ハードウォレット「Ledger Nano」の初期設定をしよう!手順を解説

NFT

前回は、ハードウォレット「Ledger Nano S Plus」についてご紹介しました。
使う前の初期設定には少し時間がかかり、リカバリーフレーズの確認など集中力を要する場面もあるでしょう。
今回は初期設定の手順について、具体的にお話ししていきたいと思います。
実際に設定を始める際は、本当に集中して取り組めるか考えてみてくださいね。

本当に準備OK?パニックになりやすい人は前もって手順を確認しておこう

Ledger Nanoの初期設定は、あまりパソコンに詳しくない人だとつまづく可能性もあります。
比較的簡単ですが、Ledger Nano本体の画面が小さすぎて見にくかったり、緊張しすぎてボタンを押し間違えてしまったりするかもしれません。
先に手順を確認しておいて、頭の中でシミュレーションしてからスタートすれば、急なトラブルにも慌てなくなると思いますよ♪
「早くハードウォレットに入れなくちゃ!」と思っている人もいるかもしれませんが、せっかく用意したハードウォレットが使えなくなっては意味がありませんよね。
落ち着いて操作できる時間帯であることを確認し、手順について大まかなイメージができたら始めましょう。

いよいよ初期設定をスタート!アプリの指示に従って

ダウンロードしたLedger Liveを開くと、トップ画面に「はじめる」と表示されます。
落ち着いて操作できる環境になってから、ここをクリックしてください。
設定するデバイスを選択し、「始めましょう!」をクリックします。
あとはアプリの指示に従いながら、Ledger Nano本体を操作していきましょう。
アプリでは、初めにいくつかの基礎知識について学ぶ場もあります。
なんとあとでテストに出るので、しっかり読んでおいてくださいね(笑)
アプリで指示されたら、Ledger Nano本体とパソコンをケーブルで接続してください。
アプリや本体にも表示されますが、ここでLedger Nano本体の基本的な操作をご紹介しますね。
Ledger Nano本体の銀色のパーツを動かすと、小さな画面が出てきます。
ここには初期設定に必要な情報が出てきますよ。
画面の上の方にボタンが2つあります。
右のボタンは進む、左のボタンは1つ前に戻る時に使ってください。
両方を同時に押すと、決定するという意味になります。
詳しくはアプリの指示に従いますが、このボタンで設定を行っていきましょう。

ここから本格的に設定がスタート!手順を見てみよう

スタート

Ledger Nano本体とパソコンをつなぎ、本体の画面やボタンがどうなっているか確認できたら、いよいよ次の手順で初期設定をしていきましょう。
アップデートにより今から解説するものと、みなさんが操作する時では表示などが異なる場合もあります。
その時はアプリの指示に従ってくださいね!

①PINコードの入力

Ledger Nanoを使用するための暗証番号を設定します。
4~8ケタの数字が必要なのであらかじめ考えておき、紙にメモしておくと良いでしょう。
コードを入力する画面まで進んだら、左右のボタンを使って数字を選んでいきます。
右ボタンを押すと数字が増え、左ボタンを押すと数字が減ります。
選んだ数字になったら、左右のボタンを同時に押しましょう。
するとそのケタの数字が確定され、次のケタに進みます。
これを繰り返し4ケタまで入力すると、ボタンを押すたびに数字とともにチェックマークや「×」も表示されます。
チェックマークの場所で左右のボタンを同時に押せば、PINコードは4ケタで設定されます。
5~8ケタにしたい人は、続けて数字を選択していきましょう。
「×」で左右のボタンを同時に押すと1つ前の選択に戻ることができます。

②リカバリーフレーズをメモ

アプリの指示に従っていくと、次にリカバリーフレーズをメモする段階になります。
付属の書類には、リカバリーフレーズをメモするためのカードがあります。
このカードとペンを用意したら、指示通りLedger Nano本体の画面を進めましょう。
「Write down your recovery phrase」と表示されたら、次から英単語が出てきます。
右ボタンで1つずつ進み、左ボタンで戻ることができるので落ち着いて。
「Word#1」から順に英単語を表示させ、スペルや順序を間違えないように注意しながらカードへ記入していきましょう。
24個全ての英単語をメモしたら、必ず記入した内容と画面に表示された英単語が合っているかチェックしてください。
ボタンを使って1つずつ画面に表示させ、カードと照らし合わせて調べます。
スペル間違いにも気を付けましょう。
入念にチェックしたら、次は本体を使ってリカバリーフレーズが正確にメモできたかテストします。

③リカバリーフレーズのテスト

全てのリカバリーフレーズが正しくメモされているか、テストしてみましょう。
アプリの指示に従っていくと、リカバリーフレーズを選択する画面になります。
「Word#1」から順に、メモした英単語と同じものを選択してください。
PINコードの設定と同じように、左右のボタンを使って該当の英単語を選び、両方のボタンを同時に押して決定していきます。
全てのリカバリーフレーズが正しく入力されると、デバイスの準備が完了します。

④ダッシュボードが表示される

リカバリーフレーズのテストが完了し、デバイスの準備が整うとLedger Nano本体の画面にダッシュボード(メニューアイコン)が表示されます。
ここまで来たら本体の初期設定はOK!
「Go to the Dashboard」と表示されたら、アプリ画面での設定に移ります。

⑤Ledger Liveからのテスト

アプリをダウンロードして初期設定を開始すると、アプリ上でハードウォレットや仮想通貨についての基礎知識を教えてくれる画面が表示されたと思います。
この時に学んだ内容が理解できているか、テストされるので答えてくださいね。
3つの質問に正解すると、次に接続しているデバイスが正規品であるかチェックしてくれます。
中古品や偽製品を購入していると、ここで気付くことができるのかもしれません。
(そんな製品を買って試してみる気はありませんが・・・)
アプリの指示に従ってチェックし、さらにファームウェアのアップデートが必要かも見てもらいましょう。

⑥アカウントの追加

Ledger Nanoを使うために、アカウントを開設しましょう。
仮想通貨の種類によって、専用のアカウントが用意されています。
イーサリアムならイーサリアム用のアカウントを、ビットコインならビットコイン用のアカウントが必要です。
一覧の中から選び、「アカウントを追加」をクリックしてインストールしましょう。
詳しくはアプリ画面を見てくださいね。

少額からやってみよう!本当に仮想通貨が送れる?

これでLedger Nanoを使うことができるようになりました♪
仮想通貨の残高を確認できる画面も、アプリ上にあります。
基本的にはLedger Nano本体よりもLedger Liveでの操作が多くなりそうですね。
詳しい方法については、また後日解説したいと思いますが・・・。
結果から言うとLedger Nanoに送金、ちゃんとできました!
仮想通貨取引所からは、Ledger Nanoのウォレットアドレスを指定することで、お送金することができます。
反対の場合は、Ledger Liveで仮想通貨取引所のウォレットアドレスを指定してやれば送金可能です。
NFTのトランスファーについてはまだ試していないので、情報収集しつつチャレンジしたいと思います。
その時はまた、彼氏の持っているNFTを使わせてもらおうかな♪
「そろそろ自分で買ってよ!」と怒られると思いきや、気前の良い彼氏(^^)
私の勉強のためにと、快く仮想通貨やNFTを動かしてくれるので助かっています。

 

今回は、ハードウォレットLedger Nanoの初期設定についてご紹介しました。
また後日、実際に仮想通貨の送金やNFTのトランスファーはどうするのか解説していきたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました