Pudgy Penguinsがトークンをローンチ!PENGUの特徴とは

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12月17日、NFTコレクション「Pudgy Penguins(パジー・ペンギンズ)」は暗号資産「Pudgy Penguins(PENGU)」をローンチすると発表されました。
ブロックチェーンプロジェクトから暗号資産やトークンが発行されることは多いですが、NFTコレクションが発行する暗号資産はどのような特徴があるのでしょうか。
今回はPudgy Penguinsコレクションの概要と、PENGUとはどんな暗号資産なのか調べてみました。

Pudgy Penguins(パジー・ペンギンズ)とは

2021年7月にリリースされた「Pudgy Penguins(パジー・ペンギンズ)」は、帽子・髪型・目・口・服装などが異なる8,888体のNFTです。
「Pudgy」はずんぐりむっくり、「Penguins」はペンギンの意味であり、可愛らしいペンギンたちがおしゃれを楽しんでいるようなデザインとなっています。
ローンチ前から話題となっていたため、販売開始から数十分で完売し、最高取引額400ETH(当時のレートで約1億2,800万円)を記録しました。
派生コレクションとして「Lil Pudgys(リルパジー)」や「Pudgy Rods(パジーロッド)」も立ち上げられ、現在も高いフロア価格を維持しています。

Pudgy Penguinsの特徴

Pudgy Penguinsは、世界的IPブランドとなることを目標にしています。
ディズニーやサンリオのように、「どの家庭にも必ず一つはあるアイテム」を目指しているとか。
NFTとして有名になるだけでなく、現実世界でも知名度が高いキャラクターにしたいと考えています。
まずはメタバースから活動の幅を広げることを計画し、2023年12月、web3.0ゲーム「Pudgy World(パジーワールド)」を発表しました。
Pudgy PenguinsはNFTとして収集するほか、ゲーム内でキャラクターと触れ合える楽しさもあるといいます。
さらに、「The Huddle(ハドル)」というコミュニティーを設立し、ホルダーやファンが新製品の開発などを話し合える場を提供しました。
Pudgy Penguinsはホルダーコミュニティの活動が高く評価され、コアファンみんなで盛り上げようという活気が感じられるプロジェクトです。

Pudgy Penguinsの魅力

特典や限定コンテンツがないNFTコレクションでありながら、ここまでの人気を獲得しているのはどうしてでしょうか。
購入特典をエサにするNFTコレクションが多いなか、Pudgy Penguinsはコミュニティの純粋な支援によって成り立っているプロジェクトです。
web3.0時代において、ファンが支える、ホルダーが活動方針について意見するプロジェクトには持続力があります。
ホルダーが特典配布を待っているだけでなく、自ら利益を生むための提案をする環境が整っていることがPudgy Penguinsの成長につながっていると考えられるでしょう。

創業者を追放!?独自トークンがローンチ

Pudgy Penguinsは、2021年7月のローンチ後に即完売、1か月後には平均価格4ETHという高額NFTコレクションとなりました。
9月には唯一の左向きであるレアNFTが225ETHで取引され、大きな話題を呼びます。
ところが運営側の資金着服疑惑が持ち上がり、ロードマップの進捗が滞ったことも影響して2021年末には人気が低迷…
Pudgy Worldの開発も全く進んでいないことが明るみになりました。
ホルダーはプロジェクトが計画を放棄していると指摘し、コミュニティ離れも進みます。
ついにはNFT運営経験のあるホルダーが中心となってコレクションの買収が提案され、創業者であるCOLE氏は事実上の追放が決定しました。
2022年、新たな運営代表としてロサンゼルスの起業家Luca Netz氏が750ETHで買い取ることとなり、フロア価格約3.4ETHから5~7ETHまで持ち直します。
さらに運営陣が変わったことで、Pudgy Penguinsはトークンの発行が可能に!
買収から2年後の今年12月、プロジェクトの再スタートとしてオリジナルトークン「Pudgy Penguins(PENGU)」のローンチが発表されました。

