NFTをプレゼントしてみたい!無償で作品を贈る方法とは?

プレゼント,贈り物 NFT

最近「母の日のプレゼントにNFTを贈った」というツイートを見かけました。
NFTはアート作品としてネット上の展示室に飾ることもできます。
その人のお母さんがメタバースに詳しいかどうかは分かりませんが・・・(笑)
また、NFTは投資の面も持っていますよね。
OpenSeaで取引されるNFTは、イーサリアム価格です。
イーサリアムの価格が上がっていくとともに、NFTの価値が高まります。
プレゼントした時は5000円くらいだったものが、10年後には50万円以上の価値になっている可能性も!
これからはNFTを贈るのがクールな時代になるのかな?
私も時代に取り残されたくはないので、今回はNFTをプレゼントするにはどうしたら良いのか調べてみることにしました。

 

OpenSeaでは「トランスファー」と言うらしい!

NFTを出品したり、購入したりする方法については以前お話ししましたよね。
NFTの売買には対価が必要です。
今回は、対価を受け取ることなくNFTを譲る行為について調べていきます。
OpenSeaの場合、無償でNFTを贈ることを「Transfer(トランスファー)」というみたいですね。
Twitterで時々、
「フォロワーが1000人突破したら私の作品をGiveawayします!」
「作品を買っていただいた人に、特典をGiveawayします」
というクリエイターからのお知らせを見ることがあります。
この「Giveaway(ギブアウェイ)」も無償でNFTを贈ることですが、実際にOpenSeaからNFTを送付する操作については「Transfer」といいます。

 

TransferするNFTを用意しよう!MINTまででOK

NFTを贈る前に、準備しておくことがあります。
まずはプレゼントしたいNFTを用意する必要がありますよね。
今回は他者から購入したNFTではなく、自分で作った作品を値段を付けずに贈る場合について解説していきます。
値段を付けないNFTを作るにはどうしたら良いのでしょうか。
まだOpenSeaのユーザー登録やコレクション(作ったNFTを置く場所)作成をしていない場合は、完了させておきましょう。
値段を付けて出品するコレクションとは別に、Transfer専用のコレクションを作るのも良いですね。
コレクションができたら、Transfer用のデジタル作品を作成します。
次にその作品をMINT(NFTとしてアップロード)してください。
これでプレゼントの用意ができました。

 

ガス代が掛かる!ウォレットの残高を確認しよう

イーサリアムで作ったNFTの場合は、Transferでもガス代が掛かります。
今回作成したNFTは値段を付けてはいませんが、コレクションの段階で「Ethereum」を選択すると、イーサリアムNFTとして登録されます。
Transferするのにガス代を掛けたくない!という場合は、コレクション作成時に「Polygon」を選択しましょう。
イーサリアムNFTをTransferする人は、事前にガス代を確認し、残高が不足しないかチェックしてくださいね。

 

相手のアドレスも入手しよう!ウォレットが必要

TransferするNFTが用意できたら、次に必要なのは送り先のウォレットアドレスです。
NFTのやり取りは、スマホやパソコンにあるフォルダで行われるわけではありません。
送り先のEメールアドレスではなく、メタマスクなどのウォレットアドレスを入手しましょう。
相手がOpenSeaのアカウントを持っている場合は、プロフィール欄にウォレットアドレスが表示されます。
分からない時は、直接相手に聞きましょう。

 

NFTを送ってみよう!プレゼントマークを見つけて

TransferするNFT、相手のウォレットアドレスを用意したら、プレゼントの準備は完了です。
相手のウォレットアドレスはコピーしておきましょう。
送るNFTの詳細ページに移動し、右上のプレゼントアイコンをクリックしてください。
するとアドレスを入力する画面になります。
あらかじめコピーしておいた送付先のアドレスを貼り付け、「Transfer」をクリックしましょう。
さらに次の確認画面でも「Transfer」をクリックすると、ガス代が表示されます。
金額をチェックし「確認」をクリックすると、NFTの送付が始まります。
しばらくすると「Your transfer is processing!」と表示され、送付されたNFTの画像が出てくるでしょう。

 

送られたNFTはどこにある?

NFTの送付が完了すると、相手方のプロフィールページにある「hidden」に入ります。
これは隠れフォルダのことで、他の人には見ることのできない場所です。
作品画像の下にある「…」マークをクリックすると、メニューが表示されます。
その中にある「Unhide」を選択し、さらに「Unhide」をクリックすると、プロフィールページの「Collected」に移動します。
送付先の人が分からなかった場合は、教えてあげてくださいね。

 

OpenSeaはバグが多い!?試しに送ってみるのもアリ

以前から
「MINTもLISTも調子が悪い!」
「処理中のまま、全然動かない!」
などという不具合が指摘されているOpenSea。
「OpenSeaの機嫌が直るまではしょうがない」と諦めているクリエイターもいるようですね(笑)
時々OpenSeaの動作が止まってしまうことについて、ネットやTwitterで色々調べてみても答えは見つかりません。
また、OpenSeaのサポートに連絡した人もいますが、回答がないままだということも多いようです。
Transferに関しても、いつまで経っても送れないことがあるとか・・・。
運営側によって頻繁に設定が変更されるのも、原因の1つかもしれません。
絶対にTransferで失敗したくないという場合は、練習として1,2点送ってみると良いでしょう。
例えば母の日のプレゼントを完璧にしたいなら、直前に兄弟へ送ってみるとかね!(^^)!
Polygonならガス代も掛からないので、いくら送ってもタダだし・・・。
イーサリアムNFTの場合は、ガス代が必要経費だと思うことにしましょう♪

 

ホルダー特典にも使える!Giveaweyしてみよう

自分のコレクションから作品を買ってもらったクリエイターは、購入者(ホルダー)特典としておまけのNFTをプレゼントすることがあります。
全てのクリエイターがしているわけではありませんが、特典を用意することはファンを獲得する戦略にもなります。
たまたま見かけた作品が気に入って購入したという人も「さらにもう1個買ってくれたらプレゼントします」と言われれば、また同じコレクションから探したくなりますよね。
無償でもらったNFTでも、数が集まると満足感が得られるでしょう。
また、NFTの購入者ではなく、Twitterのフォロワーになってくれた人やリプライをしてくれた人を対象にNFTをプレゼントすることもあります。
知名度の低いクリエイターが、「まずは自分の作品を知ってもらいたい」と考えて企画するのが多いですね。
NFTコレクターはGiveaway企画に応募して、まず無償で作品をゲットします。
もし気に入れば、今度は値段が付けられている作品も欲しくなるでしょう。
作品を購入して特典もゲットできれば、ますますプロジェクトに応援したい気持ちになりますよね。
商品と特典の両方を集めるうちに、「新作出てないかな?」と定期的にチェックするようになるかもしれません。
そうなれば、もうコレクションのファンですね!
新しいコレクションを作った時や作風が変わった時など、自分の作品に対する正直な評価を知りたい場合にも使えそうです。
ホルダー特典やGiveawayを考えている人は、Transferのやり方を練習しておきましょう。

 

NFTをプレゼントする時は、Transferを使えば良いのですね。
私もいきなり販売するのは怖いので、彼氏に作品をプレゼントしてみようかな♪

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