LOLLIPOP(ロリポップ)公式サイトの仕様がちょっと変わりましたね。
今までDeFiとして使っていた人は、「NFT Interoperability Platform(NFT相互運用プラットフォーム)」と出てきて驚いたかもしれません。
実はLOLLIPOP(ロリポップ)の本来の役割はこっちで、これまでDeFiサービスを提供していたDEX(分散型取引所)は独自トークン「LPOP」をローンチした場所として存在していました。
今回は、今後LOLLIPOP(ロリポップ)がどうなっていくのかを解説していきます。
LOLLIPOP(ロリポップ)とは?
web3.0プロジェクト「LOLLIPOP(ロリポップ)」は、メタバースなどの技術を世界中の人が利用できるようにするためのプラットフォームを計画しています。
ITに精通した専門家やエンジニアをターゲットにするプロジェクトが多いなか、LOLLIPOP(ロリポップ)が目指しているのはもっと広い層のためのプラットフォームです。
国や地域によっては、金融機関が機能していないため銀行口座を持ったり商品やサービスなどの取引・売買をしたりできないところもあります。
経済が破綻して、預金を引き出せなくなったという地域もありました。
また、スマホを持っていても電話をかけるくらいしかしたことがないという人もまだまだたくさんいますよね。
メタバースで会議ができるよ、暗号資産に投資をすると効率よくお金を増やせるよと言っても、それを利用するまでのハードルが高すぎるのです。
LOLLIPOP(ロリポップ)は、高度な知識を持つ人、専門的な技術を持っている限られた人だけでなく、どんな国・地域・環境・経歴の人でも気軽に触れられるweb3.0世界を作り出そうとしています。
それは自由に利用できる場所というより、誰もがweb3.0にチャレンジできる優しい場所と考えるべきかもしれません。
LOLLIPOP(ロリポップ)を利用すれば、子どもからお年寄りまで多くの人々が暗号資産やNFTを買える時代が来るのではと期待されています。
LOLLIPOP(ロリポップ)の今
LOLLIPOP(ロリポップ)は、これまでDeFiサービスを利用できるDEX(分散型暗号資産取引所)として稼働していました。
しかし、2023年8月下旬で一旦サービスが終了し、今は利用することができません。
独自トークンLPOPは2023年9月7日からPancakeSwapに上場されているので、欲しい人はPancakeSwapのスワップで手に入れてくださいね。
LOLLIPOP(ロリポップ)の次の計画は?
LOLLIPOP(ロリポップ)の公式サイトにあったように、今はNFTプラットフォームがローンチされる目前であると考えて良いでしょう。
NFTプラットフォームとは、NFT(非代替性トークン)を取引できるサービスです。
OpenSeaやHEXAなど、NFTを発行したり売買したりすることができるプラットフォームがたくさんありますよね。
LOLLIPOP(ロリポップ)もそれらと同じようなプラットフォームを構築中ですが、他とは違う特別な点が一つあります。
それが「ブロックチェーンの相互運用性」です。
これまでのNFTプラットフォームといえば、マーケットごとに取り扱うNFTの規格や相場が決まっていました。
例えば、AマーケットではイーサリアムチェーンNFTが数万円単位で売られ、BマーケットではPolygonチェーンNFTが数百円で売られているというように、異なるブロックチェーンで構築されたNFTを比較することが難しかったのです。
そのため、
「別のマーケットをチェックしておけばもっと安く買えたのに・・・」
「あっちのマーケットに出品した方が売れたかも・・・」
と不満を感じるユーザーもいました。
特にクリエイターにとって、どのNFTマーケット・NFTプラットフォームで出品するかが成功のカギを握っていると言っても過言ではありません。
しかし、LOLLIPOP(ロリポップ)ならこの問題を解決できる可能性があります。
LOLLIPOP(ロリポップ)が計画しているNFTプラットフォームは、どのブロックチェーンで構築されているマーケットの商品も閲覧でき、それぞれの価格をフラットに比較できるといわれています。
つまり、AマーケットとBマーケットのNFTを同時にチェックして、より価値があるNFTはどれか、どっちがお得な価格なのかを知ることができるでしょう。
これがLOLLIPOP(ロリポップ)だけの相互運用性NFTプラットフォームです。
LOLLIPOP(ロリポップ)NFTプラットフォームの相互運用性って?
