NFTがおまけで付いてくる!?現実世界の商品を買ってNFTをゲットしよう

NFT NFT

NFTを購入すると、クリエイターから特別なアイテムをエアドロップ(トランスファー)してもらえることがあります。
これは、購入者特典やホルダー特典として贈られるおまけのようなものですね。
このおまけがNFT化されているものであれば売買や投資に使えます。
転売して利益を得ることもできますし、しばらく保有しておいてコレクションの価値が上がったら売るということも可能です。
多くのクリエイターが特典を用意して、ホルダー獲得の戦略にしています。
さらに最近では、現実世界の商品を購入した特典として、NFTが付いてくるという流れも見られるようになってきました。
NFTはリアルな日常にも浸透してきているのですね。
今回は、おまけにNFTが付いてくると話題の商品についてご紹介します。

大人気マンガにも!NFTデジタル特典付きが限定発売

実写ドラマ化もされている有名マンガ「金田一少年の事件簿」では、NFT3Dカードがおまけについてくる特典付き限定版が発売されました。
詳しい内容を調べてみると、「金田一少年の事件簿30th(1)限定版」の購入でNFTとフルカラーの小冊子が付いてくるそうです。
マンガの名場面や、”レジェンド”として認められている(ファンに?)怪人の中からランダムに選ばれた3Dカードが1枚、NFTとして配布されます。
カードは全部で10種類ということで、全部集めたい人はNFTマーケットで出品されるのを待ちましょう♪
さらに小冊子では、金田一少年の事件簿に出てくるキャラクターたちがNFTについて教えてくれるそうです。
特典のNFT3Dカードを手に入れるためには、この小冊子の裏にある引き換えコードを使うみたいですね。

ぬいぐるみにも!プレミアムフォトがもらえる

モンチッチ

世代を超えて愛される「モンチッチ」にも、特典でNFTがもらえる商品が登場しています。
「NFTデジタル特典付きぬいぐるみ」には、NFT取得できるカードが付いており、記載されているコードを入力することで特典を入手できるそうです。
ぬいぐるみはフォトブックを読んでいるというコンセプトで、お座りして本を持っている姿がなんともキュート♪
気になる特典の内容は「モンチッチの聖地」と呼ばれる場所での撮り下ろしプレミアムフォトです。
公式サイトにサンプルがあったので見てみると、これまで発売されたぬいぐるみの前で撮ったモンチッチたちの写真などがありました。
特典付きぬいぐるみのモンチッチが読んでいるフォトブックの写真ということなのでしょう。
ただし、2022年11月15日までに取得しないと無効になってしまうみたいなので、気を付けてくださいね。

敏腕プロデューサーも!?NFT特典付き書籍が発売

人気番組のプロデューサーとして活躍し、最近は情報番組のコメンテーターとしても出演している佐久間宣之氏。
彼が22年間のサラリーマン時代で身に付けた仕事のノウハウが、「佐久間宣之のずるい仕事術 僕はこうして会社で消耗せずにやりたいことをやってきた」というエッセー本になりました。
この本の「NFT特装版」は、デジタル特典が付いています。
特典の内容は、佐久間氏が扱ってきた実際の企画書と本人のお宝写真とのこと。
それぞれ3種類が用意され、全9セットの中からランダムに選ばれた1セットが贈られるそうです。
正直私は「おじさんの写真…欲しい人いるのかな?(^_^;)」と思ってしまいましたが(笑)
佐久間氏のファンや、彼の仕事ぶりに憧れている人はぜひNFT特装版をどうぞ♪

「FanTop」って?NFT特典で利用するプラットフォーム

今回私が調べた3つのNFT特典は、全て「FanTop」というプラットフォームで入手することになります。
商品に添付されているカードなどに、NFTと引き換えのコードが記載されているそうです。
これをFanTop上で入力し、NFTを受け取ります。
FanTopはNFTマーケットで、スマホアプリ版もあるみたいですね。
集めたNFTを飾る3Dルーム、現実世界に投影して楽しむAR機能もあるとか。
WEB上にある展示室として使えるのではないでしょうか。

プラットフォームは何?どうやってNFTをもらうの?

NFT特典付き商品を購入する前に、どんなプラットフォームを使う必要があるのか調べておきましょう。
今回ご紹介したFanTopの場合は、登録が必要です。
OpenSeaであれば引き換えコードだけでは足りないのかな?と思います。
トランスファーのやり方から考えれば、多分メタマスクのアドレスが必要になりそう・・・。
間違えて入力した場合は、もう一度入力すれば良いのか?
それとも1回しかチャンスは与えられないのか?
OpenSeaは不具合も多いため、ちょっと心配ですね。

個人が特典を用意する時は注意!景品表示法に引っかかるかも

以前、私はNFTの購入者特典をトランスファーする方法について書きました。
その記事では触れていなかったのですが、Twitterでも「景品表示法に引っかかるのでは?」と気になっている人がいるみたいなので、調べてみることにしました。

①景品表示法に関係する特典とは

まず、景品にあたる特典はどのようなものがあるでしょうか。
購入してもらうたびに発生する購入者特典のほか、NFTを保有している人に対するホルダー特典が景品として考えられます。
(ただしアフターサービスは含まないとされているので、現在ホルダーとなっている人物へ定期的に贈る場合、2回目以降は景品に該当しないのでは?と思います。)
さらに、オークション販売した場合に入札者特典を付ける場合もあるそうです。
これも同じく、景品にあたるのではないかと思います。
そこで気になるのが、NFTの購入に関わらず「私の作品を知ってもらいたいから無料でもらって」というGiveawayの場合はどうなるのかということです。
これについては詳しい情報が探せなかったので、また調査を継続していきたいと思います。

②景品表示法に該当する場合、いくらまでOK?

景品表示法では、取引価格が1000円以上の商品に対して規制を受けます。
つまり、1000円以上の値を付けているNFTを売り、それを買ってくれた人に特典を贈る場合にはルールがあるということですね。
特典の価格は商品の価格の2/10までにしなければなりません。
1000円のNFTであれば、特典の価値は200円までになります。

③トランスファーする時は値段をつけないからOK?

以前私がお話ししたトランスファーの手順では、特典としてのNFTは無償で提供されるため値段を付けないと説明しました。
私は「Mintするだけなので、価値は0円だ」という考えでしたが…
実際は消費者庁によって、特典に対する価値の基準が決まるでしょう。
調査が入った場合、「あなたのコレクションは全て10万円の値が付いているのに、特典が無価値だというのはおかしい」と言われる可能性も0ではありません。
あるクリエイターは「特典を製作するのに掛けた時間によって価値を定めたい」とし、トランスファーするNFTにも価格を設定しています。
いずれにしても、消費者庁から指摘された時に備えて価格の根拠となるものを用意しておくと良いでしょう。
また、特典用のNFTは同じものを10個くらいMintしているクリエイターも多いそうです。
これなら1つ1つのNFTが1/10の価値になります。
販売しているNFTと特典のNFTが等価値と考えるならば、この方法で景品表示法をクリアできそうですね。
ただしこれが正解だという根拠はないため、法律が気になる人は弁護士や税理士に聞いてみても良いかもしれません。

 

一般クリエイターからの特典の場合、それを転売して稼ぐこともできます。
しかし、今回ご紹介したような企業から贈られた特典は販売しても良いのでしょうか。
そのあたりについても、また調査が必要みたいですね(^_^;)

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