ステーキングで生成AIが無料で使える!?Venice Token(VVV)とは

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今朝のニュースで、ソフトバンクの孫正義CEOとOpenAIサム・アルトマンCEOの会談について紹介していました。
それぞれが持つすべてのデータやシステムを統合して、企業用のAI開発を共同で進めていくとのことです。
日本とアメリカ、国をまたいだ企業提携がどんな化学反応を見せるか楽しみですね。
世界中で多くの企業がAI開発、AI導入に着手しはじめましたが、AIモデルの使用には利用量に応じた費用が発生します。
開発者やエンジニア、プログラマーにとって、そのコストが悩みの種になっているとか。
今回は、このAIコスト問題に対処するために開発されたという暗号資産「Venice Token(VVV)」について解説します。

Venice Token(VVV)とは

Venice Token(VVV)は、AIアプリケーション「Venice(ベニス)」を利用するAI開発者・技術者向けに発行されたトークンです。
今年1月28日にCoinbaseで上場されたばかりの新しい銘柄で、ステーキングすることもできます。
発行上限はなく、1月29日時点ですでに時価総額398億2,000万円を突破しました。
2月現在で約760円、ローンチ直後は約2,700円となっていたので結構下がってしまったみたいですね。
生まれたばかりのトークンなので、今後の動向を見ていく必要があると思います。

Venice APIとは

VeniceのAIアプリ「Venice API」は、検閲のない完全にプライベートなAI生成を提供します。
テキストや画像のほか、プログラミングコードの生成が可能であり、AIとの会話履歴や提供されたデータはローカルブラウザのみに保存される仕組みとなっています。
サーバーに記録が残らないので、外部に流出したり、国家権力から監視されたりすることもないとか。
一部の生成AIプログラムは、とある国の当局から見張られているようで…
政府にとって都合の悪い内容について質問されると、はぐらかすような回答が検出されるとの情報もあります。
Venice APIはこうした心配がなく、自由でクリエイティブな活動のサポートとして役立つでしょう。
また、従来のAIモデルと違い、使用量に応じて料金が決まる従量課金制ではありません。
VVVをステーキングしているユーザーは、学習済みのAIモデルを使用して予測や判断を行う「AI推論」を使用することができます。
つまり、ステーキングによる収益を得つつ、課金せずに継続的にAI利用が可能というわけですね。
AI開発のコストを抑えたい技術者にとって、夢のようなアプリケーションだといえるでしょう。

Venice Token(VVV)のステーキングについて

VVVは、取扱い取引所にてステーキングが可能です。
Venice APIを利用するにはVVVをステーキングする必要がありますが、Venice APIを使うほどステーキング報酬もアップします。
VVVは年間1,400万枚が発行され、実質的にVenice APIユーザーへの報酬として付与されるのです。
従来、AIモデルを使用するには利用料を支払わなければなりませんでしたが、VVVステーカーはVenice APIを使えるばかりか、報酬までゲットできるというわけですね。
ただし、この魅力的な収益サイクルに乗るには、初めにいくらかのVVVを購入する必要があります。
CoinbaseではUSDとの交換が可能ですが、現在日本の取引所では取り扱われていません。
VVVは金融庁の監視下になく、日本における投資家保護法の対象にもなっていないトークンです。
海外取引所でのステーキングでトラブルが起きたり、Venice APIが破綻したりしても何の補償もされないため、購入を検討する際は慎重に情報をチェックしましょう。

Venice Token(VVV)はどう動く?

Coinbaseに上場された1月28日以降、VVVの価格は下降し続けています。
ローンチからわずか数日間のうちに68%もの下落を見せ、現在も安定していない状態です。
まだ新しいトークンということもあり、価格が変動しやすい銘柄だといえるでしょう。
Venice APIとVVVステーキングはAIを扱う技術者にとってメリットが大きいシステムですが、VVVの価格次第では利用料金を支払って別のAIを使った方が割安だった…という結果にもなりかねません。
また、VVVが急落することでVenice APIのユーザーが離れていってしまう可能性もあります。
そうなればますますVVVの価格は下がり、投資家とVenice APIユーザー、双方にとって大ダメージとなるでしょう。
これからどうなるかは、全く予想できないというのが正直なところです(^_^;)
生成AIシステムといえば、やはりChatGPTが有名で、最近は中国系企業が開発した「ディープシーク」も優秀だと話題になっています。
ますます激化するAI競争に、Venice APIがどれだけ食い込めるのか…
トップに躍り出る可能性は未知数ですが、いつのまにか消えてしまう可能性も結構高いと思います。

■Venice Token(VVV)のリスクについて

VVVは、プライバシー保護を最優先にした優しいAI推論にアクセスできるパスポートといえます。
しかし、取り扱いには注意点もあるのです。

Venice APIの競争リスク

ChatGPTやディープシークに比べ、Venice APIの技術力や知名度はまだまだ低いといえるでしょう。
Venice APIが持つ強みといえば、プライバシーが保護されているということ。
技術革新のペースが速いAIプラットフォームに求められているのは、それだけではないはずです。
リスクを取ってでも最新技術を開発したいエンジニアは多く、安全性のみをセールスポイントにしているうちは競争に打ち勝つことはできません。
Venice API単体ではやはり弱いので、国内外大手企業とのパートナーシップの形成、ユーザーの体験価値向上など、さまざまな視点から進化させていく必要があるでしょう。

VVVは日本の投資家保護法の対象外である

基本的に、国内取引所で取り扱われている銘柄が日本の法規制を受けることになっています。
国内取引所は金融庁が認可した上で営業しており、ここに上場されている暗号資産やトークンについては、投資家保護の法の下に管理されます。
一方、海外取引所でのみ取り扱われている銘柄において、日本の当局が関与することはありません。
VVVが詐欺トークンだったとしても、何の救済措置も取られない可能性があります。
また、VVV・Venice API自体が日本人を対象とした取引、利用を禁止されるおそれも…!
VVVへの投資や、Venice APIを利用するためのVVVステーキングを考えている人は、このリスクについて十分検討してください。
VVVを取得するには海外取引所にも口座開設し、日本の取引所から資金を送金する必要があります。
送金の際にブロックチェーンを間違えると、資金がネットワークの闇に消えてしまうことも…
この場合も自己責任となり、取引所・金融庁ともに助けてくれないのでご注意くださいね(´;ω;`)

CoinbaseのVenice Token(VVV)はBaseネットワークがサポート

VVVがどのブロックチェーンを採用しているかという情報は見つけられなかったのですが、Coinbaseでの取り扱いにおいてはイーサリアムのレイヤー2ブロックチェーンである「Base(ベース)」ネットワーク上で取引されるとのことです。
Base以外の規格で構成されたトークンをCoinbaseに送金すると、資金が失われる可能性があります。
そもそも他の規格でVVVを作れるのか…?
その辺はちょっとよく分からなかったけど(^_^;)
Coinbaseを使う場合はご注意を!

 

生成AIプラットフォームが使えるなんて良さそう!と思ったけど、まだ投資するかどうか決めるには判断材料が少ないみたいですね。
VVVの価格も気になるけど、やっぱりVenice APIがどの程度の性能をもっているかが基準となるでしょう。
今後の動向をチェックし続けようと思います。

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