NFTを出品して稼いでいる人もいますが、売れるようになるまでは結構時間がかかるみたいです。
どういうものが人気なのか勉強しておくと、自分のコレクション作りの参考になるかもしれません。
私も、良い作品があれば実際に買ってみようかな♪
ということで、今回はOpenSeaでNFTを購入する方法について調べてみることにしました。
何が必要?大まかなステップを理解しよう
OpenSeaは海外のNFTマーケットなので、英語表記が基本です。
日本語翻訳機能を使うこともできますが、直訳になっているためか意味不明な文章も・・・。
できれば英語表記のまま使って、分からない単語は検索した方が良いでしょう。
今回は、英語での表示画面で解説をしていきます。
OpenSeaでの操作を始める前に、まずはどういう手順が必要になってくるのかイメージしておきましょう。
初めに、イーサリアムが入ったメタマスクが必要です。
イーサリアムを持っていない人は、販売所や取引所から購入しておいてください。
メタマスクを持っていない人は、公式ページからインストールしましょう。
イーサリアムとメタマスクを手に入れたら、取引所からメタマスクへイーサリアムを送金します。
NFTを買うためのお財布とお金を用意したら、OpenSeaで作品を探してみましょう。
イーサリアムはどのくらい必要?ガス代に注意
仮想通貨取引所にアカウント登録し、口座開設すると、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨が購入できます。
イーサリアムは、国内取引所でも取り扱われています。
口座開設が済んだらまず日本円を入金し、そこからイーサリアムを購入します。
詳しくはお使いの取引所の説明を見てくださいね。
NFT作品の価格はそれぞれ違いますが、数千円で売っているものもあります。
ただし、NFTを購入するのに「ガス代」がかかるので、作品の価格よりも多めにイーサリアムを用意しておきましょう。
どのくらい多めにすれば良いかは、そのタイミングによって違います。
欲しいNFTを見つけてから資金を用意しても良いですが、初心者が試しに購入するなら初めに予算を決めておくのがおすすめです。
手数料やガス代を考慮しつつ、どれくらいのNFTなら購入できるかという買い方の方が失敗しないと思います。
「ガス代」って何?どのくらい?
NFT購入にかかる費用は、購入代金と「ガス代」の2つです。
ガス代とは、イーサリアムネットワークを使う際の手数料です。
OpenSeaの場合、NFTを購入する時や初めて出品する時、オファーを承諾する時などにかかります。
ガス代はネットワークの混雑具合によって金額が変わるため、NFT購入や初回の出品の前に今いくらくらいなのか確認しておきましょう。
ギリギリしか持っていないと、タイミングによっては残高不足になってしまいます。
人気の作品は出品したらすぐに売り切れるので、資金は多めに用意しておきましょう。
また、ガス代はいつでも確認できるようにして、ガス代が安くなったタイミングで購入するのがおすすめです。
NFTを探してみよう!「Buy now」と「Make offer」
資金を用意したら、OpenSeaで作品を探してみましょう。
検索機能を使えば、ジャンル・カテゴリー別に探すこともできます。
欲しい作品が決まったら、価格を確認してみてください。
イーサリアムマークのところが、手数料やガス代が含まれていない純粋な価格です。
( )にはドルでいくらなのか書いてあります。
その下には、「Buy now」と「Make offer」という2つのボタンがありますが、これは注文方法です。
「Buy now」とは、成り行き注文のことで、表示されている価格で購入することを指します。
「Make offer」とは、指値注文のことで、出品者に対して価格を提案することができるものです。
例えば、1ETHで売られているNFTを「0.9ETHで売ってくれませんか?」というオファーを出し、出品者が承諾すれば取引成立になります。
NFTを購入してみよう!「Buy now」の場合
出品されている価格で購入する場合は、「Buy now」をクリックしましょう。
するとメタマスクが起動し、支払い申請画面になります。
上部の大きい数字はNFTの本体価格、その下の「GAS FEE」はガス代のことです。
「TOTAL」に、NFTの価格とガス代を合わせた金額が表示されるので確認しましょう。
実際には、この「TOTAL」の金額がメタマスクから支払われます。
メタマスク画面で「確認」を押すと購入が完了し、少し時間を置いてOpenSeaのプロフィール画面にある「Collected」に反映されます。
オファーを出したい!「Make offer」の場合
出品されている価格より低い金額で買いたい場合は、オファーを出してみましょう。
また、なかにはガス代を節約するために同じ価格でもオファーを出す人がいます。
2回目以降であれば、オファーを出す側にはガス代がかからず、それを承諾する出品者にのみガス代がかかるため、お得にNFTを購入できます。
ただし、オファーを出すには「WETH」が必要となり、ETHしか持っていない人はWETHに交換しなければいけません。
交換にはガス代がかかるため、手順が増えただけで結局は同じという意見もあるようです。
WETHを持っていない人は、ETHと交換して用意しましょう。
詳しくはこの次に説明します。
WETHを持っている人がオファーを出す場合は、「Make offer」をクリックしましょう。
すると詳細を確認するよう求められるので、一番下の「I Understand~」にチェックを入れてください。
次に「Make an offer」という画面が表示されます。
買いたい金額を入力し、WETHを持っている人は「Make offer」をクリックしましょう。
するとメタマスクが起動します。
初めてオファーを出す人はガス代が提示されるので、「確認」をクリックしてください。
さらに「署名」をクリックすると、オファーが出品者に送られます。
自分の「Item」ページに行くと、「Offers」欄に内容が表示されるので確認しましょう。
あとは出品者から承諾されるまで待つだけですが、期限が過ぎても承諾されなければ自動的にキャンセルとなります。
WETHへの交換方法は?Uniswapを利用
OpenSeaの場合、「Uniswap」を利用してETHとWETHを交換することができます。
オファー内容を入力する画面で「Convert ETH」をクリックすると、Uniswapが起動します。
「トークン選択」でプルダウンから「ETH」を選択し、WETHに交換したい数量を入力してください。
ETHとWETHの価値は1:1なので、同じ数字が下の「WETH」の数量として表示されます。
「ウォレットに接続」をクリックし、メタマスクをクリック、アカウントを選択して「次へ」をクリックしてください。
さらに接続をクリックし、数量を確認したら「ラップ」をクリックします。
ETHからWETHへの交換にかかるガス代が表示されるので、「確認」をクリックしましょう。
これでWETHが用意できました。
あとは先ほどの「Maker offer」に戻ってオファーを出してください。
2回目以降はオファーを出した方がお得?
WETHに交換する時にはガス代がかかり、さらに初めてオファーを出す時にもガス代がかかります。
出品されている価格より低い金額で購入できても、ガス代が高いと結局は損をするかもしれません。
初めてオファーを出す人は、慎重に金額設定するべきです。
2回目以降であれば、オファーにガス代はかかりません。
また、すでにWETHを持っていれば交換する必要がないのでガス代節約になりますね。
オファーでお得にNFTを購入したい人は、ガス代が安いタイミングを見計らってWETHを多めに用意しておくと良いでしょう。
今回はNFTの購入方法について調べてみました。
ガス代やWETHへの交換など、色々手順が必要です。
人気のNFTを購入したい人は、クリック戦争になる可能性があるので、事前準備しておきましょう。
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