NFTクリエイターが成功するにはSNSが重要?「HEXA」も気になる

NFT NFT

最大手NFTマーケットのOpenSeaでは、多くのデジタル作品がNFTとして売られています。
ここで探す人も多く、かなり競争率が高い市場になっているでしょう。
私がOpenSeaでNFTを出品したとして、果たしてお客さんに見つけてもらえるのか・・・。
大量のアジの群れの中から、1匹だけを見つけるようなものなのでは・・・。
そう考えたらちょっと厳しいかも(^_^;)
今売れている人のTwitterを覗いてみると、どうやらSNS戦略が重要らしいことが分かりました。
とにかくたくさん出品したり、作品のクオリティを上げたりするだけでは競争に勝てません。
まずはSNSで多くの人に知られる存在になる必要があるみたいです。
極端に言えば、SNSで有名になればどんな作品でも買ってもらえるのかもしれません。
今回は、SNSとNFTの関係について調べてみましょう。

売れているNFTのクリエイターはどんな人?

「国内NFTコレクションランキング」というものを見つけたのでチェックしてみました。
これは毎日更新されるOpenSeaの取引量ランキングです。
日本のクリエイターが出品しているものに限って、ランキング形式で取引データを掲載しています。
私が見ているタイミングでは、1位が「Murakami.Flowers Official」というコレクションでした。
これは芸術家の村上隆が手掛けるもので、彼の代表的なアート作品「お花」がモチーフになっています。
バリエーション豊富なカラーと表情ですが、お花の形は統一されており、一目で村上隆の作品だと分かるでしょう。
これをアイコンにしていれば「あのMurakami.Flowersだ!」と気付いてもらえそうです。
売れるためには、知名度がかなり重要になってくると思い知らされます・・・!
さらに2位も村上隆の作品、「Murakami.Flowers seed」でした。
3位は「CryptoNinja Partners」。
インフルエンサーで有名なイケハヤがプロデュースする「CryptoNinja」のサブキャラクターコレクションです。
「CryptoNinja」はコミュニティ運営を積極的に行い、日本最大のNFTコレクションに成長しました。
そのサブキャラクターコレクションまで、取引量3位になるとは・・・。
コミュニティの力ってすごいですね。

コミュニティ運営が成功のカギ!ファンを増やすには

1~3位までのコレクションを見てみると、もともとクリエイターやプロデューサーの知名度が高かったことが分かりました。
しかし「CryptoNinja Partners」の場合は、プロデューサーイケハヤだけの知名度ではここまで大きくなれなかったと思います。
イケハヤはNFTコレクション「CryptoNinja」を作るにあたり、Discordで「Ninja Dao」というコミュニティを作り、プレゼント企画やガバナンストークンの発行をしました。
ただ作品を出品するだけでなく、それを広めるための活動を精力的に行ったのです。
この活動で「CryptoNinja」が有名になったことが、さらにサブコレクションである「CryptoNinja Partners」の人気につながったのでしょう。
コミュニティを作ることはファンを増やすことに直結します。
反対に言えば、村上隆のような有名芸術家でなくても、ファンさえ増やせればNFTは売れるようになるでしょう。

今はSNSで有名になれる!クリエイターの想いを語ろう

昔は作品が評論家や有名芸術家の目に留まり、大物プロデューサーに見つけ出される作家はほんの一握りだったと思います。
しかし今はギャラリーを用意することもなく、自宅で作品をSNSにアップロードして全世界へ公開できるのです。
クリエイター自身が作品についての想いや、どういう作品を作っていきたいか展望を語るのも良いでしょう。
イケハヤのようにコミュニティで語れば、賛同した人が自分の代わりに作品を広めてくれるかもしれません。
たとえ初めは誰も知らないクリエイターだったとしても、毎日SNSで投稿したり、リプライやリツイートなどを繰り返したりすることでフォロワーを増やせます。
コミュニティを作ったら、フォロワーになってくれた人に声を掛けて参加してもらいましょう。
フォロワーからフォロワーへ、さらにコミュニティの輪が広がれば、大きな集団にすることも可能です。
このようにしてイケハヤの「Ninja Dao」も作られたのではないでしょうか。
フォロワー10名(全員友人)の私でも、今から始めればコミュニティ運営者になれるかもしれません!( *´艸`)

「HEXA」って何?SNS投稿をNFT化

SNSをやっている人のなかには「インフルエンサー」と言われる人物がいますよね。
インフルエンサーとは、大きな影響力を持つ人のことです。
芸能人・著名人でなくても、多くの人の心を掴む投稿をすれば話題になります。
さらにこの投稿をNFT化して、販売できるようにしたのが「HEXA(ヘキサ)」というサービスです。
HEXAでは、Twitterの投稿や写真もNFT化して売ることができるそうです。
例えば、有名サッカー選手の「今年も応援よろしくおねがいします」という写真付きツイートがオークションで20万円以上になったこともあります。
さらに購入者は落札した投稿に対して、自分のTwitterにリンクさせることが可能だとか。
出品者はこのリンクによって、自分の投稿を誰が買ったのか知ることができ、他の人にも分かります。
つまり、インフルエンサーの投稿の一部を自分だけのものにできて、それを他の人に自慢できるサービス、ということでしょうか。
さらにインフルエンサーの活躍により投稿の価値が上がれば、所有しているNFTの価値も上がります。
すでにSNSでインフルエンサーになっている人がNFTを始めるなら、HEXAの方がOpenSeaより早く売れるかもしれませんね。

 

SNSとNFTの関係を調べていたら、HEXAという新たなプラットフォームも発見できました。
やっぱりNFTって深いかも・・・!
SNSで印象的な投稿を作ってHEXAで売るというのも面白いのではないでしょうか。

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