今年こそ使ってみたい!メタバースの始め方を解説

メタバース メタバース

メタバースがさらに進化するといわれている2024年。
今はちょっとブームが落ち着いていますが、これから始める人にとっては時代が歩みを止めてくれているかのような安心感があるかもしれません。
今のうちにある程度触れるようになっておけば、まだ波に乗れるはず!
2023年までに始められなかった人や、一度試してみたけど上手に使いこなせなかった人は再度トライしてみてはいかがでしょうか。
今回は、メタバースの始め方や楽しみ方を徹底解説します(‘ω’)

そもそもメタバースって何?

メタバースとは、Meta(高次元)とUniverse(宇宙・世界)を組み合わせた造語です。
いわゆる仮想空間のことで、自分の分身であるアバターを動かしたり、ネット上の会場でイベントに参加したり、デジタルの世界でさまざまなサービスを利用できます。
遠く離れた場所にいる人や世界中の人とコミュニケーションを取ることができ、大手企業ではリモート会議などでも活用されるようになりました。
さらに暗号資産やNFTの登場により、メタバースゲームやアバターに使用するファッションアイテムなどでお金を稼げるようになった人も。
ブロックチェーンプロジェクトを展開する企業も続々とメタバース事業に参入し、2021~2022年頃は多くのメタバースプラットフォームが誕生しました。

VRとは違うの?

メタバースとVRを混同する人も多いですが、ちょっと意味が違います。
メタバースが仮想の「空間」であるのに対し、VRは仮想空間をリアルに感じられるようにする「技術」のことです。
VRはVirtual Realityの略であり、日本語にすると「仮想現実」となります。
専用ゴーグルで視界を覆うことで、仮想空間にいるかのような体験ができるのです。
つまり、この2つの用語は「VRを使ってメタバースを楽しむ」などという使い方をします。
また、VR体験とは個人の仮想現実体験を意味しますが、メタバースは複数人でコミュニケーションを取るためのプラットフォームです。
VRよりもメタバースの方が、より開かれた世界を見せてくれるでしょう。

メタバースに必要なものは?

メタバースは、スマホ一つでも楽しむことができます。
その世界に入り込めさえすれば、すぐ隣で家族がテレビを観ていようと、仕事中だろうと、問題ありません。
しかし、多くの人がそれでは満足できないと思います。
よりメタバース空間に没入感を持たせるには、VRゴーグルは欠かせないアイテムになるでしょう。
各社からVRゴーグルが販売されていますが、Meta社がリリースした「Meta Quest」シリーズが一番有名です。
また、VRゴーグルに対応しているスペックのパソコンも必須となります。
メタバースには3Dグラフィックスが使われるのが一般的で、パソコンの処理能力が低いとカクカクした動きになったり、動作が途中で止まったりすることもあるようです。
良いところでいちいち止まってしまうようでは、集中して楽しめませんよね。
メタバースを最大限活用したいとお考えの方は、ゲーミングPCを導入しましょう。
まずは、お使いのパソコンでメタバースプラットフォームの使用が可能か確認してください。
他には、マイクやイヤホンを使ってよりメタバース空間に入り込もうとするユーザーも多いです。
それぞれメタバースやVRゲームを楽しむために開発されたデバイスがあるので、家電メーカーなどのお店で探してみてくださいね。

メタバースに暗号資産が必要になることも

メタバースプラットフォームのなかには、暗号資産の支払いが必要になるものもあります。
また、NFTアイテムの売買をする場合は暗号資産が必須となります。
まだ暗号資産を持っていない人は、暗号資産取引所に口座を開設してETH(イーサリアム)などの取引通貨を用意しておきましょう。
ただし、暗号資産も必要なく、無料で使えるメタバースプラットフォームもあります。
アバターを徘徊させるだけでも楽しめる場合があるので、まずはメタバースでどんなことをしたいのか整理してみてください。
例えば、時々メタバース内でNFTの展示をするイベントが開催されています。
NFTの鑑賞をするだけなら無料でできますが、気に入ったNFTを購入したいとなると暗号資産が必要です。
支払いのためにはメタマスクなどのウォレットも使うので、お使いのメタバースプラットフォームや参加したいイベントで何が必須アイテムになっているか確認しましょう。

