ビットコインが史上最高値を更新し、アメリカ下院でステーブルコイン法案が可決され、暗号資産業界に追い風が吹いています。
特にビットコインはトランプ大統領の庇護を受け、今後ますます価値が高まることが期待できるでしょう。
いっぽう金融や投資に詳しい専門家の一部は、ビットコインにバブルが起きていると懸念しているようです。
今回は、最近のビットコインや暗号資産に対する専門家の意見を集めてみました。
ビットコインのバブル崩壊は近い!?
多くの暗号資産アナリストがビットコインの価格上昇をポジティブに捉えており、今後も世界的にビットコインに対する評価は高まっていくと考えています。
ところが一部ではビットコインがすでにバブル期にあり、いずれは崩壊するとの指摘をする専門家もいるようです。
金融や投資の業界で話題となった『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者であるロバート・キヨサキ氏もその一人で、ビットコインだけでなく他の暗号資産についても弱気な見解を示しています。
金や銀に関してもバブル崩壊が近いとし、「欲張りなブタは殺される」と過剰投資のリスクに対する警告を発しました。
一方でビットコインのバブルが弾けた時が「私の買い時だ」とも述べており、暗号資産を見限ったわけではないと考えられます。
最近のビットコイン景気は過熱しすぎなので気を付けるべき、でも(自身のように)上手くやればさらに資産を増やせると言いたいのでしょう。
ただ、「経済の方向性が見えるまでは買い控える」と発言していることから、しばらくは様子見のスタンスを取るようです。
ロバート・キヨサキ氏の予想はあてにならない!?
市場ニュースレターを提供するBrew Marketsは、ロバート・キヨサキ氏の指摘をあまり信用していないようです。
キヨサキ氏がこれまで予測してきた暗号資産の大暴落は「何度も外れている」とし、彼の見解を鵜呑みにするべきではないと警鐘を鳴らしています。
もしキヨサキ氏の言うようにビットコインのバブルが崩壊して価格が急落すれば、世界中で多くの暗号資産関連企業がデススパイラルに陥るでしょう。
しかし世界最大のビットコイン保有企業ストラテジー社のディレクター、ジョー・バーネット氏も昨今のビットコイン景気について「バブルではない」と主張しています。
さらに、キヨサキ氏のようにネガティブな見解を持つ投資家の大半が「暗号資産について本質を理解していない」と述べました。
ビットコイン導入をビジネス戦略とする企業は試験的に暗号資産への参入を決断したのではなく、すでに実践的な資産運用の手段として捉えているのではないでしょうか。

「ビットコイン=バブル」の考え方は古い!?
暗号資産に詳しい専門家の間でも、「ビットコインの価格上昇は今後数十年間も続く」とする見方と、「ビットコインバブルはじきに崩壊する」とする見方の両方があります。
前者の立場を取る専門家のなかには、ビットコインの信用性は法定通貨に次ぐものであり、いずれは法定通貨に成り代わる存在になるだろうと指摘する声も多いです。
いっぽう後者はビットコインの価格上昇が新しい技術への期待感によるものだと主張し、ビットコインが多くの場面で使われるようになっても世界がそれほど良くなることはなく、そのうち投資家の熱が冷めるだろうと予想しています。
この2つの意見は、結局ビットコインの将来性に対する見解の違いを示しているのではないでしょうか。
ビットコインの将来を確信する専門家は「すでにビットコインが現実世界に導入されている」と認識しており、バブルでしかないとする専門家はビットコインについて「新しいもの好きが集まる次世代の最先端技術」と認識しているのだと思います。
もっと簡単に言えば、前者はすでにビットコインが当たり前になった新時代を生きており、後者はまだ古い時代を生きながら暗号資産を「未来のお金」と思って見ている…というわけです。
どちらが正しいかは数年先に判明するでしょうが、多少ビットコインに不都合な事件が起きたとしても今さら暗号資産がオワコンになることはないと思うんですよね。
ビットコインや主要なアルトコインの価格が上昇しているのが「単に暗号資産ブームが起きているだけ」と指摘する人は、すでに新しい時代が到来していることに気付いていないのかも…
ビットコインは毎年バブル!?
NFTコレクター兼「Furyou」コレクション創設者のCape氏は、「ビットコインが誕生してから毎年バブルとか詐欺とか言われている」と指摘します。
確かにSNSでは、ビットコインやその他の暗号資産について期待する人と冷ややかに見ている人のどちらの意見も目にしますよね。
ビットコインの価格は上昇と下降を繰り返しており、数年の間に小さなバブルが形成されては弾け、弾けては再び膨らんでいると見ることもできるでしょう。
アップグレードや半減期のタイミングも加味すれば、だいたい4年周期で強気と弱気のサイクルが巡っているといわれています。
そもそもまだ歴史の浅い投資商品であり、現時点でバブルかどうか正しく判断することは難しいのかもしれません。
もう10年、20年くらい経ってから初めて、ようやく答え合わせができるのでしょう。
投資インフルエンサーや金融業界の著名人が暗号資産について語ると、さも正しい見解かのように聞こえます。
それがリスクを指摘する内容であればなおさら、「この好景気に騙されてはいけない」と警戒してしまうでしょう。
しかし恐れるあまりにタイミングを逃しては、それこそリスキーだと私は思います。


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