Pudgy Penguins(PENGU)について

PENGUは、ソラナブロックチェーン上で発行されるトークンです。
総供給量は888億8,888万8,888枚となっており、そのうち25.9%がPudgy Penguinsコミュニティ、24.12%がソラナやイーサリアムなどの仮想通貨コミュニティ、29.28%はプロジェクトの開発や運営陣に割り当てられます。
12.35%は分散型取引所(DEX)での流動性確保のために使われ、残りはマーケティング活動などに使用されることになるそうです。
まずはPudgy Penguinsや関連コレクションのホルダーに向けて、エアドロップが行われます。
PENGUを請求するための専用ページも開設され、ホルダーはここからClaim(クレーム)をして受け取ります。
請求期限は88日間で、未請求のままであったPENGUはスマートコントラクトによって永久にロックされるそうです。
エアドロ対象でない人は、暗号資産取引所で購入することになります。
12月17日からOKXかBinanceにて取り扱い開始となるので、詳しくはそれぞれの取引所でチェックしてくださいね。

PENGUの価格はどうなっている?

12月17日のローンチ直後、PENGUは時価総額4,858億円を突破しました。
ところがその2時間後には半分近くまで下落し、現在もローンチ時よりも低い水準で推移しています。
人気コレクションのPudgy Penguinsから新登場したトークンということで話題を呼んだものの、はっきり使い道が提示されたわけではなかったので投資家の熱が冷めてしまったのかもしれません。
Pudgy Penguinsホルダーはタダで手に入れており、来年3月まではクレームできるわけですから…
私だったら、まずPudgy PenguinsNFTを手に入れて、エアドロでPENGUもいただくという方法を選びますね。
その前にNFTやトークンの将来性について、しっかり吟味しなきゃだけど。
やはりPudgy Penguinsがweb3.0ゲームを完成させたり、トークンの具体的な使用用途やホルダー特典が提示されたりしてから判断する必要があると思います。

PENGUのクレーム方法をチェック!

せっかくですから、Pudgy Penguinsや関連コレクションのNFTを保有している人のためにPENGUのクレーム方法についても調べておきましょうか。
まずはご自分がエアドロ対象者であるかチェックしてくださいね!

エアドロ対象者の条件

Pudgy PenguinsまたはLil PudgyのホルダーはPENGUのクレームが可能です。
ペンギンっぽいNFTや、もしかして関連しているのでは…?と思われるようなデザインのNFTをお持ちであれば、ダメもとでクレームしてみてください。

ウォレットの準備

PhantomやSolflareなど、ソラナと互換性のあるウォレットが必要です。
ガス代としてSOLが請求されるので入金しておいてください。

クレーム手順

それではクレーム方法について具体的に見ていきますが、ChromeやBraveだとエラーが出るようです。
Firefoxでうまく行ったという情報もあったので、問題が発生した場合は試してみてください。

①公式アカウントからクレームサイトへアクセス
XやDiscordなどの公式アカウントから、クレームサイトを見つけましょう。
詐欺サイトに引っかからないように、複数の情報を使って正しいURLか確認することが大切です。

②ウォレットを接続する
ウォレットアイコンをクリックし、接続を許可します。
サインインのメッセージが出てきたら、「確認」をクリックしてください。

③クレームする
「CONTINUE TO CLAIM」をクリックし、サインインで「確認」をクリック、最後に「CLAIM YOUR PENGU」をクリックしてください。
トランザクション確認のポップアップが出てきたら、ガス代をチェックして「確認」をクリックします。

④PENGUアカウントを作成する
「CREATE NAME&CLAIM$PENGU」をクリックし、アカウントを作成します。

クレームが完了すれば、ウォレットにPENGUが追加されているはずです。
PENGUのクレームにおいて、秘密鍵や住所などの個人情報を請求されることは一切ありません。
もしウォレットの秘密鍵を求められたり、おかしなポップアップが表示されたりした時はすぐにサイトを閉じましょう。

 

Pudgy PenguinsNFTの取引額は、11月から12月中旬にかけて最低落札価格を200%以上も上昇させているそうです。
まだまだ期待しているホルダーも多いですが、まずはweb3.0ゲームを完成させる必要があります。
もしうまくいったら、ぜひLOLLIPOP(ロリポップ)のNFTマーケットでも取引してほしいな♪

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