メタバースは今どうなっている?NFTとの融合で広がる可能性

メタバース NFT

現在はNFTプラットフォームを提供するプロジェクトとして活動しているLOLLIPOP(ロリポップ)ですが、2024年まで公開されていたホワイトペーパーでは「メタバース」の活用における可能性についても言及していました。
仮想空間では現実世界の場所や時間に縛られない、もっと自由な体験をすることができます。
今回は、近年さらに発展を遂げているというメタバースビジネスについてご紹介しましょう。

メタバースとは

メタバースを日本語にすると、「仮想空間」という意味になります。
人間の頭の中で思い描いた空想の世界、アニメやゲームで描かれる世界も広義ではメタバースです。
しかしweb3.0業界においては、デジタル上に構築された仮想空間のことをメタバースと表現しています。
また、VR技術を活用してリアルな没入体験ができる3D空間を指すことも多いです。
デジタル上の空間という意味でメタバースという言葉が使われるようになった当初は、製造業における商品デザインの過程、建設業における大規模インフラの設計などの分野で活用されてきました。
現実世界の材料を使って試作すると費用と時間がかかりすぎてしまうため、メタバースでデジタル上の構造物を作ったり操ったりしてテストしていたのです。
実際と同じ地形・気候・人口の条件を揃えた架空の街をメタバースに構築し、都市計画に役立てた地域もありました。
生きた人間が住むリアルな街ではそう簡単に試せない施策の効果を、メタバースの住人を使って確かめることができるわけですね。
現在も、メタバースはモノづくりから政策まで幅広い分野で活用されています。

メタバースは新しい世界を広げる技術

リアルな世界のコピーとして活用されてきたメタバースに、新たな価値が生まれるようになりました。
「現実世界と同じように」ではなく、現実世界にはできない体験をするためにメタバースの技術が使われるようになったのです。
世界には地元民しか入れない土地や建物、政治情勢や厳しい自然環境が原因で足を踏み入ることができない空間が存在します。
しかしそんな秘境にこそ、素晴らしい景色が眠っているかもしれません。
メタバースに現実とそっくりの地球を作り出せば、治安が悪く危険な街や探検者の行く手を阻む密林、過酷な環境の砂漠や氷の大地など、どんなところへも旅行することができます。
また、年齢や健康状態が理由で夢を諦めている人、身体的な理由で行動が制限されている人なども、メタバースなら思いのままに散策できるでしょう。
お金があったら、もう少し若かったら、健康だったら、性別が違っていたら…
メタバースでは、現実世界とはまったく違う自分になれます。
そして現実とは異なる自分にしかできないことが、メタバースでのライフワークになる可能性もあるのです。
メタバースが自分の新たな価値を見つけるためのツールになる時代がくるかもしれませんね。

メタバース×NFTで始まる新しいビジネス

いまweb3.0業界では、メタバースとNFTの融合によって生まれた新しい事業が注目されています。
メタバースにNFTの技術を取り入れることで、何が起こるのでしょうか。

IPビジネス

「IP」とは、ビジネス用語において知的財産のことをいいます。
キャラクターやロゴマークなど、知的活動によって生み出された創作物やアイディアのなかには財産的価値を持つものも多いです。
これをIPとして保護するのも、NFT技術の役割といえるでしょう。
メタバース上に設立されたNFTのマーケットや展示場では、人気キャラクターの二次創作イラストやコラボ商品などの関連グッズをNFTとして販売するケースもあります。
単なるNFT売買プラットフォームではなく、メタバースとして構築することで実際に展示会に訪れたかのような没入感のある体験が可能です。

NFTハンドメイド

現実世界でもアート作品やファッション小物などのハンドメイド商品が作られていますが、メタバースで遊ぶ際に使用するアバターのアイテムをNFTとして制作・販売する人が増えています。
オリジナリティあふれるアイテムは、アバターでもファッションを楽しみたい、メタバースでもう一人の自分を自由に表現したいというユーザーに人気です。
デジタルでのファッション小物を制作することは、ハンドメイドにおける新たな分野として確立されるでしょう。

コミュニティ展開

メタバースで開催されるオンラインイベントは、世界中どこからでも参加することが可能です。
NFT技術を活用したチケットや会員証を導入すれば、正当な会員権を持たない者の侵入を予防できます。
警備員を雇ったり、入場受付のスタッフを用意したりするよりも人件費を抑えられるわけですね。
従来のファンクラブでも会報誌が送ったり限定ライブに招待したり、会員に向けて特別な体験を提供していますが、メタバースやNFTといったweb3.0技術を活用することによってコミュニティの活動はより安全で自由度の高いものになるでしょう。

 

アートに限らず、アバターが着用するファッションアイテムやメタバース上の土地、コミュニティの会員権など、さまざまなタイプのNFTが誕生しています。NFTで稼ぐといったら、一昔前はクリエイターとしてアートを販売するか、値上がりしそうなNFTを見つけては転売を繰り返すくらいしか方法がありませんでした。
現在はメタバースとの組み合わせにより、NFTビジネスを展開するための手法が多様化しているといえるでしょう。

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