実はブームが到来していた!?2024年11月のNFT売れ行きは好調

NFT

色んなところで2024年にNFTのブーム再来!といわれていましたが、11月現在まで大きな変化はなかった気がします…(^_^;)
あちこちで新たなNFTプロジェクトが誕生したり、有名ブランドとのコラボ話が出たりしているものの、「大成功しました!」というニュースは目にしませんでした。
しかし、暗号資産データ収集を行うCryptoSlamの11月17日の発表によれば、過去7日間でNFT市場は1億8,100万ドルの売上高を記録したといいます。
もしかして、実はNFTがめちゃくちゃ売れている!?
今回は、NFT市場の現状について詳しく調べていきましょう。

2024年のNFTブームはこれから!?

CryptoSlamが収集したデータでは、11月4~10日の9,300万ドルから11月11~17日の1億8100万ドルまで、たった1週間でNFTの売上高は94%増加したことが分かりました。
最も売れたNFTはイーサリアムネットワークによって生成されたもので、週間売上高6700万ドル、前週比111%増となっています。
ビットコインブロックチェーンによるNFT(Ordinals)は1週間で6,000万ドルを叩き出し、前週比115%増を記録しました。
ソラナ・ミソス・イミュータブル・ポリゴン・BNBのブロックチェーンでも週間売上高の合計が4,550万ドルとなり好調です。
NFTの販売平均価格も上がっており、前週の71.11ドルから87%増の133.08ドルまで急上昇しました。
NFT市場の盛り上がりはSNSでもあまりピックアップされていませんでしたが、密かにブームが到来していたようですね。
今年はビットコイン現物ETFの承認やビットコイン半減期、トランプ氏の大統領再選出などの大きなニュースがたくさんありました。
私もそうですが、暗号資産のことばかりが気になって、NFT市場までチェックできなかった投資家が多かったのかな?
CryptoSlamによって発表されたポジティブなデータは、今後のNFTブームを盛り上げる追い風になるでしょう。

10月までは低迷が続いたNFT市場

先月NFTの現状について調べた時、目に飛び込んでくるのは悲観的なデータばかりでした。
2021~2022年頃に人気だったNFTコレクションは取引額がガクッと下がり、売買の頻度もかなり低くなっています。
あれほどコンスタントに新作を発表していたプロジェクトが、今はひっそりと静まり返っている…
そんな状況を見ていれば、ますますNFTに期待が持てなくなるのも仕方のないことです。
2024年初め頃は一時NFTの売れ行きが復活しましたが、およそ7ヶ月ものあいだ減少傾向が続いてしまいます。
9月には月間最低の3億ドルを記録し、SNSでも「今年もNFTはダメだね~」という雰囲気が漂い始めていました。
しかし10月に入ると、突然NFT取引が活発になります。
月間取引数は720万件(前月比42%増)を突破、売上高は前月比18%増の3億5,600万ドルを記録しました。
この復活劇は、ビットコインの良いニュースで暗号資産市場が盛り上がり、さらにトランプ氏の再選でビットコインの価格が急上昇したことによるところが大きいと思います。
そもそもNFTは暗号資産を稼ぐために売買する商品でもあるため、暗号資産の評価が上がればNFTも売れるようになるでしょう。
11月はすでに1週間で1億ドル以上も売り上げているということは…!?
月末の結果が楽しみですね♪

ビットコインNFTって?

ビットコインブロックチェーンで発行するNFTは、「ビットコインNFT」や「Ordinals」とも呼ばれています。
イーサリアムNFTは発行したプラットフォーム上に画像データなどが記録されているため、例えばOpenSeaがサービスを停止すれば、そこで発行したNFTは画像が見られなくなる可能性があります。
NFTとしてのブロックチェーン情報や取引履歴は残るものの、一体どんなイラスト・写真をNFTにしたのかということまでは分からなくなるかもしれないというわけです。
一方ビットコインNFTは画像データ自体もブロックチェーン上に保存できるため、生成したプラットフォームが存在しなくなっても画像を含むすべてのデータを閲覧できます。
また、イーサリアムより安いガス代で、ブロックサイズ最大容量までトランザクションを送信することが可能です。
ただし未だ知名度が低く、生成するには高度な技術が必要なため、現在もビットコインNFTは広く普及しているとはいえないでしょう。
さらに、NFTの画像などを確認するには公式から提供されているエクスプローラーを使用するか、コードを取得して接続しなければなりません。
「何だかよく分からないから…」と挑戦できずにいる人も多く、お得で便利なんだけど、難しすぎるNFTというイメージがあります。
売上高だけで見ればイーサリアムNFTと同様、なかなか好調のようですが…
新しい分野のNFTであり、注目度も高いので、「これからはビットコインNFTだ!」と考えているクリエイター志望もいるかもしれません。
ただし、イーサリアムNFTと違って「誰でも発行できるわけではない」ことを肝に銘じてください。
うかつに手を出すと、「何も生み出せないまま数ヶ月経ってしまった…」という可能性もあるので注意しましょう。

小規模ブロックチェーンのNFTについて

先ほどソラナ・ミソス・イミュータブル・ポリゴン・BNBで発行されたNFTも好調だと言いましたが、イーサリアムやビットコインに比べて人気度はどのくらいなのでしょうか。
従来は、NFTをイーサリアムネットワークで発行するのが基本でした。
しかしイーサリアムはガス代が高く、NFTの出品や購入の際には大きなコストとなります。
場合によってはNFT本体代金よりも高いガス代を取られることもあり、これがNFT市場の衰退につながったという意見も多いです。
一方ソラナなどの小規模ブロックチェーンはガス代が安く、しかもイーサリアムネットワークで見られるトランザクションの混雑による処理遅延が起こりづらいといわれています。
安価で取引がスピーディー!とあれば、そっちの方が良いですよね。
ポリゴンは一時期ガス代不要でNFTの出品や譲渡ができた時代もあり、購入時もイーサリアムに比べて安いガス代で利用できます。
ソラナのブロックチェーンゲームの成功などにより、小規模ネットワークによるNFT生成も注目され始めているようです。
今後はイーサリアムを超える市場を形成するのではないかと、私も期待しています(‘ω’)
これからNFTクリエイターとしてデビューする人は、マーケットだけでなくどのブロックチェーン・ネットワークで発行するかも考えておく必要があるでしょう。

LOLLIPOP(ロリポップ)のNFTプラットフォームについて

ソラナのNFTマーケットも話題になっていますが、独自トークンを発行するブロックチェーンプロジェクト「LOLLIPOP(ロリポップ)」も新たなNFTプラットフォームを開発中です。
「TimeCapsule(タイムカプセル)」と名付けられたNFTプラットフォームでは、大切な思い出をSNSに記録するような感覚でNFT発行ができるといいます。
LOLLIPOP(ロリポップ)はBNBチェーンを利用しており、発行されるNFTも同じブロックチェーンによって生成されるでしょう。
BNBチェーンもガス代が安く、高速処理が可能です。
NFT取引ではLOLLIPOP(ロリポップ)の独自トークン「ロリポップ(LPOP)」での支払いになると思いますが、ネットワーク使用料においてはBNBのお得なガス代が適用されると予想しています。
リリース日が分かったら、また詳しく調べてみますね♪

 

LOLLIPOP(ロリポップ)からNFTプラットフォームが誕生すれば、新たなNFTの形として注目されるようになるでしょう。
その日を今か今かと待ち望んでいます!(^^)

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