暗号資産の短期トレーダーが増えているとのニュースを目にしました。
株式やFX、投資信託などをやってきた人が暗号資産にも手を出したのならそれほど心配はいらないと思うけど…
これまで全く投資をしてこなかった人が、いきなり暗号資産にチャレンジするのは危険かもしれません。
投資初心者はもちろん、暗号資産がどういうものか知らない人が大きな金額を賭けてしまうと、大失敗する可能性が高いです。
今回は、初心者が徹底するべき暗号資産のセオリーや、暗号資産投資で注意するべき点について解説していきましょう。
暗号資産投資の基本手法をチェック！
暗号資産投資を始めるにあたり、まずはどんな手法が一般的なのか知っておく必要があります。
初めは主要銘柄を選ぼう
暗号資産は法定通貨と比べて変動が激しく、投資する銘柄を選ぶ際は特に慎重さが求められます。
ビットコイン（BTC）やイーサリアム（ETH）、リップル（XRP）、最近注目されているソラナ（SOL）など時価総額が上位の銘柄を選べば手堅く投資できるでしょう。
草コインやミームコインも一攫千金のチャンスがあると話題になっていますが、ほとんどが失敗すると思って良いと思います。
しっかりプロジェクトの中身をチェックして成功する可能性が高いと分かれば投資する価値がありますが、初心者には難しいです。
すでに一定の成功を収めているプロジェクトのトークンを選んだ方が無難でしょう。
BTCやETHは現物ETF承認を果たした国もあります。
将来的には法定通貨とほぼ変わらない信頼性と安定的な価値を持つ銘柄になるといわれているので、初心者はまずこれらの暗号資産から投資するのがおすすめです。
現物投資が基本！
投資の手法には、現物取引と先物取引があります。
現物取引は今あるお金で投資し、先物取引は前もって取引する価格を決めておく投資方法です。
例えば「1か月後に1BTCを1000万円で買う」という約束をするような取引が先物取引にあたります。
取引期日にBTCの価格が1000万円より高くなっていた場合、先物取引しておいて良かった～となるわけです。
反対に、BTC価格が1000万円より下がってしまうと、当日購入する（現物取引）よりも多くのお金を支払うことになり損をします。
暗号資産の場合、将来の相場が大変読みにくいです。
たった1日で大幅に下落することもあるため、先物取引には大きなリスクが伴います。
相場を読み解く力のある専門家でもなかなか当たらないので、初心者は現物取引を基本としてください。
レバレッジをかけて自己資金よりも大きな取引ができる取引所もありますが、上手くやるには高度な分析術が必要です。
現物取引なら自己資金以上の投資をすることができないので、最悪の結果になった場合でも借金を負わずに済みます。
しかし生活費をつぎ込んでしまうと、現物だろうが先物だろうがこの先苦しむことに…
暗号資産投資をするなら、生活資金とは別の余剰資金で現物取引を！
これを徹底してくださいね。
ドルコスト平均法で購入せよ
「ボーナスで100万円ゲットしたから、全額BTCにつぎ込もう！」と考えている人がいたら、ストーップ！！
暗号資産は価格が変動しやすい性質を持っているので、一度にたくさん購入するのは得策ではありません。
むしろ時間をかけて少しずつ投資するのがリスクを抑えることにつながります。
安くなった時に購入できたと思っても、数日後にはもっと下落するかもしれません。
相場を見ながら購入のタイミングを計るのは難しく、初心者で毎回成功させることができる人は少ないでしょう。
暗号資産投資に限らずFXや投資信託でも、「ドルコスト平均法」という手法が一般的です。
これは毎月1万円ずつ購入するというような、一定金額を同じタイミングで投資する方法のこと。
例えば毎月20日に1万円分投資すると決めておけば、その時のBTCの価格がいくらになっていても出費は月に1万円だけです。
これを1年間繰り返すと、BTCを1年間の平均価格で購入したことになります。
毎回安いタイミングを狙って購入するより簡単で、計画性のある投資になるでしょう。
長期保有しか勝たん
短期トレーダーが増えていますが、初心者のみなさんには長期保有をおすすめします。
いわゆるガチホというやつですが、暗号資産は購入一択、よほどのことがない限り売却は控えた方が良いです。
ちなみに短期トレードとは数分、数日のうちに購入と売却を繰り返し、売買差益を得るという投資方法のこと。
上手くやれば1日で数万円儲けることもできるので、短期間で大きな収益を得られます。
しかし、勝ち続けるには法定通貨のFX以上に豊富な知識と高い分析力が必要です。
初心者がいきなり短期トレードをしても、ビギナーズラックは起これど継続的かつ安定的に収益を生み出すことはできないと思います。
じゃあどうすれば良いか。
法定通貨のFXであれば、数年温めてもそれほど価値は変わらないかもしれません。
いっぽう暗号資産の場合は、例えばBTCのような主要銘柄なら保有する期間が長いほど価値が上がっていくと考えられています。
多少の変動はあっても、将来的に見れば今よりもっと大きな金額になるのです。
もちろん下落する可能性0ではありませんが、短期売買を繰り返すよりも安全な投資となるでしょう。
初心者は現物取引で購入後、そのまま保有して将来の資金として貯めておくのがおすすめです。
保有しているだけでは利益を得られませんが、ステーキングやレンディングに預ければ利息を受け取れます。
これなら資金を手放さずに、定期的に収益を発生させることが可能ですね。
ガチホすれば、貯金にも資産運用にもなる！
初心者はまず主要な暗号資産を買い集めることを目的とし、無理のない範囲で少しずつ計画的に積み立てていきましょう。
売却して利益を得ようとするのは、まだまだずーっと先の話です。
海外取引所ってどうなの？DeFiって？
暗号資産は、海外取引所でしか購入できない銘柄もあります。
自分が欲しい銘柄が国内取引所で取り扱っていない場合、海外取引所でも口座開設することを検討しなければなりません。
しかし、金融庁は海外取引所について関与しないため、トラブルがあった場合は自己責任となります。
金融庁の認可を受けた国内取引所であれば、破綻したりハッキングされたりした場合にも顧客資産を保護する体制があるので安心です。
初心者のみなさんは、まずは国内取引所のみを使った投資を考えてみてください。
国内取引所でもBTCやETH、SOLなどたくさんの銘柄を取り扱っています。
どうしても手に入れたい銘柄があるなら別ですが、バイナンスのように手数料が安いからというような理由だけで海外取引所を選ぶのはおすすめできません。
また、ステーキングなどのDeFiサービスが利用できる分散型取引所（DEX）についても同様で、金融庁の保護対象にならないので注意が必要です。
ウォレットをつないだ瞬間に全てを失う詐欺サイトもあるので十分気を付けてくださいね。
初心者はリスキーな海外取引所やDEXを利用せず、国内取引所で購入できる主要銘柄に絞って投資するのがおすすめです。
慣れてきたら草コインにも投資してみよう
私はある程度暗号資産取引にも慣れてきて、余剰資金もそれなりにあるので草コイン投資にもチャレンジしています。
ほんとにわずかな額しか買いませんが、少しずつ気になる銘柄を買い集めているところです。
一つの銘柄に全投資するのではなく、分散して保有するのもリスク回避につながります。
しっかり主要銘柄を押さえつつ、希望あふれる草コインに賭けるのも暗号資産投資の楽しみ方の一つなんです。
私のおすすめ草コインはロリポップ（LPOP）！
これからNFTプラットフォームも立ち上がるので、価格が大きく伸びるチャンスがあります。
気になっている方は、ぜひプロジェクトについて調べてみてくださいね♪
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