LOLLIPOP(ロリポップ)は、独自トークン「ロリポップ(LPOP)」について第三者機関によりセキュリティ性の監査を受けています。
この監査を行ったのが、CertiK(サーティック)というブロックチェーン関連企業です。
CertiKはブロックチェーンや暗号資産のシステムについてチェックする機関で、web3.0におけるセキュリティの保護に努めています。
今回は、このCertiKについてもっと詳しく調べてみましょう。
CertiKとは
CertiKは、暗号資産やブロックチェーンに関するサイバーセキュリティ企業です。
web3.0プロジェクトのセキュリティに関する監査サービス(リスク評価やモニタリングなど)、プロジェクトの自己診断が可能なツールも提供しています。
スマートコントラクトの監査ではシステムの脆弱性やセキュリティリスクを判定、ハッキングや悪用の可能性があるかチェックすることでプロジェクトの安全性を確保できるでしょう。
「Skynet」というセキュリティ監視システムでは、ブロックチェーンに対して継続的にリスク評価を行います。
24時間体制の監視のため、早期に警告を発することが可能です。
また、プロジェクトの身元確認を行う「顧客確認(KYC)」サービスも提供しています。
CertiKによってKYCが完了したプロジェクトは責任者の所在が明確です。
信頼性の高いプロジェクトと詐欺集団を区別することができ、不正行為による被害も防げるでしょう。
独自のセキュリティスコアを持っている
CertiKは、独自のセキュリティスコアによって厳しい審査を行います。
web3.0プロジェクト、暗号資産取引所、暗号資産ウォレットなどのセキュリティ性を総合的に評価し、客観的で独立した審査を提供することが可能です。
CertiKの審査に合格したプロジェクトは、web3.0業界において最高水準のセキュリティを有していると判断できます。
2024年第1四半期だけで、ハッキングなどによって5億ドルもの資金が流出しているとか。
セキュリティ対策の需要は今後ますます高くなり、CertiKが提供するソリューションに注目するweb3.0プロジェクトも増えるでしょう。
CertiKはLOLLIPOP(ロリポップ)も監視中
LOLLIPOP(ロリポップ)はいち早くCertiKによる監査を受けており、ブロックチェーンをはじめ2023年まで運営していた分散型暗号資産取引所(DEX)や独自トークンのロリポップ(LPOP)についても安全性の高いセキュリティ体制が整っていることを証明されています。
公式サイトにもCertiKによる監査を受けたと明記されているので、ぜひトップページの右下あたりに注目してみてください。
CertiKのバナーをクリックすると、監査結果が表示されます。
【LOLLIPOP公式サイト】https://lollipoppool.org/
この監査は一度合格すればOKというものではなく、プロジェクトが存続する限り常にセキュリティ性をチェックされています。
もしLOLLIPOP(ロリポップ)がおかしな方向に進めば、すぐに警告してくれるでしょう。
CertiKに任せておけば、私たち投資家は安心してプロジェクトを見守ることができるのです。

CertiKを支援するビッグ企業も
CertiKは、SoftBankやTiger Globalなどの大企業から多額の資金援助を受けています。
これからどんどん発展するweb3.0業界は、何よりもセキュリティ性が重要です。
どんなに有益なプロジェクトでも、世界を変える大発明を成し遂げたプロジェクトでも、セキュリティがゆるゆるでは大損害をもたらすでしょう。
web3.0の発展に期待するからこそ、それに関わるプロジェクトには厳しい審査が必要なのです。
CertiKはweb3.0・ブロックチェーン・暗号資産の世界における「セキュリティの番人」に任命されているといっても過言ではありません。
これまでの審査・監査システムをさらに進化させ、新たな手口で投資家の資産を狙うハッカーや詐欺プロジェクトから業界を守ることがCertiKの使命です。
CertiKへの投資は、結果的にweb3.0業界の未来への投資につながるでしょう。
逆に言えば、web3.0への期待がなくならない限り、CertiKが衰退することはないということ…
CertiKの株って、日本人も買えるのかな?(゚∀゚)♪
CertiKはブロックチェーンも開発していた
ブロックチェーンの監査を行うCertiK、実は彼らにも独自のブロックチェーンがあります。
その名も「CertiK Chain」、イーサリアムやポルカドットなど複数のブロックチェーンに対応しているマルチチェーンです。
運営しているのはCertiKから派生した非営利団体CertiK Foundationで、2020年から稼働しています。
CertiK Chainはコンセンサスアルゴリズムに「Delegated Proof of Stake(DPoS)」を採用、トークンの保有量に応じた投票権が与えられる仕組みです。
投票によってブロック承認者が選ばれ、その承認者がブロック生成を行います。
…ということはCertiK Chainからも独自トークンが発行されているということですね!
今需要が高まっているCertiKのトークン、これは狙い目です(‘ω’)
CertiK(CTK)とは
CertiKプロジェクトの独自トークンは「CertiK」、通貨名は「CTK」です。
CTKはCertiKからの報酬として投資家に配布されるトークンで、これをプールして利息を得ることもできます。
ハッキングの防止に役立つ「セキュリティ・オラクル」の異名も持ち、暗号資産が盗まれた時の保険として稼働する「CertiKShield」機能もあるとか。
あらゆるブロックチェーン上にあるセキュリティを数学的に検証することができ、ハッキングの可能性が高いコードを検出するとリスクを示すスマートコントラクトが表示されます。
CertiKShieldには①暗号資産を守りたい人から保険料としてCTKを徴収するプールと、②利息が欲しい人からCTKを預かるプールの2つがあります。
暗号資産が盗まれてしまった場合は②のプールから補償を受けることができ、預け入れに対する利息は①のプールから支払われるというものです。
①の人はシンプルな保険の仕組みですが、②の人は損しないのかな…?(^_^;)
ハッキングさえ起らなければ、定期的に利息が得られるのでむしろ得なのか?
CTKはどこで手に入る?
CTKは、国内取引所では取り扱いがありません。
海外取引所であればBybit(バイビット)で購入できるので、国内取引所から送金して入手しましょう。
まずは国内取引所で口座開設し、日本円を銀行振り込みかコンビニ支払いで入金、その資金でビットコインを購入します。
次にBybitで口座を開設、国内取引所からBybitへ送金して、ビットコインが到着したらCTKを購入するという流れになります。
CTKはステーキングも可能、保険料の支払いに充てられるという明確な使い道があるトークンです。
ちょっと面倒ですが、購入するメリットはあると思います。
CertiK Skynetとは
CertiKは、私たちにも「web3.0セキュリティについて学びなさい!」と言っておられます。
タスクをこなすとブロックチェーンなどのセキュリティについて学べる学習プラットフォーム「CertiK Skynet」を無料で提供し、自己防衛に努めなさいとのことです。
デイリータスクとして、毎日ログインや3つのプロジェクトをチェック、2つのプロジェクトに投票するなどのミッションが与えられます。
web3.0に関するクイズもありますが、これは英語で出題されるので翻訳ツールが必須かも…
タスクをクリアした後は「Claim(請求)」を行い、「Gems」という報酬をゲットできます。
Gemsを集めてレベルをアップさせれば、CTKのエアドロがもらえるという情報もあるので、ぜひプレイしてみてください。
CertiKが独自トークンやセキュリティ学習ツールまで出していたとは…
LOLLIPOP(ロリポップ)をはじめ、多くのweb3.0プロジェクトから頼りにされているセキュリティ番長はさすがですね!
私もCertiK Skynetでセキュリティについて勉強しておこうかな…
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