ビットコインが史上最高値更新!仮想通貨業界への影響は?

ビットコイン 仮想通貨

ビットコイン、史上最高値更新まであと少し!
という記事を書いたすぐ後に、現実のものとなりました(*‘ω‘ *)
ほぼ確実だと言われていましたが、実際に新しい時代の到来を目の当たりにするとやっぱり嬉しいですね。
2025年10月5日、仮想通貨ビットコインはこれまでで最も高い12万ドル5,000ドルに到達しました。
翌日には市場が落ち着いたのか12万3,000ドル台に戻していますが、高水準の価格は今後も続くとみられています。
今回はビットコインが史上最高値を更新した要因と、ビットコインが順調に成長することが仮想通貨業界全体にどのような影響をもたらしているか調べてみましょう。

2025年10月5日ビットコインが史上最高値を記録

10月3日に12万3,000ドル台まで上昇したものの2時間ほどで1,500ドル近くも急落させたビットコインは、5日未明まで低空飛行を続けていました。
12万5,000ドル突破が目前に迫っていると予想されるなか、ヤキモキしていた人も多いのではないでしょうか。
大きな動きがあったのは、5日の深夜から朝方にかけて。
4時30分の価格は約12万3,935ドル、そこからたった30分で1,253ドルも上昇させました。
2025年10月5日、ついにビットコインは史上最高値の12万5,188ドルを記録したのです。
ただし直後から価格を急落させ、昼には再び12万3,000ドルにまで落ち着いています。

ビットコインを最高値に押し上げたのはショートの大量清算

ビットコインが急騰したのは、相場が上昇したことによるショートポジションの強制決済と清算が主な要因になったと分析されています。
具体的な数字で示すと、過去24時間で2億ドルを超えるビットコインのショートポジションが決済され、そのうちの約1億ドルがわずか1時間で清算されました。
さらにレバレッジ取引が価格の連鎖的な押上げを発生させ、ビットコインの最高値更新に影響したと考えられています。
また、ビットコインETFによる資金流入の増加も確認されており、強気相場を加速させる要因となったでしょう。
これはアメリカで起こっている政府機関の閉鎖による影響と考えられ、マクロ経済の不確実さが仮想通貨ビットコインへの期待感をもたらしているようです。

次なる目標は13万ドル!今年中に到達か

つい先日12万5,000ドルの大台を突破したばかりなのに、ビットコインにはすでに次なる目標が設定されています。
そもそもビットコインが「ここまで順調」といわれているのは2023年10月に確認された20週と100週の移動平均線のゴールデンクロスが起点となっており、中長期的な強気相場を裏付けるシグナルとして注目されています。
これが投資家の期待感や信頼感を下支えし、ビットコインの価格に反映されていると考えられるでしょう。
今年9月には20週移動平均線が位置する11万ドルで反発し、この勢いが10月5日の史上最高値更新につながったとみられています。
短期トレードで勝負するより、長期的なポジションでゆるぎない資産を構築しようとする投資家の方が多くなっている状態であることは間違いありません。
もはや13万ドルは目標ではなく、到達の可能性が極めて高い、最終的なゴールの中継点であると言えるかもしれませんね。
「今年中にもう一度、史上最高値更新のニュースを耳にできるだろう」と期待感を示すアナリストもいるようです。

ビットコインの史上最高値更新がもたらす仮想通貨業界への影響

ビットコインの好調さは、米ドルやその他の法定通貨、不動産や株式などの現実的な資産への信頼低下を示している可能性があります。
単純に仮想通貨の価値が認められてきた結果というだけではなく、従来の資産の価値が低下していることを示す重要な指標でもあると指摘されているのです。
これまでビットコインなどの仮想通貨は米ドルや日本円などの法定通貨建てで価値が把握されてきましたが、これからは従来の資産をビットコイン建てで評価する時代になるかもしれません。
これは不動産や株式などの従来の資産から、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨へと資産運用の方法を転換する人が増えていくことを予感させる流れです。
言い換えれば、国の経済状況や政策に振り回される現実的資産から脱却し、自由取引・自己管理が可能な仮想通貨での資産形成へシフトする人が増えていくでしょう。
ビットコインの価格が上がるにつれて仮想通貨全体への信頼度も増していき、アルトコインにも良い風が吹き始めると思います。
もしビットコインが今後価格を落とすことがあったとしても、今さら「仮想通貨はもうダメだ」などという風潮は起きないのでは?
ビットコイン史上最高値更新の恩恵を受けられない銘柄があるとするなら、それは仮想通貨として存在する価値のないトークンなのかもしれません。
ビットコイン好調の裏では、有象無象の仮想通貨が淘汰される時代も始まっているのです。

 

ビットコインの史上最高値更新は、仮想通貨の明るい未来を予感させるだけのものではないようです。
これまで私たちの世界で絶対的な信頼を得ていた不動産や株式、法定通貨といった現実的な資産への信頼が、大きな音を立てて崩れ始めていることも示唆しているのかもしれませんね。

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