仮想通貨をオークションで買う?それってどういうこと?

仮想通貨, LOLLIPOP

仮想通貨について調べていたら、ビットコインがオークション方式で取引されていると出てきました。
ん?仮想通貨のオークション?
「ちょっと良く分からない・・・」と思った方、安心してください。
私も全然分かりません(笑)
そもそも通貨をオークションするとはどういうことなのでしょうか。
もう少しこの情報を読み進めてみたら、「証券取引所はオークション方式でおなじみだが・・・」と書いてありました。
へぇ・・・おなじみなんだ・・・(^_^;)
私のような素人には、まだまだ知らない世界があるみたいです。
ということで今回は、仮想通貨のオークションは何ぞやということを調べていきたいと思います。

まずはオークションの意味を調べてみた

時々ニュースなどで「あの名画が○億円で落札!」という言葉が流れますよね。
なんとなくオークションってこういうものだって分かっている人も多いと思いますが、改めて調べてみることにしましょう。
オークションとは、競売のことです。
つまり、出品者が公開する条件のもと、購入希望者が値段をつけていき、その中で最高価格をつけた人が商品を購入できるという販売方式です。

証券取引所で行われているのはオークション?

では「証券取引所でオークションが行われている」とはどういうことなのでしょうか。
証券取引所は、企業が発行する株を売買するところです。
株を買いたい人と売りたい人がそれぞれ注文を出し、希望額がマッチングすると売買が成立します。
この株取引には「価格を優先すること」と「時間を優先すること」の2つのルールが存在しています。
そしてこの2つのルールに則って売買するのが「オークション方式で取引する」ということです。
どういうことか、1つずつ見てみましょう。
「価格を優先すること」というルールを株の取引に当てはめると、買い注文では最も高い値段の注文、売り注文では最も安い値段の注文が優先されます。
「時間を優先すること」というルールでは、受け付けた時間が早ければ早いほど優先されます。
もし同じ値段の注文があった場合は、受付時間の早いものが優先されます。
つまり株も、絵画などの商品をオークションする時と同じルールで取引されているということです。

オークション

仮想通貨のオークションって?

株の取り引きは基本的にオークション方式となりますが、仮想通貨の場合はどう考えられるでしょうか。
仮想通貨も、取引量や価格によって値段が変動します。
そのため、私は仮想通貨が登場した時から、株と同じようなオークション方式で取引されていると思っていました。
しかし、どうやらビットコインの売買でオークション方式が取られるようになったのは、2016年が初めてだったようです。
それまでは、仮想通貨取引所が設けている販売所によって売買が行われるのが一般的でした。
販売所で仮想通貨を買うと、手数料がかかります。
この値段は販売所が自由に設定できるため、かなり高くなっていることもあります。
これをもっと安くできないか、売り手と買い手が自由に取引できないかと考えて作られたのが、仮想通貨のオークションです。
今では、多くの仮想通貨取引所でオークション方式が選択できるようになりました。
取引所に高い手数料を取られることなく、売り手と買い手は少ないスプレッドのみの支払いで済むため、現在はオークション方式での取引が多くなっています。

オークション方式で買いたい時は「取引所」へ!

仮想通貨取引所でビットコインを購入する場合、オークション方式で買った方がお得だと説明しました。
では、具体的にどのようにして買うのでしょうか。
仮想通貨取引所には、「販売所」と「取引所」の2つの窓口があります。
「販売所」は、仮想通貨取引所から購入するところです。
販売所では、いつでも欲しい数量のビットコインを購入することができますが、提示された手数料を支払う必要があります。
「取引所」は、売り手と買い手が出している注文をマッチングする場だと思ってください。
つまりオークション方式でビットコインを買うところです。
取引する時は、売り価格と買い価格の差をスプレッドとして支払います。
また取引所を利用するのに手数料がかかりますが、スプレッドを合わせても販売所で購入するより安い金額です

取引所で購入するには

取引所で仮想通貨を購入する時は、注文方法を選択します。
取引所で選択することのできる「指値注文」と「成行注文」について詳しく調べてみました。

・「指値注文」

欲しい数量と金額を指定し注文します。
その注文に当てはまる売り注文が出ている場合のみ、ビットコインを購入することができるというものです。
つまり、希望する注文と同じものが売られていなければ、いつまで経ってもビットコインを買えないんですね。
安い値段で買おうとすればするほど、なかなか取引が成立せず、結局もっと高い値段に変更する必要があります。

・「成行注文」

金額を指定せず、現在の価格から一番近い価格で注文するものです。
取引が成立しないということはありませんが、タイミングによってはかなり高い値段で買ってしまうことがあるので注意しましょう。

指値注文にしても成行注文にしても、現在いくらの売り注文が出ているかよく見ないといけないので、初心者にはちょっと難しかもしれません。

販売所で買う?取引所で買う?

取引所で買った方がお得ですが、販売所での購入にはデメリットしかないというわけではありません。
販売所では、常時欲しい数量のビットコインを購入することができます。
また、取り扱っている銘柄も取引所より多いです。
取引所を覗いてみて、欲しい仮想通貨がなかったら販売所をチェックしてみると良いでしょう。
取引所は個人間で取引するため、注文方法の選択など複雑な手順が必要となります。
指値注文と成行注文の意味をよく理解していないと、とんでもない金額の注文を出してしまうこともあるでしょう。
安全・確実に仮想通貨を買いたい人は、むしろ販売所の方が良いかもしれませんね。

LOLLIPOPでオークション?

私が気になっている「LOLLIPOP(ロリポップ)」の情報にも、オークションイベントの噂がありましたが、ただ売り注文と買い注文をマッチングさせるものではなさそうです。
今まで私が説明してきた仮想通貨のオークションとは、またちょっと違う意味になるかもしれません。
例えば、限定的なイベントでしか手に入らないトークン、数量をまとめることでお得になるトークンなどを対象に、売り手と買い手の間でオークションが行われるのではと考えている人がいました。
つまり仮想通貨取引所で行われる単純な注文のマッチングに留まらず、絵画など芸術品のオークションの意味も持つものがLOLLIPOPでは行われるのではないでしょうか。
DeFiやNFTマーケットとしての機能があるLOLLIPOPに、仮想通貨やトークンのオークションイベントが開催される・・・。
なんだかメタバース界の遊園地みたいになってきましたね♪
どのようなシステムになるのか、オークションされるものとは…?
まだ公式情報が出ないので、私たちは期待することしかできません(^_^;)
私も含め、LOLLIPOPについて色々想像している人の夢を早く叶えてもらいたいものですね。

 

ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を新たに購入したいという人は取引所で買うのがお得です。
ただし、その場合は注文方法の違いなど、知識も必要となるので事前によく調べるようにしましょう。

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