仮想通貨取引を始めるには、仮想通貨交換業者が運営する取引所において口座開設をする必要があります。
仮想通貨取引所には中央集権型と分散型の2種類がありますが、仮想通貨を1枚も保有していない段階から初めて購入する際は中央集権型仮想通貨取引所(CEX)でのユーザー登録が必須です。
ユーザー登録と口座開設を済ませた後、スマホアプリで取引をするようになる人も多いでしょう。
今回は、アプリで仮想通貨を取引するメリットと注意点についてまとめてみました。
仮想通貨取引所について
仮想通貨取引所には、中央集権型取引所(CEX)と分散型取引所(DEX)の2種類があります。
CEXは運営・管理主体があり、仮想通貨交換業者が口座管理・入出金・売買取引などのサービスを提供するものです。
DEXには運営・管理主体がなく、ブロックチェーンに搭載されているスマートコントラクト機能などによりユーザーはお互いのウォレットを通した直接取引が可能です。
CEXを使うには本人確認書類を提出のうえユーザーの個人情報を登録し、仮想通貨を保管するための口座を開設する必要がありますが、DEXはメタマスクなどのソフトウェアウォレットを接続するだけで使うことができます。
仮想通貨アプリとは
CEXの場合、ユーザー登録の際にアクセスする公式サイトのほか、仮想通貨交換業者が提供するアプリによって仮想通貨取引を行うこともできます。
ユーザーは口座開設した後、アプリをインストールしてログインすれば口座管理や売買取引などのサービスへアクセス可能になります。
公式サイトとアプリで一部利用できる機能が異なる場合もありますが、一般的な売買取引や入出金程度ならアプリの方が手軽でしょう。
基本的な機能はほぼ同じですが、アプリによって多少ボタンの配置や操作手順に違いが見られます。
取引手数料の安さだけでなく、使い勝手の良さで選ぶユーザーも多いです。
ややこしい操作が必要なアプリより、感覚的に使えるアプリの方がスムーズに取引できるでしょう。
特に短期トレードではベストタイミングを逃さず、瞬時に約定させる技術が必要となります。
「買いだ!」と思ってから注文が成立するのに数分かかるようでは、競争に負けてしまう可能性があるのです。
アプリの利便性はユーザーの満足度に大きく関わる重要ポイントであり、仮想通貨交換業者はUI・UX向上などの努力を重ねています。

仮想通貨アプリのメリット
仮想通貨アプリは、主にスマホで利用できます。
仮想通貨取引をアプリで行うと、次のようなメリットを感じられるでしょう。
いつでも取引できる
パソコンを使う必要がないため、通勤中や外出先でも気軽に取引できます。
仮想通貨の相場は急変することも多いですが、情報が入り次第いつでもどこでも対処できるのは大きな強みになるでしょう。
会社員でも無理なくトレードでき、口座管理も簡単です。
チャートをこまめにチェックできる
仮想通貨取引において、価格を常に把握しておくことはとても大切です。
将来の資産形成のためにガチホするだけなら放置でも良いですが、売買取引で利益を得たいなら毎日のチェックは欠かせません。
アプリではすぐにチャートまでたどり着けるため、生活のルーティンに無理なく取り入れることができるでしょう。
詐欺に強い
公式サイトで取引する場合、その都度ログインする必要があります。
メールアドレスと任意に設定したパスワードの入力が一般的なログイン方法ですが、アクセス先が偽サイトであったなら大変なことになってしまうでしょう。
SNSに貼られていた「公式サイトはこちら」のURLをクリックして表示されたサイトで本人確認書類を送ってユーザー登録を済ませ、開設した口座に日本円を送金した直後にアクセスできなくなった…という詐欺被害も報告されています。
アプリはサイトへのアクセスが不要であり、生体認証システムに紐づけすれば安全に使い続けることが可能です。
仮想通貨アプリの注意点は?
口座を確認するだけ、仮想通貨を売買するだけのためにWebサイトへアクセスするより、アプリの方が簡単で安全です。
一方で、アプリにはこんなリスクもあります。
Webサイトに比べて機能が少ない
アプリの場合、ブラウザ版と比べてユーザーが利用できる機能が少ないことがあります。
口座への入出金や通常の売買取引ではそれほど困らないと思いますが、ステーキングやレンディングなどの資産運用サービス、ユーザー情報の変更がメニューにないアプリもあるでしょう。
アプリに搭載されていない機能を利用するには、ブラウザ版にアクセスする必要があります。
衝動的に売買してしまう
アプリではいつでもどこでも気軽に売買できてしまうため、よく考えずに思い付きで取引してしまうこともあるでしょう。
ブラウザ版では公式サイトへのアクセス、メールアドレスとパスワードを入力してのログインなど取引までのステップがたくさんあります。
この間に「やっぱりやめとこう」と思うこともできますが、アプリでは「気付いたら買っていた…」という人も多いです。
スマホを紛失または盗難
生体認証や二段階認証が設定されていない場合、スマホが第三者の手に渡っただけで資産が奪われてしまう可能性があります。
仮想通貨アプリが搭載されたスマホを落とすことは、大金が入ったお財布を失くしてしまうのと同じくらいの危険があるでしょう。
アプリで安全に資産管理・仮想通貨取引を行うには、二段階認証が必須です。
ログインの際に「面倒だな」と感じる人も多いでしょうが、不正取引の防止策として有効なので必ず設定しておきましょう。


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