日本でも続々登場!メタバースの未来像はどうなる?

メタバース メタバース

メタバースを利用したビジネスが加速しつつあります。
テレビの歌番組ではメタバース連動企画が登場し、現実世界のスタジオではなくメタバース内のライブ会場に観客を招いていました。
アバター化された観客はオンライン配信されたライブを楽しみ、そのままメタバース内でファン同士の交流ができます。
ファンはそれぞれのアバターを見ることができるので、現実のライブと同じように大勢で盛り上がる感覚も得られるでしょう。
これまでにもオンラインでライブ映像を視聴できるサービスはありましたが、「みんなで一緒に」という体験ができるのはメタバースならではですね。
ライブの他にも、さまざまなメタバースイベントが開催されているようなので調べてみることにしましょう。

夢のお菓子ハウス♪大手お菓子メーカーがテーマパークを設立

新潟県の柏崎市に本社を構えるお菓子メーカ、「ブルボン」もメタバース事業に乗り出しました。
ブルボンは大日本印刷社とタッグを組んで「ブルボンメタバース」を開設、10月31日までの期間限定でメタバースコミュニティの運営をすることを発表しました。
このコミュニティでは、お菓子で作られた家や電車があるファンタジーなエリアが制作されています。
また、本社ビルをイメージしたエリアでは、ビルの屋上から柏崎市の風景を一望できるそうです。
メタバースからブルボンの本社が立地する市の魅力を発信しようという、新たな試みですね。
個人的には、せっかくのメタバースなのに現実とリンクさせちゃうの?という気持ちにもなりますが・・・(^_^;)
このコミュニティはパソコンやスマホからのアクセスも可能で、メタバース専用アプリをインストールしたり視聴料金を払ったりせずに参加できます。
また、お菓子やブルボン社に関するクイズ企画、商品のプレゼント応募企画も用意されているとか。
コミュニティ内でコインを集めるゲームやアバター同士の交流もできるそうです。
興味がある人は、ぜひ参加してみてくださいね♪

令和の小学生はメタバースで学ぶ!?プログラミング講座が開催予定

「VRデザイン研究所」という会社が運営するアカデミーでは、開校以来700名以上のVRエンジニアを輩出しているそうです。
日本で初めてのVR特化型プログラミングスクールとして、まだ新しい分野の人材育成に努めています。
このアカデミーは、今年の11月から小学生高学年~中学生までの子どもを対象に、プログラミング講座を開催すると発表しました。
この講座はオンラインで行われますが、通常の学習に加えてメタバースでの学習も毎月1~2回程度開催される予定です。
オンライン講座は期間中いつでも受けることができるので、自分の時間に合わせて学べますよ。
メタバース空間では実際に体を動かしながら、VRを使った実践的な学習ができるでしょう。
メタバースでの学習は日にちや時間が決まっているみたいです。
参加にはWEBサイト(https://vracademy.jp/u-15metaverse/)からの申し込みが必要なので、詳しくは公式情報を調べてみましょう。

メタバースで魔法コンテスト!?ファンタジーの世界を体験

今ご紹介したプログラミング講座、実は学習のゴールが決まっています。
VRデザイン研究所は、プログラミング講座の成果を発表する場として「U-15メタバース魔法コンテスト2023」の開催を決定しました。
4ヶ月間のプログラミング講座では、プログラミングの基本的な学習に加え、VRプラットフォームでコンテンツを制作する学習ができます。
さらに「メタバース魔法アプリ」を自分で開発する学習を経て、最終的には2023年3月4日に開催されるコンテストで子ども達が自分の力で制作したオリジナルの魔法を披露する計画です。
プログラミング講座を受ける子ども達が、学んだことを「魔法」という形で発表するという面白いプロジェクトとなっています。
人気ファンタジー小説を実写化した映画でも、魔法学校の生徒たちが覚えたての魔法で実践練習をしている場面がありました。
メタバースやVR、プログラミングの技術は、現代の「魔法」なのかもしれません。

いつまで続く?メタバースのバブル期

2022年に入ると、「メタバース」という言葉が盛んに叫ばれるようになりました。
既存の企業がメタバース事業を立ち上げたり、現実世界の商品をメタバース内で販売したりするのが増えてきましたよね。
しかし、「来年以降もメタバース人気が加熱し続けていくとは限らない」と言う専門家もいるそうです。
仮想空間でさまざまなプロジェクトが企画される昨今のムーブメントは、いずれピークに達すると考えられています。
テクノロジーのライフサイクル、つまり新しいものができて世界に浸透していくまでの過程を想像してみましょう。
これは「ハイプサイクル」といい、過度な期待がピークに達した後、必ず「幻滅期」というものがやってくるといわれています。
これがメタバースでも起こるとするならば、現在の状態はまさに過度な期待値が高まっている時期ですよね。
「メタバースではこんなこともできる!」
「メタバースだったら夢が叶う!」
と多少興奮気味になっているのかもしれません。
プロジェクトのなかには「よく考えてみたら、別にメタバース空間でやらなくても良かったんじゃないか・・・?」というものもあります(^^;) 例えば、メタバース内にオンラインゲームのファンコミュニティがあったとしましょう。 オンラインゲーム内でもプレイヤーのアバターが集まり、それぞれの姿を確認できますよね。 メタバースでゲームプレイヤーの集いを開催したところで、オンラインゲームと一体何が変わったというのでしょうか。 プレイヤー同士「やあ、いつもは撃ち合っているけど今日は仲良く飲もう♪(リモートで)」という会話を楽しむのかな・・・(^^;)
それよりも早くオンラインゲームに戻って、スキルを高め合いたいと思うプレイヤーの方が多い気がします。
(現実世界の居酒屋の方がまだ盛り上がるかも)
「現実世界ではできない=メタバースコミュニティでしかできない」とは言い切れないところが悩ましいですね。
メタバースの本当の価値に気付いてしまった人は、すでに気持ちが離れているかもしれません。

総務省の公募に驚き・・・冗談?それとも高度な宣伝戦略?

メタバースが気になっているのはネット民だけではありません。
政府もこれからの未来について知りたいようです。
総務省は、
「メタバースなどの利用で社会がどう変わるのか」
「メタバース世界の実現には何が必要なのか」
についての意見書を一般公募することに決めました。
募集要項には、11月30日までに事務局あてにメールで送ってくれと書いてあるのですが・・・。
なんとそのフォーマットが「Excel方眼紙」!!(笑)
日本の政府は本当に古いものが好きなんだな・・・(^_^;)
Web3.0やメタバースをかじったことがある人はイメージできると思いますが、方眼紙に未来を描けるようなものではないですよね。
文字で意見を述べることすら、メタバースには似つかわしくないかもしれません。
この公募内容について、ネットでは多数のツッコミが入ったようです。
しかしなかには「実はとんち問題なのでは・・・」と深読みする人も。
私だったら、この方眼紙を使って未来的な提案書を作成したいですね(笑)
例えばドット絵を記入してピクセルアートを作るとかね♪
ただし、どうしてもExcel方眼紙がダメという人は、電子メールに書き込むのもOKとのことです。
どんな意見が採用されるのか、そもそも提案書の意味が政府に理解できるのか見ものですね!

 

メタバースについては賛否両論あるみたいですが、私は大いに期待しています。
今までになかった分野だから、正解も間違いもないでしょう♪

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