ビットコインなど、話題性のある暗号資産に投資する人も多くなりました。
正確な定義は異なるかもしれませんが、私は投資で売買差益を受け取ったり預金で利息を得たりすることが「資産運用」だと思っていて、銀行にお金を預けたり暗号資産を保有したりして将来のための貯えを作ることが「資産形成」だと思っています。
つまり、資産運用は今あるお金を動かして利益を得る方法、資産形成はガチホによって将来の生活資金をできるだけ多く貯めておく方法というわけです。
さて、暗号資産の活用においては資産運用と資産形成のどちらが得策といえるでしょうか。
今回は、暗号資産で資産運用すること、暗号資産で資産形成することの意味について考えてみたいと思います。
暗号資産の「投資」とは
暗号資産に投資するというのは、いくつかの手法が考えられます。
ビットコインなど値上がりが期待できる銘柄を購入し、価格が上昇したタイミングで売れば売買差益が手に入りますね。
これは保有している資産を運用して利益を得る方法です。
一方、暗号資産を購入したのち売却することなく保有し続ける方法も投資の一種といえます。
生活資金として使い切ることを目的とするか、いずれは売却して大きな利益をゲットしようとしているかは人それぞれですが、とりあえず売らずに保有している状態では資産形成といえるのではないでしょうか。
私も2年くらい前から少しずつビットコインを買い足して、コツコツ暗号資産の残高を増やしています。
暗号資産での「資産運用」について
暗号資産における資産運用にも、大きく分けて2種類の方法があると思っています。
一つは、暗号資産の購入と売却を繰り返して売買差益を得る方法です。
保有している暗号資産の一部を貸し出して利息を得る「レンディング」、DeFiサービスの暗号資産プールに預け入れて報酬を得る「ステーキング」や「ファーミング」などの方法もあります。
これらは手元にある資産を動かしてさらに暗号資産を稼ぐ方法であり、コツコツ利益を積み上げることで将来の資産が増えるため、結果的には資産形成につながるでしょう。

暗号資産における「資産形成」とは
暗号資産で資産形成するというのは、基本的に「購入したら売らない」という方法になると思います。
暗号資産の価格が上がったか下がったかに関わらず、とにかくガチホし続ける方法が資産形成です。
売買差益や暗号資産の貸付・預入による利息は狙わず、コツコツ暗号資産の購入を繰り返して手持ちの資産を増やしていこうという戦法ですね。
これにはまず法定通貨や株式などの現実資産に頑張ってもらう必要があり、生活に必要な資金とは別に暗号資産を購入するための資金を用意しなければなりません。
「投資は余剰資金で」というのが基本ルールであり、いくらビットコインが今後さらに高騰するといわれていても調子に乗りすぎないよう注意が必要です。
「どうせ10倍、100倍になるんだから良いだろう」と、銀行預金をすべてビットコインに換えてしまう人も少なくないとか…
今はまだ暗号資産で買い物ができるところも多くありませんし、「ビットコインは持っているけど何も買えない」という状態にならないよう気を付けましょうね(^_^;)
暗号資産は運用するべき?ガチホするべき?
「暗号資産の冬」が到来していた2021~2022年当時であれば、暗号資産は買い増し一択であったと思います。
この頃はビットコインをはじめとする主要な暗号資産が軒並み大暴落し、売ってしまえば損失が発生する「含み損」の状態にある投資家も多かったようです。
売りたくても売れない、だから保有するしかない暗号資産は「塩漬け」とも例えられ、ウォレット内に死んだトークン(発行プロジェクトが破綻)が残ったままの人もたくさんいたでしょう。
しかし、2023年頃から徐々に暗号資産に復活傾向が見られ、2025年に入るとビットコインが史上最高値を更新したり、アメリカで暗号資産関連法案が可決されたり、嬉しいニュースが毎日のように聞こえてきます。
現時点において暗号資産はガチホするのみでなく、売買や預け入れなどで積極的に利益を狙える時代になったといえるでしょう。
ただ、私はこの暗号資産フィーバーの今においても、ガチホによる資産形成を基本スタンスにするべきだと思っています。
特にビットコインはこれからどんどん高値に向かっていくと予想できますし、一度手放したら再び買い戻すのは容易ではありません。
もう少し待っていればもっと大きな利益が得られたかもしれないので、売買投資よりもコツコツ資金形成を続けた方が得策だと思います。
暗号資産貯金がいくらか増えてきて、法定通貨による生活資金も十分確保できているという状態なら、保有する暗号資産の一部をレンディングやステーキングに利用するのもおすすめです。
そもそも今はまだ暗号資産が現実世界で使える場面が少ないので、ただ持っているだけより賢く運用して利益を積み上げてみてはいかがでしょうか。


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