WBTCを賢く使って大きく育てる!暗号資産のラッピングとは?

WBTC, 仮想通貨

暗号資産は、基盤となっているブロックチェーンによって使い道が決まっています。
BTCもETHも固有のブロックチェーンを持つネイティブトークンであり、基本的には他のブロックチェーンで稼働しているプラットフォームでは使えません。
ただし、ある方法で別のブロックチェーンに対応させることができれば、例えばBTCをイーサリアムチェーンで使用することも可能になります。
今回は、暗号資産の規格を変換させる「ラッピング」という技術について解説しましょう。

BTCとETHは何が違う?

まずは、暗号資産によって使い道が違うという原則についておさらいしておきましょう。
BTCはビットコインチェーンで取引され、決済通貨として使用されることも多いトークンです。
ETHはイーサリアムチェーンで構成されたDeFiプラットフォームやNFTマーケットプレイスなどで基軸通貨として使用されるほか、DAppsの開発コスト・利用手数料としても使われています。
BTCをイーサリアムチェーンで構成されているDeFiプラットフォームのステーキングサービスに預け入れようと思っても、そもそもBTCにはステーキングの仕組みがないため利用できません。
そして、ETHをビットコインチェーンに対応している決済サービスで使うことも不可能です。
そのほかの銘柄も、それぞれどのブロックチェーンによって稼働または対応しているかによって利用できるサービスが異なります。
また、同じブロックチェーンで構成されていても、規格が異なるETH系トークンもあります。
例えばERC-20、ERC-721、ERC-1155、ERC-3525など、これらはすべてイーサリアムチェーンが基盤となっていますが、それぞれ個別の暗号資産またはNFTを構成する規格です。

暗号資産のラッピングとは

暗号資産のなかには、WBTC(ラップドビットコイン)やWETH(ラップドイーサ)などのように通貨名に「W」が付けられているものがあります。
これは、暗号資産を他のブロックチェーンまたは別の規格でも使えるように変換(ラッピング)したトークンです。
価格は元の暗号資産と1:1になるよう設計され、異なるブロックチェーンとの間に互換性を持たせることで使い道の幅が広がります。
例えばETHはWETHに変換するとNFTのオークション購入に使えるようになり、DeFiではステーキングを利用できるようになるケースが多いです。
ETHのままではガス代の支払いくらいしか使い道がないけど、WETHはもっと多くの場面で使えます。
そもそもETHはイーサリアムブロックチェーンのネイティブトークンとして生まれ、ERC-20やERC-721などの規格は用途を広げるために派生した兄弟のようなものです。
どちらも元は同じイーサリアム系暗号資産ですが、ETHは規格のないネイティブトークン、WETHはERC-20と規格が異なるため、用途も違うということを理解しましょう。

WBTCとは

BTCをラッピングしたWBTCは、イーサリアムチェーン上で利用できるようになったERC-20規格の暗号資産です。
裏付け資産はBTCであり、価格もBTCと1:1の関係になります。
イーサリアムチェーンによって稼働するDeFiプラットフォームで使用されるトークンで、スマートコントラクトを通じた取引が可能です。
ERC-20規格はイーサリアムチェーン上の多くのアプリケーションに対応するため、BTCのままにしておくよりはるかに利用価値が高いでしょう。
また、WBTCはイーサリアム系トークンでありながらBTCの価格を維持しています。
ETHと同じように使えるのに、現金化する時はBTCと同じ価値を手にできます。
BTCを貯金として保有するならそのままで、せっかく持っているなら使ってみたい、賢く運用したいという方はWBTCに変換するのもおすすめです。
もちろんBTC⇔WBTC間の交換も1:1のレートででき、スワップも可能なので、特に難しいことはないでしょう。

WBTCはビットコイン・イーサリアムの良いとこどり!?

BTCはあらゆる取引の決済手段となることが期待されていますが、資産運用においては売買で増やすかマイニングで報酬を得るしか方法がありませんでした。
ラッピングすることでERC-20規格を獲得したWBTCはイーサリアムチェーンのプラットフォームに幅広く対応し、運用手段の選択肢を広げることに成功したのです。
ETHにも課題はあり、価格においてはBTCの方がメリットが大きいでしょう。
ステーキングなどで利息分を増やすことはできても、BTCほど価格上昇による大きな利益を得るのは難しいかもしれません。
WBTCはBTCの値上がりとともに資産が倍増する可能性を持ちながら、web3.0のさまざまな技術において実際に使うことができます。
もちろん、WBTCのまますべて使い切ってしまえば将来のための資金にはなりません(^_^;)
ステーキングに預けることが必ずしもプラスになるとは限らず、価格動向によってはBTCに換えて保管しておいた方が良い局面もあるでしょう。
イーサリアムプラットフォームに利用できるからといって調子に乗らないよう、適材適所で使うことが大切です。

 

ラッピングされた暗号資産は、他にもさまざまな種類があります。
「ただWが付いただけで何が変わるのかよく分からない」という人は、せっかくの投資チャンスを逃しているかも!
それぞれどんな特徴を持っているのか、どこでどんな風に使えるのか調べておくだけでも、未来の貯金額が変わる可能性があるでしょう。

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