日本でも仮想通貨が誕生!「ジャスミー(JMY)」の将来性は?

プライバシー 仮想通貨

みなさんは「ジャスミー」という仮想通貨を知っていますか?
シンボルは「JMY」ですが、私は見たことがありませんでした。
実はこの仮想通貨、日本生まれなんです!
今まで私が調べてきた仮想通貨といえば、アメリカや韓国などの外国産が多かったと思います。
日本は仮想通貨でもNFTでも遅れているから、まだまだ国産の通貨なんて・・・と考えていました。
今回は、日本のプロジェクトから生まれた「ジャスミー(JMY)」について調べてみましょう。

ジャスミー(JMY)って?情報の分散管理が目的

ジャスミー(以下JMY)は、セキュリティ強化を目的とした情報分散管理のために作られたプラットフォームです。
他の仮想通貨にもあるようなブロックチェーン技術に、「Iot技術」というものを掛け合わせたプロジェクトとして生まれました。
これにより、データがより民主的なものになるといわれています。
これまでのネット社会では、個人的なデータを大企業が管理していますよね。
特に「GAFA」、Google・Amazon・Facebook・AppleのIT大企業が世界中の人々のほとんどの情報を掌握していると言っても過言ではありません。
ネットに表示される広告が、最近あなたが興味を持っていることに関するものばかりになっていることはありませんか?
GAFAが持っているデータには、ユーザーの閲覧履歴や検索履歴も含まれています。
自分が入力したこと・見たことのある内容が、いつでも企業の手によって調べられると思ったら怖いですよね。
また、SNSを利用していて、いつの間にかアカウントが削除されてしまった経験はありませんか?
NFTの販売を行なっている人のなかには、宣伝ツイートをしすぎてアカウントが凍結される人もいるそうです。
これでは安心してネットを利用できません。
JMYは、ユーザー本人にネット上での個人データ所有権を戻そうとするプロジェクトです。
情報を大企業に集結させないため、さまざまな研究が進められています。

どんな通貨なの?価格はまだ低いけど期待できるかも

JMYは、日本で生まれた仮想通貨です。
そのプロジェクトには個人情報をユーザー本人に戻そうという大きな目的があります。
プロジェクトの達成は、世界中の人々にとって重要な意味があるでしょう。
しかし通貨としての価値を考えてみると、まだまだ利用できるところは少ないです。
価格も1円前後で推移しており、仮想通貨としての人気もそれほど高くないでしょう。
しかし今後研究が進み、プロジェクトの内容が世界に認められれば大きく成長する可能性があります。
また、国産ということで国内取引所でも取り扱われている通貨です。
現在は特に日本人投資家からの期待が高まっています。

ハッキングも防げる?データの民主化で見えてくる世界

JMYの特徴として、データの民主化を図ろうとしていることが挙げられます。
仮想通貨やDeFiは、もともと非中央集権が基本であると考えらえていますが、実際は運営・発行団体が存在しているものも多いでしょう。
結局は個人的なデータを誰かが持っているという状態になっています。
JMYも「ジャスミー株式会社」という団体により運営されているプロジェクトですが、主な目的はデータを個人に戻そうとするものです。
仮想通貨やNFTは、ハッキングによる盗難被害が後を絶ちません。
それは「GAFAなどが個人情報を入手できるからではないか」と考える人もいます。
自分が検索したことのあるワードと関連するネット広告が出るのも、GAFAが勝手に個人データを利用しているからですよね。
このデータを広告利用だけでなく、ハッキングにも利用したらどうなるでしょうか。
詐欺NFTのリンクを貼ったDMをSNSアカウントに送りつけたり、興味のありそうな広告にウイルスを仕込んだり、いくらでもユーザーを騙すことが可能です。
それがまさか恋人へのプレゼントを注文したAmazonの仕業だったなんて・・・。
きっと私なら想像もつかないと思います。
GAFAの元社員が、退職のついでに個人情報を持って行く可能性も0ではありませんよね。
JMYは、GAFAであっても個人的なデータが入手できない仕組みを研究しています。

JMYのコアシステムとは?具体策が開発済み

JMYには、すでに開発されている2つの核となるシステムがあります。
1つ目は「SKC(Secure Knowledge Communicator)」というもので、簡単に言えば個人データをユーザー自らが管理できるシステムです。
例えば、サービス利用の際に必要な本人確認や個人情報の登録、登録の際に入力したデータの分散管理などが含まれています。
これまではシステム運営者に個人情報を提供し、運営者によって管理されていたものを自分で管理できるようにしました。
2つ目は「SG(Smart Guardian)」というシステムです。
これはネットにつなぐ装置を独自のブロックチェーン上に登録し、持ち主しか操作できないようにするシステムのことです。
今はテレビを使ってネット通信をしている人もいますよね。
ネットに接続できるテレビでは、番組のプレゼント企画に応募したりゲームに参加したりすることが可能です。
このシステムをハッキングすれば、テレビからも個人情報が盗み取れます。
JMYのSGシステムでは、使用する機器をブロックチェーンに刻むことができるので、実質外部の者が操作することはできません。
これにより、個人データの保護にも役立つでしょう。

「Iot技術」って?モノでインターネットができる時代に

今までネットに接続することがなかった電子機器や家電製品を、ネットに接続することによって利便性を高める技術を「Iot技術」といいます。
例えば洗濯機や冷蔵庫は、ネットにつないで使うイメージがありませんよね。
しかし、最近では外出先から洗濯・乾燥機能を操作できる洗濯機や、中身をAIがチェックして、足りないものを自動でネット注文してくれる新型冷蔵庫も開発されています。
モノがネットワークを通じ、さまざまなサービスと情報交換することで生活をより便利なものにしようとする技術が「Iot技術」です。
JMYではこれからIot技術が進んでいくことを見据え、さらに個人データの流出を防止するシステムが必要になると考えています。
Iot技術が普及すればするほど、JMYの役割が注目されるようになるでしょう。

今すぐ利益は期待できない…株のような気持ちで見守ろう

JMYのチャートを見てみると、現在下降トレンドが続いているようです。
これは仮想通貨全体に言えることですが、JMYの場合は特に売りの傾向にあります。
JMYはまだ研究途中のプロジェクトであり、保有しているからといって利益が発生するものではありません。
そのため、「持っていてもしょうがない」という意見があることは致し方ないと思います。
しかしJMYについて不安要素があるわけでもないので、今のところは保有しておいても良いでしょう。
むしろほとんど無価値のうちに買っておいて、JMYのプロジェクトが成長するまで待っているのも一つの手です。
今後のJMYについてのニュースや動向をチェックしつつ、ベンチャー企業として期待しているのが良いと思います。
株でも、新たに立ち上がった会社や新技術の開発が期待できる会社に投資しますよね。
JMYに関してはトレードやステーキングで稼ぐというより、将来性に期待して見守るというのが正しいと考えます。

日本から誕生したJMY。
今すぐ利益が上がるわけではないけれど、なんとなく成長しそうな分野だと思いました。
プロジェクト自体にも賛同できますし、私も投資してみようかな♪

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