2026年はイーサリアムの年になる!?時価総額第2位の暗号資産に再注目

イーサリアム 仮想通貨

昨年は年明け早々にアメリカで現物ETFが承認され、10月には史上最高値を更新したことから、2025年は「ビットコインの年」であったといえるでしょう。
しかし後半は上昇傾向が失速し、年末にかけて価格を大きく下げています。
円ベースでもマイナス500万円の暴落となり、ビットコイン高騰は一瞬の幻だったと落胆する投資家も少なくありません。
いっぽうイーサリアムには、ポジティブなニュースが多発するとの予想もあります。
イギリスの金融大手スタンダードチャータード銀行は、デジタル資産部門の責任者ジェフリー・ケンドリック氏によるレポートにて「2026年はイーサリアムの年になる」との見解を示しました。
今回は、最近ちょっとおとなしかったイーサリアムについて情報収集していきたいと思います。

イーサリアム(ETH)とは

ロシア系カナダ人プログラマーのヴィタリック・ブテリン氏が考案した「イーサリアム(ETH)」は、2015年7月に正式リリースされました。

ブロックチェーンとしてのイーサリアム

プログラム化された契約内容の通り、条件を満たした場合に自動で取引などの処理を行う「スマートコントラクト」がイーサリアムチェーンの主な機能です。
このブロックチェーンに機能を追加するため「ERC」というトークン規格を設け、異なるシステムのプラットフォームとも互換性を持たせています。
ERC規格はさまざまなタイプが開発され、「ERC-20」は暗号資産に、「ERC-721」はNFTに使われる規格として用いられるようになりました。
イーサリアムチェーンはDApps(分散型アプリ)の開発も可能で、DeFiやNFTプラットフォームなどの構築に使用されています。
これらはイーサリアムのスマートコントラクト機能によって取引を自動化できるため、中央管理者を置かずにネットワーク参加者全員で運営することが可能です。
この仕組みが分散型の自律組織「DAO」や、透明性の高い取引につながっています。

暗号資産としてのイーサリアム

「イーサリアム(ETH)」は、イーサリアムチェーンのプラットフォームで使用され、取引の検証をする「バリデーター」への報酬として新規発行される暗号資産です。
発行上限はありませんが、定期的にバーン(焼却)して供給力を絞る仕組みが導入されています。
実はイーサリアムチェーンを「イーサリアム(Ethereum)」、このブロックチェーンで使用される暗号資産を「イーサ(ETH)」と区別するのが正式な表記です。
しかし、なぜか日本ではどちらも「イーサリアム」と呼ぶことが多いみたいですね。
ちなみに私は、プロジェクト自体の話をする時は「イーサリアム」、ブロックチェーンは「イーサリアムチェーン(またはイーサリアムネットワーク)」、暗号資産の時は「ETH」と分けています。

イーサリアムのコンセンサスアルゴリズムについて

イーサリアムは当初、ビットコインと同じ「PoW(プルーフオブワーク)」というコンセンサスアルゴリズムを採用し、取引の承認と記録を行っていました。
これはマイニングによって取引の正当性をチェックし、ブロックチェーンに記録するという仕組みです。
しかし2022年9月の大型アップデート「The Merge(マージ)」を経て、現在は「PoS(プルーフオブステーク)」に移行されています。
PoSとは、「バリデーター」と呼ばれる取引の検証者をステーキングホルダーの中から選ぶ方法のことです。
イーサリアムチェーンのブロックを生成するにはバリデーターが正当性をチェックし、それをネットワーク参加者に承認される必要があります。
バリデーターは内容を精査して、ブロックを生成して良いか提案する人のこと。
さらにその正当性を証明する「アテステーション」と呼ばれる役割もあり、そこにも報酬が発生します。
バリデーターによる検証とアテステーションを通過した取引を最終的に承認するのは、ネットワーク参加者全員です。
このネットワーク参加者とは具体的にステーキングをしているユーザーのことをいいますが、彼らもバリデーター報酬の一部を受け取れます。

2026年のイーサリアムはどうなる?

スタンダードチャータード銀行デジタル部門責任者のジェフリー・ケンドリック氏は、2026年はイーサリアムが覇権を取る年になると考えています。
2021年はDeFi・NFTブームによりイーサリアムの需要が拡大しましたが、今年も同じような波が来ると予想しているそうです。
その理由としてステーブルコインやRWA、DeFiプロジェクトにイーサリアムチェーンが採用されること、アメリカでクラリティ法案の審議が進むことを挙げています。
また、ETFに関しては減退していると認めているものの、ビットコインよりは楽観視できるとの見方を示しました。
具体的な数字としては2026年末時点で7,500ドル、1月現在から倍以上の伸びになると予想しています。
長期的な予測では2029年に3万ドル、2030年に4万ドルまで上昇するとし、イーサリアムの未来はしばらく先まで明るいと考えているようです。

 

ビットコイン(BTC)に次いで、第2位の時価総額を誇るイーサリアム(ETH)。
この2トップが伸びてくれると、暗号資産業界は大きく前進するでしょう。
ここ数年はあまりポジティブなニュースが届きませんでしたが、2026年はETHにも投資してみたいと思います。

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