「DAO」って結局何なの?コミュニティとの違いについて考えてみた

DAO Web3.0

仮想通貨やNFTは、実際に手に乗せて見ることができない仮想現実のものです。
メタバースと呼ばれる仮想空間も、パソコンやスマホの画面、VRゴーグルで見ることはできても実際に手に触れることはできませんよね。
これからの世界は、そんなものばかりであふれるのでしょうか。
近年は、特に「コミュニティ」のあり方が大きく変化しているといわれています。
今回はweb3.0の世界でますます発展していく可能性がある新しいコミュニティ、「DAO」について考えてみましょう。

「DAO」って?代表者がいないってどういうこと?

最近、web3.0の話題によく出てくるな~という印象なのが「DAO」という言葉です。
DAO(Decentralized Autonomous Organization)は日本語で「自律式分散型組織」といい、代表者のいない組織であると定義されています。
代表者がいないということは、組織の方向性はメンバー自らが話し合って決めるということです。
これまでの企業や団体には必ずトップに立つ人物がいて、社長・組合長などが大きな権限を持っていました。
会議が行われたとしても、結局は社長の鶴の一声で全てが決まってしまう・・・。
そういう場面も多々あったと思います。
しかし、DAOでは組織に属するメンバー一人ひとりに投票権があります。
誰かの一存で決まるのではなく、参加者みんなで意思決定していくのがDAOの仕組みです。
また、既存の企業や団体は限られたメンバーだけが会議に参加しますよね。
経営に関する会議に、新入社員や営業課の社員が参加することはほとんどありませんでした。
しかしDAOは、世界中の誰もが参加するチャンスを持っています。
DAOの活動に貢献すると投票権が与えられ、組織の意思決定に参加することができるようになるのです。

DAOと「コミュニティ」ってどう違うの?結局は同じ?

Discordなどのメッセージツールでは、NFTコレクションの運営者やファンで構成されたコミュニティがありますよね。
このコミュニティもDAOの一つであり、両者はほとんど同じものであると言っても良いでしょう。
実際にCryptoNinjaというNFTコレクションは「NinjaDAO」という名前で活動していますが、これは結局のところコミュニティです。
ただし、コミュニティは単にNFTコレクションや趣味などのファンの集いを指しています。
コミュニティには運営者や代表者がいることも多く、ただ「コミュニティ」と名乗っている場合は意思決定においてDAOとは違う性質のものかもしれません。
「これはコミュニティなの?DAOなの?」と疑問に思う時は、代表者がいるかどうか、意思決定は誰がするのかに注目してみてください。

DAOに入っておくべき?向いている人と向いていない人がいる

私が彼氏にDAOについて聞いてみたら、「これからはみんな一つはDAOかコミュニティに入っとくべきでしょ」と言っていました。
確かにLOLLIPOPもテレグラムのコミュニティがあって、そこでしか知り得ない情報もあるみたいだし・・・。
何のDAO・コミュニティにも入ってない人は、それだけ損をしているのかも・・・。
でも、私は全ての人がDAOやコミュニティに入るべきだとは思いません。
特にDAOの場合、ただ属しているだけでは参加メンバーとして認められないでしょう。
DAOは自律型の組織です。
参加するメンバーは、それぞれが組織のための行動をしなければなりません。
「誰か面白いことやってくれないかな?」
「何かお得な情報出してくれよ~」
と待っているだけのメンバーには、意思決定の投票権が与えられることはないでしょう。
DAOに入って得をしたいのであれば、自分も組織のために貢献するべきです。
そのため、そのDAOに強い思い入れがある人やコミュニティの活動を支援したい人は参加に向いていると思います。
自分から行動するのが苦手な消極的な人、もらえるものは何でも欲しがる「クレクレ君」、どこでも良いからとりあえず参加してみたいという人はDAOには向かないでしょう。
結局そういう人は「ただの傍観者だ」と判断されるため、何も与えられない可能性もあります。

ホワイトリスト目当ては嫌われる!?貢献度は何で決まるのか

先ほど紹介したNinjaDAOは、日本のDAOの中でも特に人気です。
ここに参加すると、CryptoNinjaの二次創作が可能になったりアニメ化やゲーム制作などのプロジェクトに関わることができたりするとか。
仮想通貨についての講座も行われているので、ここに属しているだけでも勉強になるでしょう。
ただし現状プロジェクトの意思決定に関与できるのは、ほんの一握りのメンバーだと思います。
アニメーターとして貢献している人、マーケターとして活動している人、インフルエンサーやアンバサダーとして認められている人などに主な決定権があるようです。
CryptoNinjaを持っている人に関連するNFTのホワイトリストを配布するということもありましたが・・・。
ただのホルダーと、プロジェクトのメンバーとは区別されているでしょう。
DAOにどれだけ貢献しているかによって、参加者が得られるものも違います。
あらかじめ「こういうことをしてくれたらホワイトリストをあげるよ」と明言しているDAOもありますが、はっきり条件を提示しないところもあります。
参加者の実際の行動によって、ファウンダーが貢献度を判断している可能性もあるでしょう。
ホワイトリストを取得するためだけに行動していると思われると、むしろもらえないこともあるそうです。
なんだか、既存の企業と似たところもあるのでは・・・?(^_^;)
結局は代表者に嫌われたらダメってことですよね・・・。
DAOと言っておきながら、NinjaDAOを引っ張っているのは限られたメンバーです。
やっぱり日本人ってリーダーがいないと何にもできないのかもしれません。
私は正直、DAOもコミュニティも学校の部活動も、日本人が組織している限り大して変わらないんじゃないかと思っています。

Discordの活用が必須かも!関連ツールの用意をしておこう

DAOに入りたい!という人は、そのDAOが活動しているコミュニケーションツールを用意する必要があります。
例えばDiscordは、NinjaDAOなど有名なDAOやコミュニティで使われている基本的なツールです。
他にもテレグラムやTwitterのグループ機能を使っている場合があります。
また、DAOの活動としてZOOMを使ったオンライン会議を導入するところも出始めているそうです。
入ってみたいDAOが見つかったら、どのツールで活動しているか調べてみましょう。

DAOに入るのは無料?有料?著名人のDAOもあるけど注意が必要

ちなみにDAOに入会するのは基本的に無料ですが、なかには入会金を取るコミュニティもあります。
音声メディアで情報を配信するため、有料のサブスク登録をする必要があるものも・・・。
本当にそのDAOに入ってメリットがあるのか、しっかり考えてから参加してくださいね。
なかには実業家としてテレビでも有名な人物が立ち上げたDAOもあります。
でも、名前が売れているからといって彼がweb3.0やNFTに精通しているとは限りません。
そのDAOに入ったら必ず得になるとも限りませんよ。
月額数千円も取られるのに、入ってみたらただの雑談チャットルームだったという可能性もあります。
DiscordやZOOMなどのツールは基本的に無料で使えるので、わざわざお金を支払ってまで参加する必要があるのか落ち着いて考えてみましょう。

 

新たなDAOが続々と立ち上がっていますが、そのうちいくつが生き残るかは分かりません。
芸能人がある日突然「実は子どもの頃から思い描いていたキャラクターがあって・・・」とNFTコレクションを立ち上げたこともありました。
どれに懸けるかはあなた次第ですが、自己責任ですからね(^_^;)

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