2018年に創業、NFT黎明期を牽引してきたNifty Garewayがついに倒産することになりました。
2026年2月23日をもってサービスを終了し、NFTマーケットプレイスの歴史に幕を閉じます。
2021~2022年のNFTブーム時には総取引額3億ドルを記録し、世界的に有名なプラットフォームとして成長したNifty Gareway。
開発チームは革新的な販売手法を数多く生み出し、新たな時代を切り開いていった先駆者でした。
このマーケットプレイスを利用して、NFT売買を始めた日本人ユーザーも多かったのではないでしょうか。
今回はNifty GarewayとはどんなNFTプラットフォームだったのか、マーケットプレイスとしての役割にはどんな特徴があったのかについて調べてみました。
Nifty Garewayの目標はLOLLIPOP(ロリポップ)と同じ!?
2018年11月に双子のダンカン・グリフィンのコックフォスター兄弟によって開発されたNifty Gareway(ニフティゲートウェイ)は、審査制のNFマーケットプレイスとしてイーサリアムネットワーク上に設立されました。
プロジェクトの目標として「誰もがNFTにアクセスできるようにする」ことを掲げ、UI/UX性の高いデザイン、クレジットカード決済に対応するなど当時では画期的なシステムを導入しています。
この目標はNFTアプリ「TimeCapsule(タイムカプセル)」をリリースしたLOLLIPOP(ロリポップ)プロジェクトと同じで、シームレスにNFT取引ができる時代をともに目指した仲間でもありました。
LOLLIPOP(ロリポップ)よりも早くNFTプラットフォームを立ち上げているので、先輩と呼ぶべきかも?
しかしNifty Garewayでは審査制のマーケットプレイスとなっており、NFTを販売するには一定の条件をクリアした認定クリエイターになる必要がありました。
この点は「誰でも」という目標に反するのではないかと思いますが、有象無象のアートであふれるOpenSeaより安全だったかもしれません。
購入者はある程度品質が保証されたNFTから選ぶことができ、ここで活躍していたクリエイターはNFTブームが去った後もブランド価値を保ったままでいられたでしょう。

Nifty Garewayで売れた高額NFTは?
Nifty Garewayは世界的に有名なアーティストの作品が出品されたことで話題になり、その名を業界内外に広めました。
なかには数万から数百万ドルの高値がついたNFTもあり、大口投資家にも注目されています。
ここからは、Nifty GarewayでNFTクリエイターとなったアーティストをご紹介しましょう。
Steve Aoki
世界的DJとして知られるSteve Aoki(スティーブ・アオキ)が手掛けるアートコレクション「Dream Catcher」は425万ドル、当時のレートで約4億5,900万円もの価格をつけました。
モフモフした独特なデザインの3Dキャラクターは、見る人が見ればセンスの良い作品という感じなのでしょうか。
私のような芸術に疎い人が見ればよく分からないですが(^_^;)
クリエイターの知名度や人気も相まって、「Hairy」という別のコレクションも約9,600万円もの売り上げを記録しました。
こちらの作品もさらに難解な世界観になっていますが、Steve Aokiファンなら喉から手が出るほど欲しいのかも!?
EMINEM
日本でも人気になったラッパーのEMINEM(エミネム)は、自身をモチーフにしたトレーディングカードのほか、限定トラックを収録した音楽NFTをまとめた「SHADY CON」コレクションを販売しました。
オークションにて10万ドル、当時のレートで約1,080万円で落札されたNFTもあり、出品された12点は完売しています。
Calvin Harris
トラックメイカーとして作曲や編曲、プロデューサー、DJ、シンガーソングライターとしても活躍するCalvin Harris(カルヴィン・ハリス)は、MVディレクター Emil Nava(エミル・ナヴァ)とのコラボ未発表曲とデジタルアートを収録したNFT作品集を「TECHNOFISH」としてリリースしました。
1個・50個・100個…と個数限定で販売され、約1,200万円で売れた作品もあります。
Nifty GarewayはNFTブームの終焉とともに縮小
Nifty Garewayは法定通貨での決済(クレジットカード)にも対応し、NFT取引の裾野を業界外にも広げようと努力していました。
しかし2019年にはGemini取引所に買収され、2023年ごろNFT市場が冷え込むと他の大手マーケットプレイスとともに衰退の一途をたどります。
今回のサービス終了は実は新たなプラットフォーム構築のための戦略であり、親会社のGeminiによってNifty Garewayが生まれ変わった姿を再び見せてくれるというのです。
Nifty Garewayはこれまでに参加してくれたアーティストに感謝するとともに、今後はGeminiのウォレットで引き続きNFTを保管してほしいと強調しました。具体的なロードマップについてはまだ示されていませんが、すでに新たなプロジェクトへの期待に胸を膨らませるユーザーもいるでしょう。
Nifty Garewayの現在は引き出し専用のプラットフォームに
Nifty Garewayは新規ユーザーの登録を停止しており、アカウントの中に保管されているNFTや資金の移動を推奨しています。
サービスが完全に終了する2月23日以降は、NFTの購入と出品、オークション入札もできなくなります。
ただし出金は引き続き可能とのこと。
今後もNifty Gareway擁するGeminiを応援するなら、Geminiウォレットへの移動がおすすめです。
NFTやETHがプラットフォーム内にある場合は、早急に資金を移動しましょう。
LOLLIPOP(ロリポップ)と目標を同じくして立ち上がったNifty Garewayが終了するなんて、どこか寂しい気持ちになりますね(´;ω;`)
ライバルが減ったと喜ぶべきか、NFT市場の冷え込みが続いていると警戒するべきか…
再びNifty Garewayが戻ってくる時、LOLLIPOP(ロリポップ)が統合型NFTマーケットプレイスを立ち上げていたらいいのですが(^_^;)

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