2024年の春にBTCチャンスが到来!?ビットコイン半減期とは

ビットコイン 仮想通貨

暗号資産のビットコイン(BTC)は、2024年3~4月頃に「半減期」が予定されています。
正確な日時は決まっていないため、専門家によって予測が分かれるところですが・・・。
BTCの価格が大きく変動する可能性があるので、投資家の緊張も高まっています。
BTCは元祖・暗号資産とも言うべき存在であり、他の銘柄には全く無関係というわけにはいきません。
今回は、BTCを持っている人、これから買おうと思っている人、別の暗号資産で投資している人みんなに聞いてほしい「BTCの半減期」についてお話ししましょう。

ビットコイン(BTC)の仕組みについて知っておこう

まずは、BTCの半減期を理解するために必要なポイントを押さえておきましょう。
BTCには
・マイニングで報酬が得られる
・BTCの発行枚数には上限がある
という2つの特徴があります。

①マイニングをするとBTCが発行される

暗号資産には、マイニングによって報酬を得ることができる銘柄があります。
これはPoW(プルーフ・オブ・ワーク)のブロックチェーンが採用されている暗号資産だけの特権ですが、BTCもこれに該当します。
マイニングとは、複雑な計算をして答え(ナンス値)を一番最初に見つけた1人だけがブロックチェーンに取引データを刻めるというものです。
その作業をした報酬として、マイニングをした人(マイナー)は暗号資産をゲットできます。
そしてマイニング報酬が発生するたびに、新たなBTCが発行される仕組みになっています。

②BTCの発行上限枚数は2,100万枚

暗号資産のなかには、あらかじめ発行枚数の上限が決められているものがあります。
BTCもその1つで、2,100万枚までしか発行できません。
数に限りがあるということは、1枚ごとの価値が保証されているということです。
枚数が少なければ希少価値が高まり、枚数が多くなりすぎれば1枚あたりの価格が下がってしまいますね。
BTCは最初から発行上限枚数を決めておくことで、世界的に流通したあとも通貨の価値が下がり過ぎないようにしています。

「BTCはマイニングによって新たなコインが発行されるが、その上限は2,100万枚まで」と頭に入れておきましょう。
これが半減期につながる基礎知識になります。

BTCの半減期って?

それではいよいよ本題です。
BTCの半減期とは、マイニング報酬が半減することを意味します。
例えば、今までは1回のマイニングで10BTCの報酬がゲットできていたとしましょう。
半減期を迎えると、同じマイニングで5BTCしかもらえなくなるということです。
「発行される枚数が減る=供給を絞られる」と考えても良いでしょう。
ということは、「限られた数しか発行されないから今のうちに買っておきたい」と考える投資家が増えることも予想されます。
私だったら、上限に達するまでのタイムリミットがちょっと伸びたって感じるかも。
そうなると、「今すぐに買わなくても大丈夫そうだな」と思う人がいてもおかしくはありません。
どちらの考えも間違ってはいませんが、半減期の前後で投資家が動く可能性は高いですよ・・・!

次のBTC半減期は2024年3~4月頃か

これまでに3回、大体4年おきにBTCの半減期が行われてきました。
初めは2012年11月28日、次が2016年7月9日、最後が2020年の5月11日です。
4年ずつ空いていますが、時期はバラバラなので正確な日付まで予想するのは難しいでしょう。
4回目は2024年の春頃と言われていますが、前倒しになるかそれとも遅れてやってくるか分かりません。
半減期の前後でどんな価格変動が起こるか、投資家は今までの経験から予想することができます。
私たち初心者も、あらかじめ対策を立てれば有利なポジションが獲れるかも!
これからBTCを買おうと思っている人も、ぜひBTC半減期の歴史について勉強しておきましょう。

一度減らされた報酬は増えない

BTCのマイニング報酬は、初めての半減期が行われるまで50BTCでした。
1回目の半減期で25BTCに減らされ、2回目ではさらに半分の12.5BTC、3回目は6.25BTCまで減少しています。
そして、2024年には3.125BTCに・・・。
半減期が過ぎた後に、マイニング報酬が復活するということはありません。
半減期が来るたびにマイニング報酬はどんどん減っていき、最終的にはなくなります。
これまでのペースで計算すると、このあと30回半減期を迎え、最後は2140年ごろになると想定されているそうです。

BTCの半減期で何が起こる?

マイニングの報酬が減ることで、マイナーの稼ぎが少なくなるのは確実です。
しかし、今は個人でマイナーをしている人がほとんどいない状態で、マイニングを専門とするIT企業でなければ関係ないかもしれません。
私たちが注目するべきは報酬が減らされたという点ではなく、やはりBTCの価値についてです。
これまでの歴史を辿ってみると、半減期が来る直前にBTCの価格は下落しています。
そしてそのあと、ゆっくり時間をかけて価格が上昇しているのです。
一番初めの半減期では暗号資産自体の知名度が低かったのもあり、そう大きな変動はありませんでした。
しかし、2回目以降は半減期前に下落、その後少しずつ上昇するという動きが毎回見られています。
マイニング報酬が減ったことで一旦BTC離れが起き、「希少価値が高まるぞ!」と期待したい人が増えることで価格が上がったと想像できますね。
発行上限に達するまではまだ100年以上ありますが、どんどん価格が上昇すると考えれば今のうちに買っておきたいと思う人が増えていくのは当然でしょう。
2024年の半減期後も、大きく価格が伸びる可能性がかなり高いと考えられています。

次のBTC半減期で爆益が発生する可能性は?

これまでの半減期から見れば、価格が上昇することはほぼ確実だと見て間違いないでしょう。
ただし、過去と比べて2024年の半減期後はそれほど伸びないと考える専門家もいます。
それは2024年に減少する枚数が、これまでと比べてかなり小さな数になっていることが理由の一つです。
その分、価格が上昇したとしても狭い値幅になるのではと想像できます。
本当のところはやってみないと分からないけど、今からバブルや爆益を期待するのは現実的ではないかと考える専門家もいるようです。
ただし、これからBTCを買おうと思っている人にとっては、チャンスであることは間違いありません。
2024年の半減期というより、その次の2028年に期待して投資を始める人が出てくる可能性もあります。
上昇幅がどれくらいかはさておき、値上がりすることはほぼ決まっているようなもの。
資金力に余裕がある人は、このチャンスに賭けてみても良いでしょう。

売買投資で稼がなくても大丈夫

BTCは将来的に価格が安定し、法定通貨のように使えるトークンになることが期待されています。
安く買って価格が爆伸びした後に売れば一攫千金できますが、それだけがBTCのメリットではありません。
ブロックチェーン技術により銀行を介さない直接取引ができるようになり、国や地域、時間に左右されない自由な取引、改ざんが不可能で透明性の高い取引ができることこそが、BTCはじめ暗号資産の良いところです。
私は売買トレードで利益を狙うより、新たな資産としてBTCを保有するのが賢い選択だと思います。
暗号資産の買いどき・売りどきを見定めるのは難しいですが、将来の備えとしてBTCをガチホするのは取引所で購入するだけでOKです。
暗号資産初心者は、少しずつBTCを買い集めるということから始めてみてはいかがでしょうか。

 

BTCの半減期で「マイニング報酬が減っちゃった!ショック!」と考える必要はありません。
だって、そもそも個人マイナーが報酬をゲットできる可能性がかなり低いから(^_^;)
それよりも半減期目前にグッと価格が下がった時、BTCを買っておきましょう。
暗号資産投資を始める大チャンスですよ♪

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