LOLLIPOP(ロリポップ)のNFTプラットフォームを使うと、どのNFTマーケットで出品されている商品でも簡単に比較できます。
それはブロックチェーンにBSC(バイナンススマートチェーン)というマルチチェーンを採用しているから。
マルチチェーンとは、複数のブロックチェーンでアプリの構築が可能なシステムのことです。
通常は、一つのブロックチェーンに一つの暗号資産が使用されています。
「A」というNFTゲーム内ではAコインしか使えないため、「B」というNFTゲームで遊ぶにはBコインを買う必要がありました。
しかし、マルチチェーンでは、Aコインを使ってBのNFTゲームで遊べます。
つまり、相互運用性があるということですね。
BSC(バイナンススマートチェーン)は複数のブロックチェーンに対応できるため、これによって構築されるLOLLIPOP(ロリポップ)のNFTプラットフォームも同じく相互運用性に特化していると考えられます。
それぞれ異なるブロックチェーンで構築されたNFTマーケットの商品をLOLLIPOP(ロリポップ)で取引することができるのです。
SNSでは「LOLLIPOP(ロリポップ)はNFTの価格.comになるよ!」と表現している人もいました。
NFTマーケットによって相場が違うというのは結構前から問題視されていたので、ブロックチェーンの相互運用性がLOLLIPOP(ロリポップ)に一番期待されていることではないかと思います。
LOLLIPOP(ロリポップ)のNFTプラットフォームができるのはいつ?
LOLLIPOP(ロリポップ)の公式サイト下部には、ロードマップが掲載されています。
2023年までの計画を見てみると、若干遅れていることがわかりますね。
しかし、SNSでは2023年から2024年にかけてNFTマーケットが立ち上がると予想する声が高まっています。
LOLLIPOP(ロリポップ)のコミュニティや公式アドボケイターの発言により、次なる計画へ着実に進んでいることが確認できるでしょう。
興味がある人は、チェックしてみてくださいね♪
ロードマップでは、2023年にNFTマーケットの立ち上げ、2024年以降にNFT相互運用プラットフォームが登場すると書いてあります。
今年中にとりあえず何らかの形でNFTマーケットがローンチされ、マルチチェーンの恩恵を受けられるのはそこからもう少し先になる可能性があるでしょう。
どんなプラットフォームができるか、私も楽しみです。
LOLLIPOP(ロリポップ)のNFTマーケットはどんなサイトになる?
LOLLIPOP(ロリポップ)は、一体どんなNFTマーケット・プラットフォームになるのでしょうか。
複数のブロックチェーンに対応できるのは分かったけれど、私が気になるのはサイトのデザインと操作性です。
私はOpenSeaユーザーですが、何となく可愛げがないんですよね(^_^;)
無駄がなくて洗練されてはいるけど、バックが白一色で冷たい感じ・・・。
じゃあ日本のプラットフォームであるHEXAはどうかというと、広告が多くてやかましい感じ・・・。
LOLLIPOP(ロリポップ)の公式サイトはピクセル画がテーマになっていて、レトロで可愛いのが私のお気に入りポイントでした。
昔からあるテレビゲームっぽいし、NFTとの相性も良さそう♪
NFTマーケットのデザインも、こんなレトロ&ポップな感じになったら良いなと期待しています。
LOLLIPOP(ロリポップ)を使えば、あらゆるNFTマーケットの商品が一望できます。
プラットフォーム選びに迷っている人は、LOLLIPOP(ロリポップ)のNFTマーケットも候補に入れておいてくださいね♪
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