仮想通貨を安全に保管!メタマスクからLedger Nanoへ送金する方法

Ledger Nano 仮想通貨

高価なNFTを安全に保管するには、ハードウォレットが一番です。
Ledger Nanoというハードウォレットは、初心者でも使いやすいので1つ持っておくと良いでしょう。
以前、メタマスクからLedger NanoへNFTを移動させる方法について解説しましたが、仮想通貨もハードウォレットに移しておくべきです。
今回は、メタマスクからLedger Nanoにイーサリアムを送金する手順について調べてみました。

対応通貨を確認!有名コインは網羅している

仮想通貨を入金する前に、Ledger Nanoはどんな仮想通貨を保管できるか調べておきましょう。
「LEDGER」公式サイトにアクセスし、「暗号通貨対応一覧」をクリックすると保管できる仮想通貨が出てきます。
ビットコインやイーサリアム、リップル、テザー、ポルカドットなど、有名な仮想通貨は大体対応しているようです。
上の方に検索画面もあるので、ビットコインなら「BTC」、イーサリアムなら「ETH」などのシンボルのアルファベットを入れれば検索することもできます。
試しに「LPOP」で検索してみましたが、まだ対応していないみたい・・・。
自分が持っている仮想通貨がLedger Nanoに対応していない場合は、今まで通りメタマスクか仮想通貨取引所で保管するしかないみたいですね。
NFT取引などですぐに使う用事がなければ、メタマスクから仮想通貨取引所へ資金を移しておいた方が安心だと思います。
詳しい方法はお使いの仮想通貨取引所の使い方を参照してくださいね。

Ledger Nanoの使い方をおさらい!アカウントとアプリが必要

Ledger Nanoの初期設定をした時、最後に仮想通貨専用のアカウントを追加したことを覚えていますか?
Ledger Nanoで仮想通貨の入出金をするには、それぞれの仮想通貨に対応したアカウントやアプリを用意する必要があります。
初期設定だけ完了していて、仮想通貨のアカウントとアプリを作っていない人は今のうちに作成しておきましょう。
例えばイーサリアムの入出金をする前には、イーサリアム用のアカウントとイーサリアム用のアプリが必要です。
仮想通貨アカウントはLedger Nanoをパソコンで操作するアプリ「Ledger Live」で、仮想通貨アプリはLedger Nano本体で使います。
アカウントとアプリを紐づけることで、入出金の履歴や残高が同期します。
ただし、Ledger Nano本体にインストールできる仮想通貨アプリの量には限界があるので注意しましょう。

アカウントとアプリを用意しよう!仮想通貨の名称に注意!

それではさっそく仮想通貨のアカウントとアプリをインストールしてみましょう。
Ledger Liveを開き、Ledger Nanoを接続しておいてください。

①仮想通貨アカウントを追加

メニューの「ポートフォリオ」をクリックします。
「アカウント追加」をクリックし、次に出てきた画面で仮想通貨を選択してください。
プルダウンメニューから探すことができます。
今回はイーサリアムを保管するので、「ETH」を選びますね。
下の方に選んだ仮想通貨が出てくるので、確認して「続行」をクリックします。

②仮想通貨アプリをインストール

Ledger Nano本体の左右のボタンを同時に押し、アプリのインストールを許可します。
インストールが完了したら、画面の指示に合わせてLedger Nano本体の左右のボタンを同時に押してアプリを開いてください。

③アカウントの名称を設定

Ledger Live画面で、「新規アカウントを追加」という文字が出てきたらアカウント名を入力します。
「イーサリアム保管用」とか「イーサリアム受け取り」とか何でもOKです。
決まったら「アカウントを追加」をクリックし、正常に追加されたことを確認して「完了」をクリックしてください。
これでアカウントもアプリも設定できました。

NFT

どのアカウントを持っていたっけ・・・?分からなくなったら「管理」を見よう

「あれも必要かも、これも使うかも」とやみくもにインストールしてしまうと、どの仮想通貨のアカウント・アプリを持っていたか分からなくなるでしょう。
また、アカウントだけ持っていてアプリをインストールするのを忘れていたということも・・・。
Ledger Liveメニューの「管理」をクリックすると、自分が持っているアカウントについてチェックすることができます。
3列目に「アカウント追加」と出ていれば、まだアカウントがありません。
4列目に「↓インストール」のボタンがあれば、まだアプリがインストールされていません。
それぞれクリックすれば、先ほどと同じように新規で作成できるのでやってみましょう。
ちなみに、アカウントが追加されていれば3列目は空欄、アプリがインストールされていれば4列目は「インストール済み」と出てきます。
どちらか一方しか作られていないと入出金ができないので、必ず両方揃えておくようにしましょう。

受け取りアドレスを確認しよう!Ledger Liveから

Ledger Nanoに仮想通貨を受け取るには、専用のアドレスを確認する必要があります。
まずLedger Liveを開き、メニューから「受け取る」をクリックしてください。
出てきた画面で受取アカウントを選択しますが、今回はイーサリアム用の、先ほど設定した名前のアカウントを呼び出しましょう。
選んだら「続行」をクリックし、アドレスが表示されたらコピーします。
接続しているLedger Nano本体でも同じアドレスが表示されているでしょうか。
確認出来たら本体の左右両方のボタンを同時に押します。
「完了」をクリックしたら、受け取り側の準備は完了です。

メタマスクから送金してみよう!手順を解説

Ledger Liveで使うアカウント、Ledger Nano本体で使うアプリ、受け取りアドレスが用意できたら、ようやく入出金が可能になります。
パソコンとLedger Nanoの接続、PINコードの解除を行なったら始めましょう。

①Ledger Nanoのイーサリアムアプリを呼び出す

まずはLedger Nano本体の操作から。
「Ethereum」と出てくるまで、左右どちらかのボタンを押してください。
この操作では、Ledger Nanoにインストールされているアプリの切り替えを行なっています。
例えば他にビットコインのアプリがインストールされていれば、Ledger Nanoのボタンを押す度に「Bitcoin」⇔「Ethereum」と切り替わります。
今回はイーサリアムを入金したいので、「Ethereum」と表示されている時に左右両方のボタンを同時に押してアプリを開きましょう。

②ブラウザとの接続を許可

Ledger Nanoの画面に「Settings」と表示されるまで、左右どちらかのボタンを押します。
表示されたら左右両方のボタンを同時に押してください。
「Contract data」と出てきたら左右両方のボタンを同時に押し、「Allowed」と出てきたら完了です。
これでブラウザと接続することができるようになりました。

③メタマスクに接続

Chromeからメタマスクを開きます。
ログインしたらアカウントのアイコンをクリックし、「Connect Hardware Wallet」をクリックしてください。
次に表示された画面で「Ledger」が青枠で囲まれていたら、「Connect」をクリックします。
その次ではプルダウンのメニューから「Ledger Live」を選択して「Unlock」をクリックしてください。
これでメタマスクとLedger Nanoが接続されました。

④メタマスクからLedger Nanoに送金

メタマスクの残高が表示されている画面で、「送信」をクリックします。
受取アドレスに先ほどコピーしたLedger Nanoのアドレスを貼り付け、送金する金額を入力したら「次へ」をクリックしてください。
送金金額とガス代を確認して、「次へ」をクリックします。
するとLedger Nano本体に「review transaction」と出てくるので、左右のボタンを同時に押して送金を承認してください。
本体に「Accept and send」と出てきたら完了です。

 

ちょっと手順が多くてややこしかったですね(^_^;)
慣れるまでは少額でやり取りした方が良いと思います。

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