クラウドファンディングにブロックチェーンが繋がったらどうなる?最新サービスをご紹介!

クラウドファンディング 仮想通貨

どんな夢を持つにしろ、まずはお金を貯めてからじゃないと好きなことができない・・・というのがこれまでの常識でした。
一から自己資金だけで起業するのは大変で、会社を作るなんてそんなに簡単ではありませんよね。
しかし最近は、クラウドファンディングによって夢を叶えている人もたくさんいます。
それもただの資金集めではなく、トークンを発行してDAOのような活動もできるようになったのです。
今回は、ブロックチェーン技術を応用したクラウドファンディングサービスについてご紹介しましょう。

クラウドファンディングとは?

まずは、一般的なクラウドファンディングから勉強していきましょう。
クラウドファンディングとは、ネットなどを通じて不特定多数の人が企業や団体に資金提供を行うことです。
例えば「野生動物の保護活動をしたい」という目的を持つ団体があって、ネットで寄付や投資を募るという方法があります。
クラウドファンディングには「寄付型」「購入型」「金融型」の3つのタイプがありますが、それぞれどんな特徴があるでしょうか。

・寄付型

被災地の復興支援や発展途上国に暮らす子供たちの支援として、寄付を募る方法です。
プロジェクトに対し、無償で資金提供をしてリターンは求めません。
これまでの募金と違うのは、ネットでプロジェクトの進捗状況などを確認できることでしょう。
自分が資金提供した団体がどのように活動しているのか、お金をどのように使っているのか分かりやすいのが、クラウドファンディングによる寄付のメリットです。

・購入型

権利や物品を購入し、プロジェクトに資金提供を行う方法です。
例えば、新進気鋭のアーティストの作品を購入したり、家長制度が厳しい国で自立を目指す女性たちが製造した商品を購入したりして、間接的に支援します。
プロジェクトを通じて支援が必要な人のもとに資金が渡り、教育や仕事の機会を与えることができるでしょう。

・金融型

投資や融資といった形で資金提供をする方法です。
以前は、上場企業だけに許された資金調達方法でした。
しかし、2014年の法改正によって、非上場企業や個人でも一人あたり上限50万円、総額1億円未満の資金調達が可能になっています。
例えば、ゲームの開発を目指す会社を立ち上げ、クラウドファンディングで投資・融資を募集する人も増えてきました。
資金提供を行う者は、株式の取得や利子・配当収入などのリターンがあります。
株式を売れば売買差益(キャピタルゲイン)を得ることも可能です。
今後さらに利用者が増えていくと期待されている方法で、現在でも多くのクラウドファンディングサービスから新たなビジネスが生まれています。

ブロックチェーン型のクラウドファンディングって?

これまでのクラウドファンディングでは、現金を集めていました。
例えば、目標金額1000万円と設定し、一口1000円などと決めて寄付・投資を募っています。
新たに生まれたブロックチェーン型のクラウドファンディングでは、ただ現金を集めるのではありません。
プロジェクトがトークンを発行し、これを購入してもらうことで資金調達を行います。
トークンは、暗号資産だったりNFTだったりと、プロジェクトによって形はさまざまです。
このトークンは資金提供を行った者の証でもあり、コミュニティのメンバーだけが保有できる特別なバッジと考えることもできるでしょう。
ブロックチェーン型のクラウドファンディングは資金調達をするだけでなく、一緒にプロジェクトを盛り上げてくれるメンバーを募集しているのです。

クラウドファンディングで取得したトークンの使い道は?

