前回、ハードウォレットについて少しお話ししました。
メタマスクのように常にネットに接続しているウォレットは、ハッキングや仮想通貨・NFT盗難の恐れがあります。
大切な資産を守るには、悪質なハッカーやウイルス、詐欺サイトに接触しないように「気を付けている」だけでは不十分です。
今回は、より強固なセキュリティ能力があると言われている「ハードウォレット」について、もう少し詳しく調べてみましょう。
私ならこれを使おうかな！というハードウォレット製品も見つけたのでご紹介します♪
「ホットウォレット」と「コールドウォレット」とは？
メタマスクは、ネット上にあるウォレットです。
仮想通貨の送金やNFTのトランスファーだけでなく、OpenSeaなどのプラットフォームを利用する時に接続を求められることがあります。
常にアクティブに稼働しているウォレットなので、「ホットウォレット」と呼ぶこともあるとか。
これに対し、使わない時は完全にネットから切り離すことができるウォレットを「コールドウォレット」といいます。
初期設定やウォレットから直接仮想通貨を購入する際にはネットとの通信が必要ですが、基本的にネットから切り離した状態で資産を保管できます。
コールドウォレットのなかでも、現実世界にあって手に取ることのできる電気製品のウォレットが「ハードウォレット」です。
高価なNFT所有者のなかには、ハードウォレットを購入してハッキング対策している人もいます。
今あるセキュリティ対策で最も安全だと言うユーザーもいて、多くの人が注目しているそうです。
日本で一番売れているのは？「Ledger Nano」が人気？
ハードウォレットは、多くのメーカーから販売されています。
しかし、製品によってはセキュリティ能力が不十分だったり、使い勝手が悪かったりするものもあるようです。
とにかく安全性が高くて、簡単に操作できるものが欲しい！
ということで、仮想通貨やNFTの取引をしている人がどんなハードウォレットを使っているか調べてみました。
YoutubeやTwitterでは、「”Ledger Nano（レジャ―ナノ）”が良い！」と言っている人が多いみたいですね・・・。
本体がコンパクトで操作も簡単、アップデートによっては1,000種類以上の仮想通貨の取り扱いも可能になるとか！
安全性も問題ないみたいだし、私が買うとしたらこれかな？
彼氏に話してみたら、試しに買ってみてくれることになりました♪
公式サイトから購入しよう！通販サイトも中古品もNG！
Ledger Nano は、「LEDGER」公式サイトから注文するようにしましょう。
Amazonなどのネット通販サイトでも同じ製品が出品されていることがありますが、あまりおすすめできません。
新品に見えても、すでに誰かが開封してウイルスを仕込んでいるかもしれません。
その製品自体が、ハッキングのプログラムが組み込まれている偽物である可能性もあります。
また、中古品が安く売られていることもありますが、これも買わないようにしましょう。
悪意のない出品者であったとしても、他の誰かが一度使ったということは、秘密鍵を共有をしているようなものです。
全くの新品でなければ、Ledger Nanoのセキュリティ能力を活かせないので注意しましょう。
こんなに小さいの！？心配になるほどスタイリッシュなウォレットが届いた
私たちは公式サイトから「Ledger Nano S Plus」という製品を注文しました。
これが基本的なタイプで、パソコンに接続して仮想通貨やNFTの授受ができます。
パソコンを使わなくてもスマホ1つで全ての操作ができるようになったのが「Ledger Nano X」です。
みなさんは必要に応じて選んでくださいね。
公式サイト上で製品を選択し、カード情報などを入力して注文完了、1週間ほどで自宅に届きました。
彼氏と一緒に開封してみると、手のひらサイズの小さな物体が・・・。
なんかのおまけにもらったような、携帯灰皿みたい(^_^;)
こんな小さいものに何千万円もの仮想通貨が入っちゃうんだ・・・。
100年前の人が聞いても信じられないでしょうね（笑）
ハードウォレットの他にも、英語で書かれた何枚かのカードや書類、ケーブルが入っていました。
これらはあとで使うので、捨てずに取っておいてくださいね。
まずは初期設定！落ち着いて集中できる時間帯に始めよう
Ledger Nanoを使用するには、初期設定が必要です。
設定は本体だけでも可能という情報もありますが、「Ledger Live」という専用アプリを使うのが安全です。
LEDGERの公式サイトに、「LEDGERアプリ」というメニューがあるのでここをクリックしてください。
表示されたページからアプリのダウンロードができます。
アプリのダウンロードが完了したら、初期設定を始める前に落ち着いて操作できるか考えてみてください。
仕事・家事の合間ではありませんか？
小さな子どもやペットが周りにいませんか？
トイレを我慢していませんか？（笑）
初期設定は、30分～1時間くらい連続して操作します。
秘密鍵のメモや小さなボタンの操作など、集中力が必要です。
途中で中断する可能性があったり、他に用事があったりする時はやめておきましょう。
時間が取れない時は、とりあえずLedger Liveのダウンロードだけ済ませておくのがおすすめです。
私たちは、アプリのダウンロードにも少し戸惑いました(^_^;)
いよいよ初期設定！というタイミングで手間取ると時間がもったいないので、お使いのパソコンでアプリダウンロードするにはどうすれば良いのか、あらかじめ調べておくと良いでしょう。
ハードウォレットで仮想通貨が買える！？多機能でびっくり
Ledger Nanoは、アプリと連携させることによって仮想通貨・NFTの管理ができます。
仮想通貨取引所からの送金、メタマスクからのトランスファーによって安全に仮想通貨やNFTを移すことが可能です。
また、Ledger Nanoから直接仮想通貨を購入する方法もあるとか！
それについてはもう少し調べてみないと分かりませんが、ハードウォレット1個で何でもできちゃうなんて・・・。
このサイズ感に対する機能性においては、某ネコ型ロボットの道具よりも高性能なのでは・・・？
携帯灰皿にしか見えないLedger Nano、うっかり捨てないように気をつけよう・・・。
他にもハードウォレットはある？怪しい製品は買わない方が良い
Ledger Nanoは絶対新品、公式サイトから買いましょう！と言っていますが、他のメーカーから出ているハードウォレットってどうなのかしら？
調べてみればいくらでもハードウォレットが見つかりますが、本当に仮想通貨・NFTを保管するのに合っているかは疑問です。
仮想通貨・NFTの登場以前に販売されていたハードウォレットもあり、本当はただのUSBでは・・・と思うようなものも(^_^;)
通販サイトのショップページでは、「完全に貴様の金を強固にします」という怖そうな日本語も見つけました（笑）
怪しい日本語を使っているサイトや、仮想通貨・NFTの授受に使えるとはっきり書かれていない製品には注意が必要です。
また、しっかりとしたメーカーのハードウォレットであっても、操作が難しすぎるのでは困りますよね。
Ledger Nanoは初期設定や操作性についても、良い口コミが多い製品です。
特に初心者は、使いやすさで選ぶと良いでしょう。
次回は私と一緒に、Ledger Nanoの初期設定をしてみましょう。
途中で中断できないということで、忙しい人はちょっと大変かもしれませんね・・・。
大切な仮想通貨を守るために、私は仕事のお休みをもらおうかな♪
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