トランプ大統領と公式ミームコインが爆誕!真の「TRUMP」とは

アメリカ 仮想通貨

ここ最近はトランプ大統領就任でどう暗号資産市場が動くかという話が続いていますが、2025年1月20日とうとう新たな時代の幕が上がりました。
現地時間の正午に、第47代アメリカ大統領ドナルド・トランプが誕生します。
前日に行われた就任前集会では「アメリカをかつてない偉大な国にする」と述べ、そのための政策には暗号資産規制の緩和も含まれるとみられています。
さて、実際にどんな暗号資産ルールが変わるのか、これからが本当に楽しみですね(‘ω’)
しかもトランプ氏は、大統領就任を目前に控えたタイミングでついに公式のミームコインを発行!
今回は、このTRUMPコインについて調べていきたいと思います。

ついに本物現る!TRUMP発行を正式に発表

「トランプ系ミームコイン」と呼ばれる銘柄には、MAGA(TRUMP)やMAGAハット(MAGA)、ダークMAGA(DMAGA)、スーパートランプ(STRUMP)、MAGA: ファイト・フォー・トランプ(TRUMPCOIN)などがあります。
どれもトランプ氏の名を冠したものですが、実はトランプ陣営が公式に発行したコインは一つもなく、トランプ氏の支持者またはトランプブームに便乗したい人が作成・発行したミームコインだとみられています。
トランプ氏の言動が注目されるたびに相場が変動しているため、全くの無関係とは言い難いでしょう。
しかし、トランプ氏が公式に発行した銘柄でないことだけは確かです。
しかし1月18日、ついにトランプ氏は公式ミームコイン「OFFICIAL TRUMP(TRUMP)」を発行!
当初はまた偽物じゃないかと疑う人も多かったようですが、トランプ氏のXアカウントで発表されたため、ほぼ確実な情報であるという意見が優勢になります。
さらにここから数時間後、オンチェーン専門家による流動性などの観察を経て本物の可能性が非常に高いと判断されました。
本人が発表してもなお、真偽のほどをチェックされるとは…(^_^;)
これまでに偽物が出すぎていていたので、なかなか信じてもらえなかったというわけですね。

1時間で31億円!?TRUMPが20倍以上に急騰

OFFICIAL TRUMP(TRUMP)は、本物であるらしいと判断された後20倍以上に爆上がりしました。
あるトレーダーは1時間に約2000万ドル、日本円にして31億円近くも利益を上げたそうです。
リリース初日は2億枚が発行され、3年間で総発行数の10億枚に到達する予定だといいます。
価格の急騰は、今後のアメリカ好景気と第2次トランプ大統領ブームを予感している人の期待感の表れでしょう。
一方、初めからとんでもない爆益を見せたため、売り圧が過熱する可能性もあります。
1月20日午前11時現在の価格は約7,417円ですが、午前6時には11,000円以上の値をつけていました。
1日でこれだけ振り幅が大きいというのも、ちょっと心配ですね。
大統領就任式は日本時間の夜9時頃とのこと、それまでにまたチャートが激しく動くかもしれません。
短時間で爆益を生むチャンスもありますが、大損失が発生するリスクも同じだけあります。
「上手くいけばFIREできるかも!」と思っている人も多そうだけど、私だったら投資を見送りたいかな。
一瞬の判断ミスが命取りになるので、ここはスルーしたいと思います。

OFFICIAL TRUMP(TRUMP)を上場する取引所は?

OFFICIAL TRUMP(TRUMP)は現在BitgetやKraken、KuCoinなどで取引されていますが、CoinBaseやBinanceなどの大手取引所にも上場される予定だと発表されました。
具体的な上場時期はまだ発表されておらず、今後の動向をチェックする必要があります。
多くのユーザーが利用する取引所に上場されれば、さらに価格が高騰するでしょう。
トランプ氏の公式Xからもアナウンスされているため、今さら偽物だったということもないと思います。
トランプ氏に大いに期待している、「彼なら絶対に暗号資産を世界の通貨にできる!」と確信している人は、ぜひ投資を検討してみては。
私はとりあえずBinanceに上場された後、価格変動が落ち着いた頃に買うかどうか悩むつもりです。

偽物コインが大暴落!

