最近ビットコインの調子が良いですね~( *´艸`)
暗号資産業界の氷河期が終わろうとしているのでしょうか。
アメリカの経済エコノミストたちのなかでも、ビットコインの価格が年末から来年初めにかけて23%くらいは価格が上昇するという話になっているそうです。
私が持っているビットコイン価格も、一日でプラス1万円くらいになりました♪
ずっと上がりっぱなしじゃないと思うけど、これはイケるところまでイクんじゃない!?
でも、どうして上がるのか分からないと何となく不安ですよね。
ということで今回は、ビットコインの価格上昇の理由の一つ「ビットコインETF」について調べてみました。
ビットコインETFとは?
ビットコインの価格は、「ビットコインETF」が証券取引所に上場されることで大きく跳ね上がるのではないかと考えらえています。
まずETFとは、ビットコインETFとは何かについて勉強していきましょう。
・ETFとは?
日本語だと「上場投資信託」または「指数連動型上場投資信託」と呼ばれるものです。
特定の指数に連動する投資信託であり、投資信託とは専門家が顧客から預かったお金を投資運用する金融商品のことをいいます。
証券取引所で取引され、リアルタイムで価格が変動するのが特徴です。
・ビットコインETFとは?
ビットコイン価格に連動するよう設計されているETFです。
「現物型」と「先物型」があり、アメリカではいち早く先物型が承認されました。
先物型は、実際のビットコインと価格が乖離しやすいため、投資判断が難しい商品です。
実際のビットコイン価格を見ながら相場観を掴める「現物型」の方が、より一般投資家向けであると考えられてきました。
現物型が承認されると何が変わるの?
ビットコインの価格が上向いているのは、現物型ビットコインETFが近く承認されるのではないかと予想されているからです。
どこが承認するかというと、金融市場ですね。
つまり、証券取引所のことです。
各国に証券取引所がありますが、投資信託商品として上場するにはそれぞれの国の規制当局、特に世界の金融の中心であるアメリカから承認される必要があります。
先に承認された先物型・レバレッジ先物型ビットコインETFは、アメリカの証券取引所でプロ向け投資信託商品として知られています。
さらに現物型も承認され取引されるようになれば、もっと一般の投資家でも手を出しやすい状況になるのです。
結果的にビットコイン市場への新規参入者が増え、価格も上昇すると見られています。
!ここで注意!
ここからは、現物型をピックアップしてお話ししていきます。
ビットコインETFには、現物型・先物型・レバレッジ先物型の3種類がありますが、以降「現物型」についての説明となるのでご了承ください♪
どうしてビットコインETFが期待されているの?
通貨としてのビットコインは暗号資産取引所でしか購入することができないため、投資を始めるまでのハードルが高いです。
一方ビットコインETFは株式と同じように証券取引所で購入可能なので、初めて投資をする人や暗号資産未経験者も参入しやすいと思います。
投資信託はプロが代わりに投資してくれるというものなので、初心者でも手軽にビットコインの運用ができるってわけですね。
暗号資産取引所がハッキングされた事例もあり、多額の資産を預けるには安全材料が足りません。
でも証券取引所に上場されているような投資信託であれば、見方が違ってきます。
仮想現実のお金でしかなかったビットコインが、ETFとして承認されると現実的な金融商品のイメージを持たれるようになるのです。
セキュリティ面で不安視されていた暗号資産も、ETFになることで信頼性のある投資商品として迎えられることになります。
証券取引所に上場されれば、「株式のついでにビットコインETFも買おうかな」という人が出てくる可能性は高いでしょう。
先物型ビットコインETFが承認された後、ビットコインの価格が過去最高値を更新していることからも期待の声が多くなっています。
現物型も承認されることになれば、さらにビットコイン投資を始める人が急増して価格も高騰するでしょう。
上場までの道のりは意外と遠かった
ビットコインETFは、これまでに何度か証券取引所に戦いを挑んでいます。
まず初めに上場承認を目指したのは、世界有数のビットコインホルダーで知られる兄キャメロン・弟タイラー、通称「ウィンクルボス兄弟」です。
彼らはFacebookの創業者マーク・ザッカーバーグと裁判沙汰になったことでも有名なのですが・・・(ソーシャル・ネットワークって映画を観ると分かるよ♪)
2013年、ビットコインETF「ウィンクルボス・ビットコイン・トラスト」を考案し、アメリカの証券取引委員会に上場申請しました。
しかし2017年に否決、再申請するも2018年に再度否決されています。
他の企業や団体、投資家も次々とビットコインETFを申請しましたが、なかなか承認には至りませんでした。
これは、上場先である取引所に詐欺や価格操作の防止する体制が整っていないことが大きな理由です。
また、流動性が不足していること、証券取引委員会が暗号資産交換業者を規制できないことも信頼性が低いと判断される要因になりました。
現在は規制対象でない企業が暗号資産取引所を運営できるため、価格操作の懸念をぬぐい切れないと判断されてしまったのです。
2023年6月に動きが!
ビットコインETF上場は叶わない夢なのか・・・。
多くの投資家が諦めムードになっていたなか、一筋の光が差し込みます。
世界最大といわれる資産運用会社、ブラックロックが証券取引委員会に挑戦状をたたきつけたのです!
この時申請したビットコインETFは、これまでに打ち砕かれてきたものと同じような仕組みでしたが、株式市場Nasdaq(ナスダック)と取引プラットフォームの監視を共有するという点が新しいアイディアとなっています。
今までは価格操作の懸念があるとされていましたが、ここまで有名な機関が監視してくれるなら安心かも・・・?
さらに、金融会社大手のARKインベスト・マネージメント、フィディリティもビットコインETFの申請を行っています。
2023年下半期、いよいよ承認される雰囲気が高まってきたのではないでしょうか。
ビットコインETFが辿る運命
これまでにETFが上場された例を振り返ってみると、ビットコインETFの未来が見えてくるかもしれません。
ビットコインに似ている性質を持つとされるのが、金です。
お金じゃなくて、ゴールドの方ね。
金も需要と供給のバランスで価格が変動します。
そのため、法定通貨よりも金の方が暗号資産、なかでもビットコインと同じような特徴を持っているといわれているのです。
初めて金のETFが上場されたのはオーストラリアの証券取引所、2003年のことでした。
さらにロンドン、ニューヨーク、日本へと続きます。
これをきっかけに世界で金市場に流れる資金が増え、結果的に金の価格を押し上げたと考えられています。
ビットコインと性質の似ている金で成功しているんだから、ビットコインETFも成功するはず!
問題点を一つずつ解消していけば、近いうちに上場される可能性は高いと思われます。
今、多くの投資家の間で語られているビットコインETFは「現物型」の上場投資信託のことです。
上場されればビットコインの価格を上げる要因になるため、見逃せない情報ですよね!
最新の動向をキャッチするには、証券取引所のサイトや投資家のSNSを調べてみましょう。
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