号資産が買えるという取引所もあるらしいけど、全てが自己責任のDEXにクレジットカード情報を入力するなんて危険すぎます。
手間はかかるけど、上記のステップを踏んだ方が安全ですよ!
ただし、ウォレット接続や送金には十分注意して、アドレス間違いなどに気を付けてくださいね♪

PancakeSwapでLPOPを入手しよう

LPOPを入手するには、PancakeSwapのスワップ機能を利用しましょう。
メニューから「Swap」をクリックし、BNBをLPOPに交換してください。
ガス代もかかるので、手持ちのBNBを全てLPOPにすることはできません。
他にもファーミングや流動性マイニング、CAKEの受け取りをする場合はガス代としてBNBがかかるので、いくらか取っておくことをおすすめします。

ファーミングをしてみよう

2種類の通貨を預け入れるファーミングをするには、PancakeSwapのメニューから「Liquidity」をクリックします。
「Your Liquidity」という画面が開いたら、「+Add Liquidity(流動性の追加)」をクリックしてください。
すると通貨を選択する画面が出てくるので、2種類を選んで預け入れ数量を入力します。
片方の通貨に数量を入力すると、1:1になるようにもう一方の通貨の数量が自動入力されます。
確認したら「Add Liquidity」をクリックしましょう。
ガス代の支払いも必要になるので、BNBを全て使い切ってしまわないように注意してくださいね。
預け入れが完了すると、「LPトークン」がもらえます。
これは流動性プールへの預け入れに対して付与される証明書です。
これ自体に金銭的価値があるわけではありませんが、さらにこれを流動性マイニングに預け入れるとCAKEを受け取れます。
CAKEの受け取りにもガス代がかかるので、BNBの残高をチェックしておいてくださいね。

流動性マイニングをしてみよう

ファーミングをすると、証明書としてLPトークンがもらえているはずです。
確認してみましょう。

①メタマスクから「BscScan」を起動させ、LPトークンのコントラクトアドレスをコピーします。

②メタマスクに戻り、「トークンをインポート」をクリックしてください。

③さっきコピーしたLPトークンのコントラクトアドレスをペーストし、「トークンをインポート」をクリックします。

④メタマスクに「Cake-LP」というトークンが表示されれば、無事LPトークンが付与されていると確認できます。

もらったLPトークンは、PancakeSwapの「Earn」というメニューから流動性マイニングしましょう。
ウォレットを接続するとCAKEを受け取ることができます。
ただし、CAKEを受け取るたびにガス代がかかるので、ある程度貯まってからの方がBNBの節約になりますよ♪

ステーキングをしてみよう

PancakeSwapのステーキングは、「Syrup(シロップ)」というプールに預け入れます。
預け入れることができるのはPancakeSwapの独自トークン「CAKE」です。
流動性マイニングでCAKEが貯まったら、ステーキングしてみましょう。

①メニューから「Pools」を選択し、預け入れるプールを選んで「Details」をクリックします。
「有効にする」をクリックするとメタマスクが起動するので、預け入れるCAKEの数量を入力してください。
ガス代を確認して「承認」をクリックすると、支払いが開始します。

②プール有効化のためのガス代支払いから少し時間を置くと、ステーキングが可能になります。
画面に「フレキシブル」「ロック」のボタンが表示されるまでちょっと待っていてください。

③プールが有効化されたらロック期間の有無を選び、ステーキングする数量・期間を入力して「確定」をクリックします。
ガス代を確認して、「確認」をクリックすればステーキング完了です。

PancakeSwapはスワップのほか、ファーミングや流動性マイニング、ステーキングが利用できます。
LPOPは現在PancakeSwapでしか手に入らないので、スワップの使い方を確認しておきましょう。

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