トランプ氏が正式にOFFICIAL TRUMP(TRUMP)のローンチを発表したことで、その前に発行されていたトランプ系ミームコインは大打撃を受けました。
1月18日の朝には、最大で50%の下落を見せたとか。
「もしかしてトランプ氏が絡んでいるかも?」という期待感から注目されていた銘柄ですから、本物登場とともに人が離れてしまうのは当然ですね。
そもそもMAGA(TRUMP)はByBitやOKXに「政治色が強すぎる」との理由で上場を却下されており、Krakenは上場申請を受け付けることさえ検討しなかったといいます。
一部で人気を博したトランプ系ミームコインも、冷静に見れば公式でも何でもない、次期大統領の名を騙った詐欺まがいのコインでしかありません。
公式コインがリリースされた今、なんちゃってミームコインに投資する意味はなくなりました。
今後同じようなミームコインが誕生した際には、こういうこともあると覚えておきたいものです。

奥さんのせいで大暴落!メラニアの方が強かった?

第1次トランプ政権で、美人過ぎるファーストレディとして注目されたメラニア夫人。
夫トランプ氏とは異なる政治的思想を明らかにするなど、陰で支える系妻じゃない、自分の意見をしっかり持っている女性であるというところが同性の支持を集めています。
そんなメラニア夫人も、公式ミームコイン「Melania Meme(MELANIA)」のローンチを発表!
トランプ氏はXに投稿されたメラニア夫人からのアナウンスをすぐさまリポストし、妻のコインを応援していたようですが…
なんと、MELANIAのせいでトランプ氏のTRUMPコインが急落したと報道されてしまいました。
実際、MELANIAリリース直後にTRUMPは38%も下落、時価総額にして50億ドルが吹き飛んでいます。
恐ろしやメラニア夫人の威力…(◎_◎;)
トランプ家の実権はおろか、アメリカの政治も彼女が裏で掌握できる可能性すらありますね…!
ローンチから1時間足らずでプラス1,000円に上昇、2,000以上の高値をつけたMELANIA。
1月20日午前11時現在は約1,300円、TRUMPと比べればまだまだ安いコインですが期待感は着実に高まっています。
ただし、CoinBaseの幹部によれば「TRUMP開発チームよりも未熟な技術者たちによって立ち上げられた」可能性もあり、設計の観点で見れば大学生レベルだとの指摘もあります。
いま世界で最もホットな女性が発行したミームコインであることは間違いありませんが、投資には慎重な判断が必要でしょう。

Melania Meme(MELANIA)はどこで買える?

MELANIAは、MEXCやGMGN.AI、Raydium、Hyperliquidなどの海外取引所と分散型取引所(DEX)で購入できます。
TRUMP同様、USDTと交換する投資家が多いようですね。
日本人ユーザーの場合、まずは国内取引所でBTCやXRPなどを購入、これを海外取引所に送金してUSDTに交換、さらにMELANIAと交換するという方法で入手することになります。
ちょっと手間がかかるため、簡単に買えるというわけではありません。
ミームコインの特性上、特に意味や使い道がある銘柄でもないので、買おうか迷っている人はどうか冷静に判断を。

 

私は、トランプ氏が公式にリリースしたOFFICIAL TRUMP(TRUMP)よりも、メラニア夫人のMelania Meme(MELANIA)よりも、やっぱりビットコインに投資するのが一番堅実で現実的だと思います。
トランプ第2次政権では暗号資産規制が緩和され、より多くの場面でビットコインによる投資や決済が見られるようになるでしょう。
はっきり言うと、トランプ氏の冗談に付き合っている暇はないのです(笑)

コメント

タイトルとURLをコピーしました