ブロックチェーン技術を使って発行されたトークンは、需要と供給のバランスによって価格が変動します。
プロジェクトの期待値が高まり、トークンがたくさん売れるようになれば一つひとつの価値が上昇していくでしょう。
例えば、一つ100円で購入したトークンが、1000円になる可能性があります。
価格が上がったところで売却すれば、利益ゲットです。
そのトークンがNFTであれば、マーケットで取引することもできますね。
また、クラウドファンディングで発行されるトークンは、コミュニティの投票や企画への参加などの場面でも利用されます。
トークンを売って利確するも良し、コミュニティ活動で使ってさらに報酬を狙うも良し。
ブロックチェーン型クラウドファンディングでは、資金提供をする側にもあらゆる稼ぎ方が考えられます。

FiNANCiE(フィナンシェ)とは?

ブロックチェーン型のクラウドファンディングサービスとして注目されている「FiNANCiE(フィナンシェ)」。
すでにアプリ版が登場しており、サッカーチームなど多くのプロジェクトがクラウドファンディングを利用しています。
資金調達をするプロジェクト側をオーナー、支援する側をサポーターと呼んでいるようですね。
オーナーが発行したトークンをサポーターが購入することで、プロジェクトの活動資金となります。
サポーターが増えれば増えるほど、トークンの価値も上昇していくでしょう。
ちなみに、FiNANCiEはポイントでトークンを購入する仕組みになっています。
プロジェクトに投資してトークンを得るには、まずFiNANCiEポイントの購入が必要です。
ポイントはクレジットカード決済のほか、コンビニや銀行振り込みでも購入できます。
FiNANCiE内でやり取りするため、メタマスクなど外部のウォレットが必要ないのも安心ですね。
トークンを売るのもアプリ上ででき、出金口座を登録しておけば毎月自動的に売上金が払い出しされます。
ただし、FiNANCiEポイントには有効期限があり、購入・受け取りから180日を経過すると消滅してしまうので注意!
もちろんトークンが値上がりするかどうかは確実ではないので、そこだけ頭に入れておいてくださいね。

NinjaDAOがFiNANCiEデビュー!

先日、彼氏がなにやら一生懸命ポチポチしていたので聞いてみると・・・。
イケハヤ氏が手掛けるNinjaDAOで、新たなプロジェクトのクラウドファンディングが始まっていたらしい!
しかも、最新クラファンサービスのFiNANCiEを使うということで、注目度がかなり高かったといいます。
(なんでそういうことをすぐ教えてくれないかな~(^_^;))
新たなプロジェクトはCryptoNinja Games(CNG)、その名の通りCryptoNinjaのゲームを企画しているみたいですね。
これはCNPに続く一大プロジェクトになりそうだぞ!と、多くのサポーターを集める結果となりました。
彼氏は試しに一口1000円で購入したのですが、現在十数万円になっているとか。
一時は50万円近くいったみたいですよ!
他にもさまざまなプロジェクトがFiNANCiEでサポーターを募集しているので、興味がある方はのぞいてみてください。

ブロックチェーン型のクラウドファンディングなら継続支援が可能

従来のクラウドファンディングでも、会報誌やノベルティグッズなどを配布しているところがありました。
これは集まった資金を一つの形にして、支援者にその結果を提示したという意味になると思います。
「いただいたお金で商品ができたので送ります、ご支援ありがとうございました。」
それで終わりになっているプロジェクトも結構多いのです。
また新たな企画をしてお金が必要になったら、別のプロジェクトとしてクラウドファンディングを利用することはありますが・・・。
せっかく支援するなら、もっと長く、もっと深く関わりたいなと思う人も多いのではないでしょうか。
トークンを購入するという支援方法なら、コミュニティメンバーとして属しながら一緒にプロジェクトの活動に参加できます。
特典をもらって終わりではなく、そのプロジェクトが大きな目標を達成するまでサポートし続けることができるのです。
これは投資というより、スポーツチームの応援に近いかも。
DAOをより身近に感じられる、画期的なサービスだと思います。

これからはSNS内のコミュニティより、クラウドファンディングサービスでDAOを設立するプロジェクトが増えそうな気がしています。
FiNANCiEではトークンの発行も簡単なので、ますます盛り上がりそう!
詳しい利用方法については、また後日調べてみようと思います。

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