NFT・独自トークンを購入しないと遊べないメタバースも

メタバースプラットフォームのなかには、まずいくつかの土地NFTを保有していないと遊べないものもあります。
その土地NFTに対し、独自のトークンが支払い通貨になっている場合も多いです。
例えばThe Sandbox(ザ・サンドボックス)というメタバースゲームで遊ぶにはLAND(ランド)という土地が必要ですが、プラットフォームから直接LANDを購入するにはSAND(サンド)が必要です。
ETHはガス代として使えますが、いくらETHを積んでもLAND自体を購入できるわけではないので気をつけましょう。
じゃあSANDを買うにはどうしたら良いのかというと、多くの国内取引所でも取り扱っているのでそれほど難しくはありません。
また、OpenSeaでLANDを購入することもできるので、その場合はETHがあれば手に入ります。
Coincheck NFTを利用している人は、マーケットでETHによるLANDの購入が可能です。
まずは利用を希望しているメタバースプラットフォームが何を使って遊ぶ場となっているのか、公式サイトなどでよく確認してください。

アバター作成ツールの使い方を確認しよう

メタバースプラットフォームによって、アバター作成ツールを提供しているところもあります。
プラットフォームにユーザー登録した後、用意されているデザインの中から選択して簡単にアバターを作成できるでしょう。
そのようなプラットフォームであれば難しい技術は特に必要ではないので、すぐにメタバースで遊ぶことができます。
ただ、アバター作成ツールによっては使い方がややこしいものや、別途ツールをインストールしなければならないものもあるので注意が必要です。
詳しくは公式サイトに掲載されているクリエイター向けの解説や、SNSなどユーザーのコミュニティアカウントをチェックしてみましょう。
特に作成ツールの提供がなく、アバターのデータをアップロードして使うメタバースプラットフォームもあります。
その場合は自分でアバターを用意することになるので、そのための外部作成ツールを探さなけれななりません。
また、プラットフォームが提供しているアバターで満足できない場合、自分でオリジナルのアバターを作成して楽しんでいる人もいます。
限られた選択肢の中では自分を表現できないという方は、ぜひアバター作成ツールにもこだわってみてください。

おすすめのメタバースプラットフォームをご紹介!

メタバースプラットフォームは続々と誕生していますが、次の3つが人気です。

The Sandbox(ザ・サンドボックス)

メタバース上にLANDという土地を持ち、その上にゲームや商業施設などの空間を作って遊びます。
LANDの貸し出しによって暗号資産SANDを稼ぐこともでき、ゲームのアイテムはNFTとして取引されています。
お金の稼げるメタバースゲームとして、多くのユーザーを抱える人気プラットフォームです。

Decentraland(ディセントラランド)

独自トークンMANA(マナ)を発行しており、この通貨によってゲーム上で出会えるアバターやNFTアートの購入ができます。
公式サイトにメタマスクを接続することでプレイでき、アバターはプラットフォーム上で作成します。
The Sandboxに似ていますが、Decentralandの方がおもちゃっぽいというか、古き良きゲームの趣も感じられるでしょう。
私はこちらの方が好きですね♪
現在、Coincheckが2023年の近未来都市をコンセプトにした「Oasis KYOTO」を建設中だそうです。

Enjin Platform(エンジンプラットフォーム)

ブロックチェーン技術を応用してゲームの開発ができるプラットフォームです。
人気ゲームのマインクラフトをブロックチェーン化したエンジンクラフトが開発され、土地やアイテムをNFTとして売買できます。
独自トークンENJ(エンジンコイン)が発行され、異なるゲーム間でのアイテム取引も可能です。

 

それぞれのメタバースプラットフォームで、さらなる空間の拡張や機能の充実が図られています。
今後成長するプラットフォームはどこか、新たに誕生するプラットフォームにはどんなサービスがあるのか、ワクワクしますね♪

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